ジョジョリオン #108 最後の厄災 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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ジョジョリオン #108 最後の厄災 感想

今週のジョジョリオン感想!

今週は遂に決着です!

ネタバレありなので良ければ続きを。


















前回の話→#107感想

前回は花都がやってくれました。

透龍に奇病に侵されたつるぎを当てて等価交換開始させまたのです。

新ロカカカの果実を食べたのは僕、そう考える透龍。

康穂と常秀のときは果実を食べた康穂が完治して悪いものは常秀にいきました。

しかし花都はそれについて対策済。

新ロカカカの鉢はバラバラにして接ぎ木した枝をスペース・トラッキングの能力でカードとカードの間ですり潰して樹液にし、それをつるぎに飲ませました!

原液100パワー!…で等価交換の流れはつるぎを治す方向に。

重症になりつつあった奇病を瀕死の身で受けて体が崩れだす透龍。

激昂してスタンドで花都を直接攻撃しようとしますがそのスタンドも崩れる!

残っていた新ロカカカの枝をすり潰してしまった事を批判する透龍。

透龍
「『地球上の生命の為の摂理』!!この完璧な植物を永遠に失ってしまう!」

…しかし花都。意に介しません。

花都
「つるぎのこの『病い』は…あんたが全部持って行け」
「そしてこの『罪』は…全て私が背負って行く」

…最後は元カノである康穂にすがり始める透龍。康穂が動かないと声を荒げます。

透龍
「康穂ッ!このクソ女をさっさと止めやがれェェェェェエッ」

…しかしこの叫びと共に透龍の体は決定的に崩壊。バラバラに砕け四散…。…しぶとかった彼もこれで本当に最期でしょう。

最後に彼の目に見えたのは1匹のスズメバチ。岩人間が生存のために最初に利用する生物…。実際にそこにハチがいる訳ではなく…思い出なのかと感じ透龍は砂状まで体が砕けていきました…。

…変わりにつるぎは等価交換にて奇病も治り完全復活。母密葉に抱きしめられます。

そして東方家に近づく消防車や救急車のサイレンの音。飛行機のスライドパネルが落ちてきたという事故が起きてるので駆けつけて来たのか…。

…そして花都さん。透龍が持っていた折り畳み式鋸が腹部を深々と裂いて重症を負っていました…。

透龍の動きをスペース・トラッキングのカードで封じたのは攻撃判定を免れていましたが、枝をすり潰して樹液をつるぎに与えて奇病を等価交換で透龍に移したのは攻撃意志ありとみなされて厄災能力によるカウンター受けていたようです…。

見事に透龍に止めを刺した花都ですが相討ちという結果に…。

倒れて死の淵の花都が最後に思い浮かべたのは憎んでいたはずの憲助や定助まで含まれた東方家の人々…。

自分が捕まった時に罪は本当でも家族の為なのに庇って貰えなかったことを恨んでいたものの夫憲助に対する愛は残っていたようですね…。記憶喪失で引き取った定助も家族として迎えましょう気持ち持ってたのか…。

…刑務所から出た時にはこれから取り戻す言ってたのに悲しい最期…。


康穂
「『ジョジョリオン』…ーこれはー『呪い』を解く物語」

…康穂によるこれまでの事のまとめ的なモノローグが。

東方家の人々は様々な思いを抱え大き過ぎる犠牲と代償を払ったがつるぎは完治して希望は見える、と。

「『呪い』はこの時解かれたのだから…」

…最初に呪いを解く物語とされて始まったジョジョリオン。遂にここで呪いが解けたと語られました…。いよいよ終わるときが来たという感じです…。

…そして完治したつるぎは新ロカカカ騒動の中で常敏の能力で首筋に熱を与えられ倒れた憲助の側に。

常敏は手加減してたので憲助の傷は深くなくまだ助かるはずという空気になるのですが。

憲助の症状が突然悪化!康穂がみたのは院長の姿!…院長は透龍のスタンドで先程本体と共に崩れたようにみえましたが厄災の理自体は残っていたのです。

透龍のスタンド、ワンダー・オブ・Uはその厄災の理を自分の為に利用できるというだけで発生してしまった厄災はまだ続いていた!憲助の症状悪化はその体に入り込んだ厄災によるものでした。

そこに現れたのは病院から戻った定助!

康穂をさがらせてソフト&ウェット・ゴービヨンドの見えないシャボン玉を憲助の体に向けて発射!

憲助の体は傷つけずにその中に潜む院長スタンドの形をとっている厄災を見事に粉砕!

…厄災を消し去った定助に寄り添う康穂の姿で今回ここまでです。


もう次回最終回!…となってもおかしくない締めでしたがジョジョリオン完結告知は無しでした。まだ2話はありそうですね。

定助の新能力、ソフト&ウェット・ゴービヨンドはまだ正確にコントロールできるわけではないと今回の使用時に言っていましたが、ある程度狙って繰り出しており、憲助には当てても素通りで厄災のみを倒しているので大分制御出来るようになってる模様。

新ロカカカはなくなってしまってホリーさんはどうするのかなどの残る要素をエピローグとしてしっかり2話以上かけて描いたりするのか、それともラスボスと思われた透龍を倒しても7部のような『何か』が起きてしまうのか…。

…以前に描写された新ロカカカ収穫直前の東方家にはどうにも繋がらないですね。新ロカカカ自体、接ぎ木の鉢までなくなっちゃてますし。

…流石にここから繋げるのは難しそうだしこのまま触れずにまとめてしまうのかなあと思いますがどうなのか。そこつっこまなければいい感じで終わりそうですし。

どちらにせよいよいよ完結に向かうであろうジョジョリオン。次回も楽しみにします。




・ジョジョリオン26巻。デジタル版。

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次回考察

感想お疲れ様です
透龍の死亡シーンはかなり爽快感を感じましたね、とことん利用しようとした新ロカカカを使われて敗れると言うなかなか皮肉な敗北も面白い

で、やっぱり13分前のシーンには繋がりませんねこれw
ただ、突然現れた上一人称が「僕」に変わってる定助に違和感を感じて無理やり辻褄を合わそうとした結果

「実は院長が憲助の症状を悪化させたところまでは現実だけど、定助が登場してからはペーパー・ムーン・キングの幻覚だった」説が自分の中で浮上してきてます

で、その後「おじいちゃんが死にかけたけどみんなのヒーロー定助が助けてくれたぞバンザーイ!!」みたいな感じで終わらせておいて、実は死んでいた憲助が生きている幻覚を見せ続けてるのが13分前のシーンのつるぎだった・・・・・的な

ただまあちょっと惨すぎるし、これはこれで色々と矛盾があるんでなかったことになるんでしょうね・・・・

無題

ワンダー・オブ・名無しさん、コメントありがとうございます。

透龍は言われるとおりどこまでもロカカカを利用しようとする男がその等価交換で倒されるというのは因果応報で、花都さんやってくれたぜ!…という感じで爽快でしたね。

その後の彼女の方も厄災でやられてたのは悲しかったですが。

13分前のシーンは書かれた21巻で見返してみたらつるぎがペーパー・ムーンのカエル出してたりするんですよね。

幻覚説もワンチャンある?…という事かなという要素ですが、先に上げた透龍へのトドメとか13分前の描写との矛盾を除くとうまく決まった感じはするのでそれが幻覚になるのは惜しいかなあとも思います。

荒木先生も筆に任せていったら繋がらなくなったけどいい展開で〆れたからこのままいこうとしてるのではないかと今は思ってます。

そこをこれからの展開でうまく13分前に繋げた展開きたら荒木先生はあれなんだったんだとかそういう事よくある人だし…とか思ってすいませんでしたと全力謝罪になりますねw

第9部への伏線?

決着はしたけど、全然場面が繋がらない。
さすがに、差がありすぎるので残りの話で伏線が回収されると思われます。
私の予想では、そもそも定助がいる世界が平行世界であり基本世界ではない。基本世界の方ではちゃんと、憲助も死亡(?)しつるぎが運んでいる。
根拠としては、東日本大震災後の世界のはずなのに吉良と仗世文の回想であった津波の話が一切出てこなかったこと。死亡して、東方家の土地に呑まれた時点で平行世界に移動していたのかもしれません。

無題

Nさん、コメントありがとうございます。

もう普通には繋がらないのでしょうし、繋げるなら言われるような並行世界とか時間を巻き戻すとか事象を変えるとかそういうレベルの自体が必要ですよね。

逆に13分前のシーンが平行世界の話でこちらは大統領みたいな平行世界に干渉できるような何者かが何らかの意図でこの世界の結果を変えたんだよ!…とかはないか…

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