主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。
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【ローラ】
「何か用?あたしに近づくとケガするよ!」
このセリフはキャラ選択の際、1キャラに会わせたままにしておくと出るボイスです。
個性が出ているので、まずは各キャラこのセリフを書いてから解説しようと思いますぜ。
それで、トップバッターのローラさんは上のセリフの通り、元は海賊だったという強気の女性です。
腕っ節も男勝り。そんな彼女も教師をしていた男性、パブロに出会い、彼と恋に落ち…。
…それを期に海賊からも足を洗った訳で、幸せな生活が続く…はずだったのですが、
旅先の不慮の事故によってパブロは命を落としてしまいます…。
幸せから失意の底へ落とされてしまったローラさん。
…ですが、そんな彼女が見つけたのは追っ手らしき男たちに襲われている一人の少年。
咄嗟に割って入り助けたのですが…。
その少年は亡国エスカータの王子、アンリでした。
未亡人と亡国の王子。共に失意の中にいた、そんな二人が出会い、旅する物語です。
ローラ編は、ローラさんだけでなく、このアンリ王子もペアで主人公といっても良いと。
ローラ&アンリ編でもOK。通用しますぜ。
そんな二人の物語はクセのある連中の集まりのアンサガ主人公のシナリオとしては
一番の王道路線だと。
故に最初に選ぶキャラはローラさんで…というのは悪くないと思うのですが、若干落とし穴が。
アンサガでは選ぶキャラによってラスボスではなく、そのセミファイナル前哨戦の敵が違うという仕様ですが、
その相手が強め。
実はローラ編はとある中ボスとのバトルの勝敗によってその前哨戦の相手が変わるのですが、
勝った場合にキツイ相手がそのポジションに。
…で、普通にやったら勝っちゃうんだよね、コレ。そこまででアンサガのバトルの戦い方に慣れたなら勝てる相手。
天・地・犬のダグル・ボースさん、もっと頑張って下さい。
そしてそのキツイ方の相手がラスボス前哨戦になった場合のみ、その次のラスボス連戦時にHP回復しない謎仕様。
まあアンサガのHPは普通のRPGと違ってHP0で戦闘不能にはならないからまだ良いのですが。
何で強い方でその仕様?ハンデならむしろダグル・ボースさんの場合につけてあげたかったよ!
そして決戦直前のセーブで詰む可能性あり。
ローラさんの最終決戦地、ラストフロアは…敵が出ず、戻れないエリアになってますので。
…決戦に勝てない状態でセーブデータそれだけにしちゃうと本当にオワタ、です。セーブはよく考えて行おうね!
ちなみに負けてダグル・ボースさん相手なら決戦は全キャラの中でも優しい方になります。はい。
中盤戦では特殊な武具が使えたりで有利な面もあるので、展開によって厳しくなるこの仕様が無ければ
門題無く最初に選ぶキャラはローラさんは悪くないとハッキリ言い切れるのですが。
…まあルビィの所で書きますが、苦心してヤマを乗り越えた方がこのゲームにハマれる側になるという面も
あるのですが。…ダメならそもそもすぐクソゲーと投げられてる気もしますし。
エンディングもローラ編が個人的には一番良かったです。
↓エンディング関係なので伏字。
決着をつけた後の二人の別れ…ですが、これは失意の中、お互いに依存していた二人にとって新たな一歩という。
ローラ
「大丈夫、あんたならやれるよ。あんたは一人じゃないんだから。
アンリ
「ローラさんも手伝ってください。ここにいてください。
ローラ
「あたしの事は心配しなくていいよ。わたしも一人じゃないからね。」
…ローラさん、立ち去ります。
フランシス
「王子、涙はいけません。」
アンリ
「いいんだ。ローラさんには見えないから。」
一見、ローラさんがアンリの面倒を見て、そこからの巣立ち…という感じに見えますが、
ローラさんの方もアンリに協力していく中でやるべき事を見出して立ち直り、その場所に帰るんですよね。
ローラさんが戻るのは亡き夫の作った学校。
それまでのパブロの日曜学校の代わりに…子供たちの為の新たな学び舎。
『読み書き教えます!パブロ&ローラ。』
ローラさんが子供たちに読み書きを教えてる声が聞こえてきて締め。綺麗な終わりです。
【ヴェント】
「フフッ!やーっぱ俺しかいないよな。兄貴の仇は俺が討つ!…ってね。」
上記のセリフからも感じられるように、本人はカッコつけてるつもりでも抜けている三枚目、
…という感じのヴェント。
彼は亡くなった兄の後を追い、運び屋の仕事を始めます。
…その初仕事で、運命的に兄の死の原因をつくった吸血鬼、トゥースと出会い…。
…と、こんな感じで始まるヴェント編。
何か腹に一物ありそうな女性、ティフォン。そして兄の最後の運びの荷であった『ドラゴンハート』…。
そんな要素が絡みあい、兄の死の真相が明かされていく展開。
話の展開を楽しむという点では、このヴェント編が1番楽しめたと思います。
そしてシステム的にいうと、ヴェント編には『運び』の仕事が出来るという最大の利点が。
これによってお金稼げるだけでなく、一つのシナリオクリア時のみの成長パネル取得選択が
制限無く出来るので、極限に強いキャラ育成がしたいならヴェント編、という事になります。
更に強力な超回復効果を持つドラゴンハート素材による武器を作れるのもヴェント編だけ!
そう考えるといろんな意味でヴェント編は良い感じな気もしますね。
どれか一つだけやるならヴェント編、といってもいいかも。
…他のキャラでも運びの仕事請け負ったり出来ても良かった気がしますぜ。
やりこみ的にキャラをいろいろと育てられる要素はあるんですよ。
そういう意味では僕もこのゲーム全然やりこめてはいませんね。特に術関係。
そもそも術合成のパネルとか数える程しか出てねえ…。
↓以下エンディングネタバレ。伏字です。全ての決着が着いた後、ヴェントは…。
ティフォンと共に運び屋『チーム・ドラゴンハート』を結成。シンプルですがそれだけにハマるオチです。
【ジュディ】
「わたしジュディ。わたしにまっかせて!」
ジュディのシナリオは彼女とその一家の話です。テーマをつけるならシンプルに『家族』。これでOKでしょう。
ジュディが冒頭の事件で離れ離れになってしまった家族を集めて再会するべく冒険する話ですが、
何というか、終始暗い部分をまるで感じさせないノリで進行します。
そのアットホームなノリがジュディ編のウリ。…主人公の葛藤とかそういう要素無し。
その辺が好みの分かれる感じです。
まあ、最近は
加わる仲間も多くは家族。あとロリコンお兄さん善意の協力者2人。
…残り1名はDQNな御方ですが根は悪い人じゃないよ!そして、なぜか育てると強い資質持ち。
ゴージュ(そのDQNな御方。)
「俺様の実力を見てろ。」
難易度で言えばジュディ編が一番易しいと思う。このノリは合わねえ…というのでなければ、
最初に遊ぶには良いと思います。
後は魔法一家の話で、その家族が主要メンバーな関係もあり、術を使いやすい環境にはあります。
このゲームの術は覚えたり使ったりするのにいろいろと手間がかかる仕様なので、
それらに慣れる、使ってみるのにも良いかと。
そしてエンディングは…。
↓伏字。
ジュディの事件後の家族を書いた絵日記。良くも悪くもジュディ編。
【アーミック】
「どうもー。チャパ族のアーミックですー。よろしくー。」
主人公らしからぬ脱力ボイスを放つアーミックさん。
リスを擬人化したようなチャパ族という種族です。
チャパ族の村は干ばつにより危機に瀕しており、その村の長老は一族が昔、
一人の男イスカンダールより授かったという秘術を用いて雨乞いをしようと考えます。
そしてその為に必要なアイテムを集める使命を任せられる4人のチャパ族の若者が選ばれました。
チャパ一番の勇士メリト!チャパ一番の人気者カレシン!チャパ一番の知恵者、スフリー!そして…。
長老
「チャパ一番の、あー、お人好し、アーミック!」
…そんなわけでその大事な使命を果たす為の人選としてアーミックさんも選ばれました。
どうしてのろまな自分が選ばれたのか?とにかく選ばれたからにはマイペースで尽力するアーミックさん。
しかし、そんなアーミックさんこそ心強い協力者を得、誰より先に使命を果たす事になる…。そんなお話です。
システム面でいうと、色々と必要な素材アイテムを集めていく必要があるシナリオの性質上、
このゲームでうまくその素材アイテムを入手するコツが少しでもないとキツイです。
主人公のノリから簡単そうとか思わない方が良いぜ。一番最初には選ばない方が無難。
↓エンディング関係。伏字。
…エンディングでは奥さんとたくさんの子供達に囲まれたリア充勝ち組だった事実が発覚。
良き協力者だったのに、秘術の研究に夢中になるあまり暴走してラスボス前座の敵となった
ユンさんを許す度量と合わせて、アーミックさんには2つの意味で負けたよ…。
※そのユンさんを許す件。
ユン
「アーミックさん、私は何という事をしたのだろう。リース・トレースを超えるような大魔道士になりたい一心で…。」
「誤って済む事ではない。私の事は好きなようにしてくたまえ。」
アーミック
「チャパ族は魚が大好きで、魚の取り合いになると噛み付いたり引っかいたりするんです。」
「ユンさんは魔法が大好きなんですよね。」
ユン
「アーミックさん…。」
アーミック
「やっと村に帰れます。」
…まったくアーミックさんには敵わないぜ。
残り3人の主人公については次回に。
・アンリミテッドサガのソフト。…まあその性質上オススメは出来ませんが、興味を持った方は自己責任で。
…その他のRPGに無い要素が琴線に触れる事が出来れば…とは言っておきます。
・攻略本、解体真書。…プレイするならあった方が良いです。別売り説明書と言われてる位なので。
・アンリミテッドサガのサントラ。BGMは文句無く良いよ!
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