PEACE MAKER ACTION60:Believe 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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PEACE MAKER ACTION60:Believe 感想

PEACE MAKERの感想です。

ネタバレありなので、良ければ続きを。











・前回の話→ACTION59感想リンク


場面はホープとコニーの対決終了直後に。結局、ホープはコニーに止めは差せずに助けてました。

大闘技都市では門に控えている役員にリタイア通告すれば治療を受けられる(※単行本3巻参照)のですが、
その門の元にコニーを運び、預けていました。「どうしても殺しきれなくて殴って気絶させた。」と。

とにかく今回のここ大闘技都市での決闘の勝者はホープ。

これでホープは早くもG・O・D参加に必要な7枚の証書を集めた模様。


ニコラとカイルも命は助かったコニーを見て一安心。

「ホープの奴……あんな事言っておきながら。まったくヒヤヒヤしたぜ…。」

同意。ホープもアトラも完全に殺したような発言してましたからね。
…勝った後のホープの描写は止めはさせない描写でしたが…。

そのままにして去ってしまったのかと思ってましたが、完璧に助けてるじゃん!
言ってる事とやってる事が違いましたよ!ホープさん!

「あいつが生きていた事やその上銃士になってたりと驚きの連続だが、一つだけ変わらねぇ事がある。
やっぱりあいつに殺しは似合わねえよ。」



…そんな、完全に非情にはなりきれて無かったホープ。アトラに勝者が浮かない顔をしてると指摘されます。

銃を引き継いでくれたニコラにもあんな言い方しちゃって、残酷な人、と茶化されます。
…でもそういうアトラもコニーが葬られたとか、いかにも死んだみたいに言ってたよね?

ホープは仕方無い、事実は事実、あの銃に縛られているようじゃ到底コールに太刀打ち出来ない、と答えます。

…それは実際にコールと戦って得た実感。

何も背負ってない中途半端な奴だった、それを見透かされ撃ち砕かれたと。

「その時思ったよ。あの男と対等に向き合うにはそれなりの業を背負う必要があるって。
そのためにはあの銃じゃ駄目なんだ…。人を殺す道具でありながら業を背負う事を拒否するあの銃じゃな…。」


そういうホープですがアトラはそれを聞き笑いながら、結局コニーに止めを刺さなかった事を指摘。

「やっぱり…あなたは甘さが抜けないわね。」

分かってる、G・O・Dの舞台に立つまでにはなんとかすると答えるホープ。そのために5年もの間鍛えて来たと。
兄であるコール・エマーソンの野望を打ち砕く為に…。

…このシーン、ホープに関しては結局の所決意はしたが根は変わってはいなかったという感じですが、
アトラも何か気の良いおばちゃんに見えますね。

しかし、アトラがエルプトン城で見せた姿は狂気的でしたし、ホープも前回、コールの如き圧力で
コニーを倒したのも事実。

…となると気になるのはアトラの目的…クリムゾン一派の壊滅。…それを狙う理由ですね。
ホープもそれを聞いて協力してるようですし…。単純な理由ではなさそうですしね。

とにかく、次はエイドリアンの番だというホープ。彼もあと一枚で証書が揃うらしい。…。

エイドリアン、決闘出るの!?決闘者なの!?暗殺者じゃないの!?

…これ予想外でした。アトラ仕込の暗殺術で裏方だと思ってたんで。

…ホープとアトラ、エイドリアンはマウントタルカスへ向かいます。


一方のニコラ。カイルにコニーの事を任せて、彼女が目覚める前に旅立ちます。
私に会ったらコニーの方が辛いと。

ここからG・O・Dの舞台まで一人で大丈夫かを問うカイル。

コニーに十分鍛えられているからと答えるニコラですが…。

カイルが聞きたかったのはホープを最も慕っていたと思われるニコラが、
その彼とG・O・Dで戦えるのかという事でした。

「正直色々な事がありすぎて頭の中が混乱してる。コニーの事。ホープの事。」

アクアタルカスでの幸せの絶頂から奈落の底に一気に落とされたみたい、そういうニコラですが…。

「今は信じるしかない……。あの頃のホープの…その思いを………。私は信じるよ。」

…かつてのホープの思いと銃を継いで決闘に挑んでいたニコラ。

それでは勝てないと他でもないホープ自身に否定されてしまったワケですが…。

それでも考えを変えずに進む事を決意したようです。

…でも、ニコラはかつてのホープを越えてると思うんだよね。

決闘に人を殺さずに勝ち進むという信念の元でG・O・Dに挑んでるワケですし。
1章でのホープは決闘そのものに出たがらないという感じでしたから。


…旅立ったニコラを見送ったカイルは、目を覚ましたコニーに会います。

ニコラにとって、いろんな意味で最強の敵であるホープを止められなかったというコニー。

カイルは自分の事より他人の事を心配するコニーに変わったな、いいコンビだったんだな、と。

そしてコニーは膝下からの感覚が無い、身体がもう飛ぶ事と教えているのかと今の状態について問います。

それにカイルはそうだと答えました。…両膝が完全に破壊されていると。

「“絶対王者"は……引退だ。」

…命は助かったものの、やはりもう跳べず、戦う事は出来なくなったようです。

ここが自分の居場所、自分の居場所がなくなるのは死んだときだと思っていたが、
こんな醜態をさらす事になるとは…そう語るコニー。

「これも今まで多くの連中の人生を奪って来た報いか…。」

身を置く場所を失った、どこへ行けばいいというコニーにカイルは、らしくねえ、
そんな事言ったら俺だって行くアテなんてねえといいます。

だからどこにだって行ける、生きる場所なら無限にあると。

そんな事考えるよりケガを治せ、そして一緒にお前の教え子の勇姿を見にいこうという
カイルの言葉にコニーも安心した様子を見せました。…ニコラの事も信じる事にしたようです。

「あいつなら大丈夫だ。私が徹底的に鍛え上げたんだ。どんな困難をも乗り越えられる。
きっと打ち勝てるはずだ。相手があのエマーソン兄弟であっても。」



…場面は再びホープサイドへ。マウントタルカスに到着していました。ホープは5年ぶりに来た場所。

あのときはサンドタルカスと戦争になるかと思ったが結局何も変わらなかったというホープに、
事件(※単行本4巻参照)が未遂に終わった事で戦争にまでは発展しなかったというアトラ。

仕掛けたザジ・カシムのバックにはP・クリムゾンがいたし、迂闊な事は出来なかったと。

その事件、毒の散布を未然に防いだのはあなたたち、あなたがこの国を救ったようなもの…というアトラに、
あの時の事は俺達しかしらないはずなのに、一体いつから監視してたんだというホープ。

あなた達の動向を見ているのは面白かったというアトラは、これからこの町で決闘に挑む
エイドリアンに「しくじるんじゃないわよ。」…とだけいって、自身は諜報活動に。

…息子が殺し合いの舞台に行くのに自分はスパイ活動か、等というホープに…。

「それがなんだ!?僕と母は固い信頼で結ばれている。」

負けるわけがないと思っているからこそ安心して自分の仕事が出来る、
知り合いというだけで中途半端な戦い方しか出来ないお前とは違うと。

…エイドリアン、喋ったぁ!マザコン気味なキャラでした。

「見ていろ。この僕が教えてやる。完璧な戦い方をな。」

…そういって決闘場に向かうエイドリアン。その姿を見た観客はざわめきます。

エイドリアン、何と銃を持ってません。…どうするつもりなのか…?

相手の男もふざけんなよ、自殺でもしに来たのか、死にたきゃてめえで勝手に死ねと罵ります。

銃を忘れたならとりにいってもと審判員に言われてもこれでいいと答えるエイドリアン。

その様子を、実はここに来ていたニコラも見ていました。…さあどうなるのか。答えは…。

投げナイフ!

そう来ましたか…。ニコラにも腕の動きが見えない速さでしかも5本。正確に急所と腕に当てています。

母譲りの暗殺者スキルを用いて決闘するというキャラでした、エイドリアン。
…普通に親子でコール暗殺を狙った方が良い気もしますが。

…そんなのありかという観客の声もありますが、それをいったら暁丸なんて
刀で決闘してたんだからありだよな。うん。

少なくともこの世界では銃を使わなきゃダメというルールは無い模様。


…その実力を見せたエイドリアンに、ホープは相変わらず見事な暗器捌き、さすが暗殺者の息子と称えます。

当然の結果、あの距離なら銃よりナイフの方が断然早いとエイドリアン。

どんな銃士が来ようと負けない、お前やコールエマーソンであっても、と。

母の望みはクリムゾングループを叩き潰す事、その為に現総帥のコールを葬る…。

「母の願いを叶えるのはこの僕だ!!」…やっぱりマザコン。


…そして今回、最後に登場したのは…深紅の処刑人ゴードン・ヘッケル!

アトラを狙っているらしく、しかもニコラも繋がっていると勘違い見ており…。

「今度こそ一網打尽にしてくれる。」

…と呟きます。

ゴードンの1章のラスト依頼の再登場シーン。ここで次回へ!


ゴードン・ヘッケル来た!1章のラスト以来、どうなったんだろう?…でしたがここで来たぜ。

その1章ラスト、結局コールに従ったかどうかははっきりはしていませんでしたが、
どうやらそのようで、コールに仇なすアトラを始末しにきたようですね…。

そしてコニー、生きてました。まあ今月のウルトラジャンプ表紙、コニーでしたし。
…それで死んでました!…だったらある意味凄いですが。

やはり戦線復帰は出来なくなってましたが…。でも無事で良かった!

しばらくの間は死亡扱いで引っ張ると思ったがそんな事はなかったぜ!
まあ考えたら引き伸ばして生きてました展開だとホープの二番煎じになりますしね。


アトラの息子エイドリアンも新たな決闘者としてキャラ立ちし、盛り上がってきました。

ホープも根っこの部分は変わってなかった事も分かりましたし、どうなっていくのか?


とにかく次回も楽しみです。次号はジョジョリオン休載なのでその分も。




・PEACE MAKERのコミックス8巻。

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