PEACE MAKER ACTION68:渾身の一撃 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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PEACE MAKER ACTION68:渾身の一撃 感想

PEACE MAKER感想です!

ネタバレありなので良ければ続きを。











前回の話→ACTION67感想リンク

再び襲ってくるスティーブ率いるバケット特別隊。

エイドリアンを庇ってエルトンがスティーブに斬られてしまいました。

いつの間にかエイドリアンに迫っていたスティーブに、ニコラとホープは驚きつつも加勢に向かおうとしますが…。

バケット特別隊のメンバーたちがボスをサポートすると立ち塞がります。

俺たちの部隊がしっかり機能すればボスが必ず全員仕止めてくれる…。
絶対の信頼を寄せられるスティーブ。

スティーブ
「おっと違う奴を斬っちまったか。ま…いっか…」

「残るはあと4匹!!」

…エルトンを切り捨て、そのまま再びエイドリアンに襲い掛かります。

暗器投げナイフでスティーブに攻撃するエイドリアンですが、刀であっさり弾かれてしまいました。

暗器を使った事でこいつがアトラの息子かと気付くスティーブ。

そもそもアトラがスティーブと旧知である事を知らないエイドリアンは母の名が出た事に驚きますが…sティーブの凶刃は休む間無く襲い掛かってきます。

何とか一太刀目は回避したものの、次は避けられない!

スティーブ
「アトラは殺していいと言ってたな。じゃあ遠慮なく!」

…エイドリアン絶対絶命!…その危機を救ったのは…またもエルトン!

思い切り斬られてたけどまだ動けたの!?…と驚くその銃撃。

それを避ける為、エイドリアンに止めを差せなかったスティーブは驚きつつ、おとなしく死んでろとエルトンにダメ押しの一刺し…。

しかしこれにエイドリアン奮起。短刀、銃、靴に仕込んでいた暗器…。本領発揮のアトラ仕込みの暗殺者の動きと技で押される一方だったスティーブと互角に渡り合います。

スティーブはそのエイドリアンの実力は認めつつ、なかなか楽しいおもちゃ、壊し甲斐があると、まだ自分の方が実力が上である余裕を見せますが…。

…そこにニコラが!もう突破されたのかと驚くスティーブ。

いくら実力の差があるからってもう少し持ちこたえてくれ…。これには珍しくその余裕を崩します。

実力を発揮し始めたのはエイドリアンだけではありません。ニコラも全開モードです。足を負傷したとはいえホープのサポートもあり、バケット特別隊のメンバーも足止め出来ない状態。

スティーブ
「本当……誰も頼れねぇ!!俺も……エンジン全開で行くしかねえじゃねぇか!!」

…そう言ってスティーブは驚く跳躍力で上にいたニコラに斬りかかります。

その攻撃を避けるため乗っていた積みブロックからは飛び降りねばならず、下に落ちつつも反撃の銃撃を放つニコラですが、スティーブはその反撃を避け、逆に缶を投げつけました。

缶はニコラの顔面にヒット!地に転がるニコラ。

そしてスティーブは再びあくまでエイドリアンを狙う!

更に圧力とスピードが上がったスティーブに、全力ギアでも押されてしまうエイドリアン。

エイドリアン
「こいつ…やばい!!」
「今までどんな過酷な訓練にも耐えあらゆる実戦をこなした…」
「全ては母の期待に応えるため…。全てはコール・エマーソンを殺すため」
「だが…まさかこんな所でつまづくのか!?母さんの期待にも応えられずに…」
「僕は……」

…ここで場面は今この場を切り抜ける脱出手段であるSL列車を動かそうとするゴードンの方に。

前もって敵に気付かれぬよう火を入れるよう頼んでいたようなのですが、その約束は守られており、機関の圧力は満たされており、少し火を入れれば動く模様。

だから持ちこたえてくれと願うゴードンですが…。

再びスティーブとの戦いの場面。何と今度こそエイドリアンに止めを…だったスティーブの足をエルトンが掴んでいた!

ま、まだ動けたの!?これにはスティーブも驚き焦る!

そして…そこに持ち直したニコラの影!

スティーブ
「女か……相変わらず殺気がねぇ。また俺の武器だけ狙ってやがるのか!?」
「こっちも二度と同じ轍は踏まねぇよ。」
「だが…この女を殺しては任務失敗…」
「ならば……銃ごと女の手を切り飛ばす!!」

…その刀と自分の実力なら斬鉄出来る自信があるらしきスティーブ!鬼の形相での斬撃!

スティーブ
「調子に乗るなよ小娘!!」

…しかし砕けたのはスティーブの刀。ニコラの方も銃弾を放つのではなく、銃身を刀を折るように叩きつけて逆にへし折ったようです。

スティーブ
「馬鹿な!?鉄をもぶった切る俺の刀が粉々に!?この銃…ただの銃じゃねぇのか!?」
「この女……一体なんなんだ!?」

そしてここで今回のタイトル元だと思われるニコラ渾身の一撃!
スティーブを殴り飛ばした!銃で!


…ニコラ、黙ってればこの漫画に出る女キャラでは1、2で可愛いと思いますが…。
この渾身の一撃の時の顔は戦鬼のスティーブに勝るとも劣らない鬼。

…幾多の銃弾を掻い潜ってきた俺にまさかの殴り!?
…しかも綺麗に入れられた…。
…薄れる意識の中、驚きを隠せないスティーブ。

ニコラ
「よくも女性の顔に缶を投げつけてくれたわね。これはそのお返しよ」

…これにそんな理由かよ!!…と思いつつスティーブ不覚の気絶…。

スティーブ
「本当……この女…分からねぇ!!」

…これにはニコラを女とバカにしていた感のあったエイドリアンも「す…すげぇ倒しちまった」と絶句。

…そしてSL列車準備完了!早く乗れとゴードン。列車に乗り、遂に脱出成功!

スティーブが気付いたときには列車は走り去ってしまう所。不敵だったスティーブが忌々しそうにその光景を見つめる…。

…という所で今回はここまでです。


遂にバケット特別隊の包囲を突破!…いや、結構ここまで長かった気が。

スティーブ・バケットは噂とはいえ、ラスボスであろうコールと同等との触れ込みがある敵だけにそれに見合う描写となれば苦戦は必死でしたが…。

…そしてエルトン。今回予想以上のしぶとさでそのスティーブを妨害して活躍は活躍ですが…。
その身はエイドリアンが担いで列車に乗せてましたが…。流石に死亡でしょうね…。

犠牲は出るであろう位の相手ではあったワケで、特にエイドリアンは完全にエルトンのおかげで命拾い。…他の犠牲といえば、ゴードンの左腕も切り落とされてしまいました。

しかし、それでも脱出。スティーブとしては失敗しない部隊と呼ばれていたバケット特別隊が、多くの犠牲を出してこの結果は屈辱でしょう。最後のページの顔にそれが現れてますぜ。

…それだけにまだ追ってきて仕掛けてくる?とにかく少なくとも第1ラウンド終了です。

次回も期待です。次回はジョジョリオン無い分、こちらを特典DVD共々楽しみにさせてもらおう。



・ピスメ単行本9巻。最新10巻は2月19日発売予定。

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