サガフロンティア 7人7様の各編について書いてみる。(2)|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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サガフロンティア 7人7様の各編について書いてみる。(2)

サガフロの各シナリオについての記事の続きです。

T260G編、アセルス編、そしてアルカイザー(レッド編)について。

…更に+1(ネタ)あり。

ネタバレありなので、良ければ続きを。











【T260編】

ボロの少年、タイムが瓦礫の中から発見したメカのコア。

見た目まんまタコですが技術者、タコおじさんの手により有り合わせのパーツから作られたボディによって
再び起動します。

コアの形式にタコおじさんの意見によりGが付いて、T260Gと呼ばれる事になったそのメカには
果たさなければならない任務がありました。

タイムとその姉、ローズマリーの二人と『タイム探検隊』の一員としてしばしの時を過ごしますが、
ボロの近隣のリージョン、スクラップで幅を利かせるカバレロ一家の手が伸びてきた事をキッカケに
見た目はただのオッサン、実は剣豪、ゲンさんと共に旅立ちます。

カバレロ一家を叩いてボロへの手出しを止めさせた後、自らに与えられた任務を知る為に
その旅を続けていくT260G。

そして明らかにされた任務の内容、それは…。 

↓ 伏字です。
リージョン破壊兵器『RB3』の破壊。再び起動したRB3の内部に侵入し、心臓部を破壊する事になります。 

その任務を成し遂げたT260Gのその後は…。

エンディングはT260G編が一番好きです。なんというかじわっとくる。

↓ また伏字。エンディング内容なので。

…役目を果たし、停止してしまうT260Gですが…。

そのT260Gをゲンさんが殴りつけて再起動させます。

T260G「ボロへ帰ります。」 ゲン「わかってればいい。」

…ゲンさん最高です!


…システム的にはT260Gはボディを変えて、色々なタイプのメカとして戦う事が出来たりします。

これはエミリアのコスプレ衣装変更もそうですが、T260G主人公の時だけ出来る事ですね。 

他のキャラ主人公で仲間にしても出来ない。そして他のキャラでの仲間の場合、『G』が付いてないという。
主人公の場合はあんなにこだわってたのにどうしたタコおじさん。

…こんな感じでタコおじさんで締めになりましたが、T260G編でした!メカ好き向け?


【アセルス編】

少女アセルスは不運にもお使いの途中、妖魔の馬車に轢かれてその命を落とした…はずでした。

しかし、その馬車に乗っていた最強の妖魔、オルロワージュが戯れに彼女に自らの血を与え、
半妖として蘇らせた事で数奇な運命の物語が始まります。

人間でも妖魔でもない…そんな世界で唯一の存在になってしまったアセルス。

針の城での妖魔たちとの出会い、アセルスを慕う白薔薇姫との逃避行…。

物語の終わりにアセルスが選んだ、生きる道は…。

妖魔、半妖、人間の3通りの結末があるマルチエンドになってます。

そのなかでは半妖エンドが好き。 人間エンドがアセルスにとって最良といえばそうなんですが…。

↓ ED内容に踏み込むので伏字。

オルロワージュとの決戦時のセリフもエンドの種類で変わるんですが、
これが半妖編、一番良い感じなんですよ。僕的に。

「私は私。妖魔の血が混ざってもそれは変わらない。」
「妖魔からは半人と馬鹿にされ、人間からは半妖とさげすまれても、私は自分が好き。」
「それでいいんだって分かったわ。苦しんだり、悩んだりすることも私の一部。」
「だから、これからもこの運命と共に生きていくわ。」

…こんな感じで。ED内容も一番好き。妖魔としてのアセルスの師、イルドゥンの変わり様に驚きます。
デレた。優しくなった。


アセルスと白薔薇姫とで百合の花が咲いてるのはちょっと危ないですが…。

逆に考えるんだ。そういう関係があってもいいと考えるんだ。

…実際、妖魔というのは見た目は男とか女とかあっても、根本的には性別という概念が無いらしいです。
アセルスは人間から半分妖魔になっちゃった身なので、戸惑うシーンもありましたが、
それに対してゾズマが、「くだらないことに縛られてる。」と返してたし。
つまり美形男姿の妖魔も多く出てくるのでBL好きな方々には美味しい設定という事に。

…どうにもな感じになりましたが、キャラ能力的にはアセルスは最終的にサガフロ最強候補の一角だと。

何せ半妖だけに人間の能力に加えて、妖魔化すれば能力アップ+妖魔武具憑依能力も使える訳で。
人間と妖魔の2種族のいいとこどり出来ます。

…ただ妖魔武具の能力はエンディングに影響する要素のひとつなので、人間エンド狙いだと使い難いですが…。
妖魔化に1ターンかかるしね。

…そんな感じで独特の雰囲気があるアセルス編ですが、それを毛嫌いしなければ強力な武器を
入手出来たり、このシナリオでしか仲間に出来ない妖魔キャラもいるので中々楽しめますぜ。


【アルカイザー(レッド)】

※まともに説明する事を放棄したノリで書きます。ご了承下さい。

「ブラッククロスだけは許さねえ!」

アルカイザーとは悪の結社ブラッククロスと戦う正義のヒーローである!

レッド(小此木烈人 おこのぎれつと)は、全リージョンの支配を目論む悪の組織ブラッククロスの手により
父である小此木博士を始めとした家族を奪われ、自身も瀕死の重症を負った!

…しかし!リージョン、サントアリオからやってきたヒーローの一人、アルカールによって
そのヒーローとしての力を与えられた事でその命をとりとめる!

家族を奪われた怒りに燃えるレッドは家族の仇であるブラッククロスを叩き潰す事を決意。

ここにブラッククロスの悪事に敢然と立ち向かう新たなヒーロー、アルカイザーが誕生した!

立ちはだかるは宿敵シュウザーや強敵メタルブラック等、ブラッククロス四天王!

  
父、小此木博士の知人だったがブラッククロスに組した悪の科学者Dr.クライン!

そしてブラッククロス首領…。

放て!ヒーロー技!アル・フェニックス!戦え!アルカイザー!悪を滅ぼすその日まで!

…という感じで、シナリオの1つとしてオリジナルヒーロー物が楽しめるRPG、サガフロンティアです。
個人的には…ごらんのとおり大好きだよ!こういうの!ヒーロー最高!



【ヒューズ編】(※ネタです。)

クレイジーと呼ばれるIRPO隊員、ヒューズが主人公!

他の7人のメインシナリオ全てに関われるというリュート編を越える超フリーシナリオ!
彼の活躍にリージョン界の未来がかかっている!


…というのが開発段階ではあったようですがボツになった模様。

惜しいと思う方はこの本、裏解体真書をどうぞ。



そのボツネタを元にした小説が載ってます。そのタイトルも…。

『ヒューズのクレイジー捜査日誌~8人目の主人公になりそこねた男』。

様々なサガフロネタを混ぜていて、なかなかどうして面白い内容です。
…実際のゲームでもヒューズ編あったらな、と思えます。

…まあでも、ヒューズ編で他のメインシナリオ全部に関われるとかだと、
他の各編を1つずつ別にプレイする意味合いが薄れてしまう面はあるしな…。

…とにかく、サガフロはシナリオ面では色々バラエティ豊かな7編を選んで遊べるのが良いとこですね。
1つ1つは長編ではありませんが、その分凄く手軽に遊べる感じです。

システム的にも色々試して繰り返し遊べる要素も多いと思いますし。
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