ジョジョリオン #107 東方花都の“攻撃” 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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ジョジョリオン #107 東方花都の“攻撃” 感想

今月もジョジョリオン感想書きます!

ネタバレありなので良ければ続きを。





















前回の話→#106感想

前回、どこにも存在しない性質故にあらゆる条理を越えて攻撃出来る見えないシャボン玉を放つ定助の新能力、『ソフト&ウェット越えて行く(ゴービヨンド)』が康穂の助けも得て遂に透龍に炸裂!

定助のいる病院側ではホリーさんは守ったものの、豆銑と虹村さんは透龍のスタンド、ワンダー・オブ・Uの厄災能力の前に倒れています。定助自身も満身創痍。

とはいえゴービヨンド2発目も喰らい流石に透龍の方も終わりだろと思われましたが・・・そこに現れたのは東方花都!

彼女は息子の為に好物のクリームシチューを作ってきましたがその息子常敏も透龍の厄災能力により死亡していました…。


息子の死を知り涙を流し悲しんでいる花都に対し最後のあがきで復活するため新ロカカカを食べていた透龍は彼女との等価交換を狙います。

落ちていた折り畳み鋸を拾い刃を出して突き付け…常敏は願いも叶わないまま死んだ、あなたたちに何が残っている?…などと挑発を始める透龍。

…まだゴービヨンドの見えないシャボン玉で腹と喉抉られてるのにまだそんな足掻きが出来るのかという…。

康穗は花都に気持ちはわかるが誘いに乗ってはいけない、息子の仇である透龍に攻撃すれば厄災能力にやられるので駄目と呼びかけますが…。

しかし花都は透龍を見据えてスタンド、『スペーストラッキング』を発動!

透龍
「15年前、長男の常敏の為にどこかのムカつく少年を殺した」
「刑務所で罪はつぐなったが夫の憲助にはいまだにそれを許して貰っていない」
「『愛』ゆえなのに」
「それで今のあなたにはどんな思い出が残っている?」
「『残酷さ』だけだ」
「生前常敏が願った夢は…何一つ報われていない」

花都の過去を把握しており更なる挑発をする透龍。

花都は康穗の静止を振り切ってカードを透龍に放ち攻撃してしまった!…と思いきや、ワンダー・オブ・Uのスタンドヴィジョンは現れたものの厄災が降りかかる事はありませんでした。

花都曰く自身のスタンド能力はカードとカードの間の空間に物を挟んで隠せる…というもので、まだ攻撃するつもりはなく透の手足を動かないように抑え付けているだけだと告げます。

カードで挟まれたものは固定され動かなくなるようで、これで透龍の方から花都に触れての等価交換は出来なくなった訳です。

花都
「どう?近い?どんな気分?触りたい?このわたしに」

これまで豆銑の時のように散々煽って攻撃させて厄災能力で返り討ちにしてた透龍。その態度には腹も立ちましたが、その彼に見事にやり返してこのセリフ。花都さんやってくれます!

しかし厄災が発動しないという事は本当に全く今は攻撃の意志は少しもないという事なのですが…。花都も今回のサブタイトル的にもこのまま見ているだけでなく何かを仕掛けるのは間違いなく手に持つカードの間に何か切り札と思われるものを隠しています。

真意が読めず花都の目的を問う透龍。目的は決まっているという花都。


彼女は常敏から彼が隠していた新ロカカカのつぎ木の樹液を吸って等価交換していたカブトムシをみせられ説明を受けていました。新ロカカカについての知識は十分持っていたという事です。

そして新ロカカカのつぎ木を奪いにくる敵が現れるであろう事も聞いていました。

常敏は花都にとっては孫であるつるぎも新ロカカカについての秘密を共有しており、そのためにマイっていて限界かもしれないとも話します。

冷徹に新ロカカカを求めた常敏ですが、家族愛の強い人物でもあり、父憲助に話してしまうか迷いが生まれていたようです。

花都はそんな常敏の頬を叩き心に決めたならやり抜けと一喝。

過去の花都の行為を許さなかった憲助は反対する。そのとききっと敵にバレる。悟られてはいけない。新ロカカカで家族の繁栄を確定させるまで。

花都
「倫理よりも家族の幸福に決まってるっ!それを『心に決めて』」
「常敏、あなたはりっぱに登って来てたどり着いた。あなたの事が凄く誇らしい…!」
「あともう少しよ」
「東方家は先祖から続く『呪い』を解かなくてはならない」


…ジョジョリオン開始冒頭で呪いを解く物語とありましたがそれは大きいところではやはり東方家の長男に先祖代々降りかかる奇病を『呪い』としてそれを克服する物語という事になりそうです。

とにかく鉢植えを隠すなら自分の能力で隠す事も出来ると常敏に告げていた花都。彼女は常敏の力になるためにまた東方家を訪ねてきたのでしょう。

…しかし、花都の励ましもあり何としても家族の為に新ロカカカ収穫までつぎ木を守ろうとした常敏は透龍の能力によって命を落としていた…。

透龍
「そのカードにはさまっているものはッ!?『何だ』ッ!!」
花都
「家族の『呪い』よ」
「今からあんたがこれを全て引き受ける」

…花都がカードの間から動けない透龍に向けて放ったのは今まさに本格的に奇病を発症していたつるぎ!

つるぎの体が透龍に触れ、等価交換が始まります!

花都の狙いは真ロカカカの等価交換でつるぎの奇病を根本から全て透龍に押し付ける事だったのです!

彼女の思惑通り透龍に奇病という呪いを全て受けさせて決着なるか!?…というところで今回ここまでです。


…このまま透龍撃破で呪いも解けジョジョリオン完!…とはまだならない模様。最終回予告はなかったので少なくともまだ来月には。

まだ何か起こる?…気になるのはやはり先にあったロカカカ収穫直前描写とはまるで繋がらない状況な事ですね。荒木先生が繋がらなくてもいいさとで放置の可能性もありますが。

虹村さんは再登場して喜んだものの、すぐに厄災にやられてしまったので同じく再登場の花都が逆に透龍を追い込んだのはちょっとスッキリしました。

透龍は岩人間の性質的に善悪とは関係なく個の利益を追求する奴なんでしょうが、厄災能力で余裕保ちつつ周りを不幸にしているのにはイラッとする部分はあったので。敵役なのでそれで正解なんですが。

新ロカカカ効果は康穂と常秀の例からすると等価というには不平等の片方完治で片方が悪いもの全て被るという効果なんですよね。二人を一人としてみれば全体等価という事でしょうが。

どちらが全治するかは果実食べた方…というわけではなさそう。今回は新ロカカカ食べたの透龍ですが花都の狙い通りに透龍の方に奇病いってるようですし。

より症状が悪い方が癒されるという仕組みかも。透龍も瀕死の重傷ですが東方家の奇病は死んでも次の世代で発症するという事でそれ以上と判定されるとか。

とにかくいよいよ呪いを解くという最初のキーワードも達成されそうで、それで次回どうなるか楽しみですね。





・ジョジョリオン26巻発売!










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