ジョジョリオン ＃14 追跡の果て 感想

休載明け、ジョジョリオン感想！

いや、２５周年で色々ジョジョ関係は盛り上がってますね。

見てるとジョジョの関連本とかグッズとか無駄に買い集めたく…気持ち的にはなりますが、
うん。先立つものがね…。そういうの買いたいならそれだけ稼げるようにならないとね。

…まあ、とにかくネタバレありなので良ければ続きを。

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・前回の話→＃１３感想リンク

話は先に目的地ＴＧ大病院に到着しているヒロイン康穂の側から。

院内をウロウロしていた康穂はそこで地べたを這い歩く変な女性と遭遇。

いきなり這いよっていたので、驚く康穂ですが、その病室の名札を見て、　
彼女が目的の人物、吉良・ホリー・ジョースターである事に気付きます。

初対面で康穂が誰かに似ていると言い出すホリーさん。

ヒマだから見てたという雑誌に出ている人物に似ているらしいですが…。

…それエロ本でした。

真顔でギャラいくら貰ったの？…などと聞き出すホリーさんに康穂は、

「うっせーなーッ！違うに決まってんだろッォォォーーー！！」

…と流石に口調も変わってキレた。…まあ無理もない。
エロ本のそのホリーさんの言う女性はどう見ても康穂とは別人ですし。

…咳払いした後、口調を戻して名乗り、あなたに会いに来たと告げる康穂。

それに対し、あたしィーーィ？…等と応えるホリーさん。これは定助に似とる。
オレェ？…とか言ってるしな。定助。

とにかく、彼女が定助が何者なのかの謎の鍵を握る人物、吉良吉影の母親である事の
確認をとろうとする康穂ですが、そこを看護婦に見つかり、不審に思われてつまみ出されてしまいます。

感覚的にホリーさんに定助に近いものを持っている事を感じ、話をすれば
これまでの謎も解決しそうだと感じる康穂ですが、しつこく食い下がる様に、
看護婦には警備員まで呼ばれてしまってどうしようもありません。

そんな康穂にホリーさんが応えたのは

85センチ、65センチ、88センチ。

…どうやらエロ本に載ってる人とスリーサイズが全く同じだったらしい。

…ホリーさんただの視点が四次元の変な人？

…とはやはり終わらず、連れ出される康穂の影を見るホリーさん。

その影、スタンドになってました。

康穂に訪ねてきたくれた感謝の言葉。そして…。

「わたしの息子の『力』になってあげて……。きっとこれも『めぐり遭わせ』……。」

そう意味ありげに付け加えて話すホリーさん。

どうやら今は無意識でそのスタンド能力が発動している模様。それを使うことに気づいたら、
その力で助けて欲しい、と願ってるようです。

…ここでいう息子、とは吉良吉影…ではなく、定助を指していますね。

…死んだ吉良吉影と定助はＤＮＡレベルで同一人物…という結果は出てますが…。

どういう事…？まあそこが謎、なんですが。とりあえずホリーさんは敵じゃなくて定助の味方っぽいですね。


…一方、謎の黒ずくめバイクスタンドに追い詰められる定助。

もうひとつの携帯ナビスタンドに助けられ反撃に成功するも依然ピンチ…。

…わけのわからない指示を出すとおもったら実は味方スタンドだった携帯ナビ。

定助はこのナビスタンドも黒バイクスタンドも本体誰だ？状態ですが、
読者視点からすれば、やはり無意識発動してる康穂のスタンド確定でＯＫ？

ナビは味方で黒バイクスタンドを避け、ＴＧ大に安全に行かせる方向を指示している事に気付いた定助は
ナビの誘導は信用して行こう…と思ったら。


…３ｍ先右の指示。そこは他人の家。婆ちゃんラーメン食べてるぜ。

…安全な方向を指示してくれるのは良いけど、こういう事は考慮しなかったりするのね。
あくまで定助の安全のみ優先。

…見ず知らずの人の家に上がりこめず、そのまま進むと…。

目の前に黒バイクスタンド！人の家の庭の池から出てきたぁ！
その能力である冷気を帯びた風が定助を襲う！


吹き飛ばされ、戻る定助はもう背に腹は代えられず、婆ちゃんの家に上がりこむ！

逃げても逃げても前に回りこまれる事に疑問を持つ定助。

しかしこれは敵本体がどこからか見ているとかではなく…。

「オレはなんらかの『追尾固定（ロックオン）』されている！」

そう感じます。

…自動追尾型のスタンド。自動なので本体が離れていてもパワーは落ちないとか、やっかいな奴ですね。
同タイプで思いつくのは４部吉良のシアーハートアタックとかありますが…。あれもヤバかった。


…とにかくもうなりふりかまわず婆ちゃんの家に上がりこんだ定助。

追って来た黒バイクスタンドの冷気で婆ちゃんはラーメン食べたままの状態で氷づけ。…とんだ巻き添え。

黒バイクの放つ冷気はもう家の中に雪降らせてます。

最初、寒さを感じる程度だったのに徐々にこの冷気攻撃強力になってね？


定助は降り積もる雪に足を取られながらも何とかその部屋を出て更にその家の奥へ。

ナビの指示は階段を上り二階へ…ですが、その２階には既に雪が降り始めている…。

ナビが味方してくれているのは間違いないが、敵はそのナビの音声をどこかからか聞いており、
それを逆利用して回り込んでくるのかもしれない。

もしそうなら２階で待ち伏せされたりすると危ない…。
…そう判断した定助は携帯を閉じます。

どうにかして黒ライダーの本体を見つけ出し倒そうと考え…。
トイレのドアの丸窓から中を覗き込み、そのトイレの小窓から外に出れそうだと気が付きます。

ここだ！…とトイレのドアを開けたら…。

ワーイ！雪がいっぱいだぁ！

…ダメでした。そして溢れる雪に倒された定助の前にトイレの中から黒ライダー登場。

いいかげん何なんだとキレた定助はスタンド、ソフト＆ウェットを出して直接攻撃！オラオララッシュ！

…ですが、黒ライダーの放つ冷気の風により巻き上がった雪が氷の粒として顔にかかり、ラッシュ不発！

…逆に黒ライダーのタイヤに左手がかすり、負傷してしまいます。


…どうしようもなく、追い詰められると考えていた２階に逃げてしまった定助。

…しかし何故？トイレを覗いた時、中には黒ライダーはおろか雪もチラついてなかったのに…。
…ナビを聞かれてるワケでもない…。

訳が分からないと２階の部屋に入り、携帯を開くと…。Ｕターンしてくださいとの指示。

…前を見ると…。

黒ライダー出現！

…ダメだ。もうコレ、探知されたら前に回りこんでワープしてきて現れる仕様だぜ。

「無限に先回りされたら………。そもそも本体なんて探し出せないッ！」

…ごもっとも。先回りされる仕組みを暴いて何とかしないとどうにもなりません。


…そんな時に帰って来たらしいこの家の子供が２階の部屋に。

泣いてます。寒いと。家に雪が降ってる、知らない人もいると。

うん。更に婆ちゃん氷づけだったしな。

…その子供に、こっちに来るな、ドアを開けるな、うしろに下がってドアを閉じろと呼びかける定助。

…それと同時に何かに気付く！


子供に叫び、ドアを閉じさせつつ、自らも部屋を出る定助。すると…。

ドアの下の隙間から部屋を覗くと黒ライダー消えてます。雪もない。

次は子供に近くの窓を開けさせ、そこから回りを見ても敵はいません。

もう一回だけ、と子供に部屋の入り口のドアも開けさせる定助。

…しかしやるといって次の１コマで撤回したグミあげる発言は何の意味が？


…まあグミはおいておいて、定助が気付いた事実。

それは黒ライダースタンドの『追尾固定』による攻撃は、標的が何かを『開けた』時、
現れて攻撃してくる仕様だという事。

開ける対象はドアに限らず、外にいたときでも、携帯やメモ帳を開いていたから黒ライダーが現れてたのです。

あくまで標的が何かを開けたときなので、本来関係無い子供の少年がドアや窓を開けるのはＯＫ、…という事らしい。


…これは読めねえ的な自動追尾攻撃ですが、定助はその条件をつかみました。

…しかし、この攻撃を仕掛けている相手は一体？

「ここに来るまでに誰に『会った』？」

…そう考えつつ、開けてもらった窓から定助がこの家を出ようとしている所で今回はここまでです。
 

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休載挟むと２ヶ月ぶりになるので長く感じますね。

久しぶりのジョジョリオンですが、まあ今回も謎を解く鍵となるホリーさんのキャラ立て、
康穂のスタンドヴィジュアル登場、そして黒ライダーの能力を突き止める為の攻防と見所アリでした。

…次回はいよいよ黒ライダーの本体は！…となりそうですが、

一応予想。

まあ、常助が出かける前に会ってたのって、東方家の人間しかいないですが、

・常秀

普通に考えると出かける前に一触即発になってたし、スタンドが現れる兆候の歯型がついた
描写もあったし彼ですよね。

・憲助

黒幕的な所も感じる人物なので、もう出しちゃうの？…なので無いと思いますが…。
定助が記憶を取り戻す邪魔をしたいという考えが明らかな人物ではあります。

・虹村さん

憲助に忠実っぽいのでその命令で…とかありそう。学校に出かけたりしてないしな。

・鳩
いい人っぽいし無いと思うけど、完全に無いとは。

・常敏とか未登場キャラ

…いや、今回、会ったことがある人…という引きでまだ未登場の…とか無いと思うけど
荒木先生面白いと思いついたら書いちゃうタイプの人っぽいのでそういうの無いと完全には言えないぜ。

…まあ、結局予想してもホントにどうなるかは荒木先生の感性だし読めないや！
開けると襲ってくる攻撃！…なんて、全然考えてなかったし。

…と身も蓋も無い発言。


今、いろいろと私生活面で問題抱えてたりしますが、この月１の漫画感想だけは
遅れても何とか切らさず続けようとは思ってます。





・ジョジョリオンコミックス３巻出たよ。