PEACE MAKER ACTION105:男たちの矜持|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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PEACE MAKER ACTION105:男たちの矜持

ジョジョリオンに続いていつも通りピスメ感想です!

今月はコールVSスティーブ決着!

ネタバレありなので良ければ続きを。



















前回の話→ACTION104感想リンク

前回はスティーブとの戦いで絶対絶命となったコールがホープの叫びにより再び黒い気をまとって立ち上がった所まででした。

コール
「俺は“銃神”コール・エマーソン。多くの人間を殺め頂点に立っている」
「スティーブ・バケット。お前ごときに俺の領域には踏み込ません!!」

スティーブ
「何言ってやがる。殺した数じゃ俺もお前と変わんねぇ!!」
「てめぇみてぇに死人共をこんなに背負い込んだりしねぇよ

…再び激突する二人。スティーブはコールが妖銃ブラックウイングに取り込む形で殺した人間の魂を背負い込んでる事に触れ、死んだ人間の事など知ったことかの自分よりそのコールが憎まれているのが気に入らないと感情をぶつけナイフで切りかかります。

しかしここに来て瀕死に近い状態とは思えぬ動きでスティーブの攻撃を捌くコール。

前戦った時より速いと驚くスティーブ。反撃のコールの銃弾を腕で受けつつ、てめえの生命と引き替えなら腕の一本二本くれてやると捨て身の覚悟で更に攻める!

そしてスティーブが待つのはコールの銃の弾切れ。最後の一発も腹には食らったものの、腕で銃を掴んで逸らし急所は外して凌ぎます。

俺のターンだ、最も原始的など突き合いで殺しあおうというスティーブにお前を殺すのはあくまで一発の銃弾、こいつを喰らって俺の銃に取り込まれるんだとまさかの戦いの中でのリロード宣言をするコール。

当然そんなことはさせねえと切りかかるスティーブですが、コールはその猛攻を紙一重で凌ぎまさかのリロード完了。

スティーブの脳裏にコール・エマーソンにも匹敵する!…とその戦闘力を評価されたときの事が浮かびます。彼はその評価を俺と比べるなと嫌ってました。

そして決着の時。攻めの手は緩めていなかったスティーブでしたが、ここに来てむやみに弾を喰らっていたのが災いしました。その出血が酷く、手が狂ったのかコールの位置から逸れたところに突き進んでしまいました。

…そのまま背後を取られ、頭に銃を突きつけられるスティーブ。それでも足掻こうとしますが、ここでコールがこの勝機を見逃すはずもなく…。

頭を打ち抜かれ、崩れ落ちるスティーブ。ついにコール勝利で決着…!


しかしコールもほぼ瀕死。戦いが終わるとその場に座り込みました。しかし、とにかく勝利。

ホープに勝ったぞ、俺は約束を守った、次はお前が約束を守る番と視線を向けるコール。

コール
「だが…お前の次の相手は強敵だ」

…そう、次に始まるのはホープとニコラの戦い。

ニコラはコール&ホープの養父、ピースの意志を継いだ銃士。ピースの魂を宿す銃、ホワイトウイングの現在の使い手。

コールの勝利を見て、ホープに意志を告げるニコラ。

ニコラ
「やっぱりこうなる運命だったのね。ならばこの銃の意志通り…」
「あなた達を倒すわ」

…遂にニコラVSホープ!1部2部主人公対決!

…盛り上がってきましたが、残念ながら今回はここまでです。


…コールの連戦もこれで一段落。後、コールにはニコラVSホープの勝者との決戦が待つのみです。

…しかしこの連戦、見ごたえはありましたが、アトラ、ハイマン、スティーブと二部で出てきた強キャラ一気に死んだ訳で、喪失感もあるな…。まあ1部のビート同様、G・O・Dでのコールとの戦いで負けて生き残るって言うのも普通は無いですが…。

そして次回から主人公対決。何か今回の話の流れ、ニコラが兄弟対決に立ちはだかる壁!…という敵キャラみたいになってますが、本来主役側こちらだからね…。

でもニコラ、このG・O・Dで、相手の棄権連発でこのホープとの大一番が初の決闘になるという…。


その分何か決闘での成長・実力が未知数な面はありますが。ホテル襲撃での活躍は完全に

ニコラ>ホープ…でしたし。

今回の話で一瞬、あれこれホープが勝つ流れなの?…とか思いましたが、全体で振り返るとやはりここはニコラ勝利の方が良いと思います。

やっぱ決戦はホワイトウイングVSブラックウィングだよね、というのもありますし。コールVSホープだと何か同じようなものの対決になるわけですし…。

そもそも、二部ホープは挫折・妥協した人間という感じに思えるんですよ。コールを倒そうとするのは良いですが、それまでの信念曲げてコールと同じような銃士になったぜ!…なので。

本来、ピースの意志としてはホープがニコラの立ち位置でコールを止めて欲しかったんでしょうしね…。

…とにかくこんな感じで色々思う事がありますが、二部でのホープ復活の時から匂わされ、遂に実現のニコラVSホープの戦い。次回は見逃せないですな。楽しみにします。





・ピスメ単行本16巻!またコール表紙!コールVSアトラの死闘収録!

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コメント

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無題

更新お疲れ様です。
行動範囲ではUJはいつも売り切れでココから入る情報をいまかいまかと待ち続けております(笑

ストーリーバランス的には二コラの勝ちが順当としか思えませんが、二コラの母の予知「ホープはピースメイカー」が気になりますよね
逆に二コラには「大人になったらホープを守る」的な事をいってましたが・・・

濃いキャラでも進行に応じてしっかり屠って血肉(黒い思念)に変えるコールさんに対して半端者感のぬぐえないホープでは荷が重い気もしますし。。。(それでもコニーさんを生かしていたのは嬉しかったケド

コールの予行演習としてのホープ戦になるのか、コール・二コラ相打ちENDで世界の番人を引き継ぐ為の敗退か(ってどっちも負けとるやんw)次回の展開もホンっと楽しみですね^^

無題

DVAさん、コメントありがとうございます。楽しみにしていただけているなら幸いです。

今月は僕もUJ売り切れ喰らったんだよなぁ…。仕事帰りでも買える穴場…と思ってた場所だったのですが、ローゼンメイデンとか始まったんで、ファンが買っていったりしたんでしょうか。


言われれば確かにニコラ母のジェシカがそんな事言ってましたね。

ジェシカの予知は父譲りで信憑性高いですし、そこを拾うとあくまでコールを倒すのはホープ…とも考えられますか。

ニコラがホープを守るっていうのはスティーブ戦とホテル襲撃のときでもう果たしてるといえばそうですし。


でもやっぱり順当にニコラの勝ちがいい気がします。

1部の抜けまくりだけど決めるときは格好良いホープは好きだったんですが、2部のはそれを自分で全否定というかそういう感じだと思えるので、むしろ以前のホープ、そしてピースの魂を継いでるニコラに1度とっちめて欲しいというかそう思う自分がいるなあと改めて考えて思いました。

どっちがいいというか個人的な希望ですな。これ。


とにかく次回はもう必見ですよね。感想本文から重ねますが、楽しみです。

ご返信ありがとうございます。

Mironさま、こんばんは。
返信に返信を返してグダグダになるのは申し訳ないと思いつつもピスメはマイナーですので話が出来る人が少なくて(笑

>抜けまくりだけど決めるときは格好良いホープ
そうですよね^^

でも、逆に考えると最初から「人の皮を被った悪魔」は撃っていた訳で、そう考えると今のホープの方が自然に感じます。
(勿論ニコラと合流した事で毒気が抜かれたんでしょうけど

実際、話中では戦場・決闘・襲撃者と命のやり取りをする気のある者だけしかヤって無い様に見えますし、コールに瞬殺されたとはいえ、人をヤれない1部でも十二分に強く、ポテンシャルはコールより上設定だと睨んでおりました。
(それだけにあっけなくコールにヤられたときには作者の奇才振りに購読を断念しかけた位です(ぁ

その上で・・・二コラの見せ場が必要だったとは言え、スティーブ戦での不甲斐なさ(覚醒までの判断の遅さ)は自分の弱点を再確認する機会の演出だとしても、その後の話外ザコ戦でコールを上回る経験を積むには説得力が弱いと感じています。
(G・O・Dにおいてスティーブ・コール双方とも無傷・万全だった場合、あっけなくコールの楽勝だったでしょうし。。。


過去編で”何となく戦闘狂のラスボス”から信念を持った最強の番人へとコールを描き切った(言い過ぎ?)作者様の着地点(エンディング)が気になりすぎますね^^

無題

DVAさん再度コメントありがとうございます!

まあアレです。マイナー気味だけど好きな漫画について語るのは楽しいですよね。

僕自身返信コメであまりダラダラ書いてもだよな…と思って若干抑え目に書きましたが、再度コメもらえたのでもうすこし僕もグダッて返信させていただきますね。

ホープのポテンシャルに関していえばビートも決戦前夜の会話でホープがその気ならコールも越えると思ってると語ってますし、少なくともそれを感じさせるものがあったと思います。

あの1部でのコールVSホープの時でも本領発揮というより何かビートの死に思いあまって闇雲に突っ込んで返り討ちという感じではあったなあと。

迷いやブレがあった感じでその辺は未だ修正出来てないんじゃないでしょうか。

銃士としての技量だけでみればコニーは圧倒しましたし、格段に強くはなってるはずなんですけどね。

言われるようにスティーブ戦でも覚醒遅い→その前に受けてたダメージが元でやられかけるという感じだったのであれは銃士として覚悟決めたという割りに不甲斐ないですよね。

対するコールの方はもう主人公かという位に過去編で信念とそこに至るまでの戦いを描いているので、それを越えて倒す資格があるようにもっていくには今のホープはまだ…という感じですよね。

ニコラとの戦いだけでそのコールを上回る説得力までもっていけるか…と考えるとやっぱり難しそう。

ただ単にもう連戦で弱ってたから勝てましたはここにきて無いでしょうし。

ニコラでもここまでの描写だけだとどうだろうと思いますが本文でも書いたように何分今回のG・O・Dで決闘してないので未知数なんですよね。ピースの魂ブーストがどれほどのものかとか。

実際にコールを倒す可能性を作るのはホワイトウイング&ピースの魂ブーストしかないだろうと思うので、ホープがニコラに勝つ場合でも銃を受け継ぐとかそんな感じではないかと。

でもニコラがその魂引き継いで信念貫いて頑張ってきたのにそれもどうかなあと思うところもあるので…。

ピースについても過去のブラックウィングの使い手でコールの対抗馬としての最強の銃士設定ではありますが、コール過去編ではフィリップに論破されてコールを連れ戻せなかったり情けない面が目立ってたので、コール戦に向けてニコラを通じてその思いの描写とか入ると思ってます。

そんなこんなで色々考えますが、やっぱりこの話の終着点は僕も気になりますね。

コールを倒して終わりかその後の抑止力無くなった核絡みの最終編的なものがあるのかとか。

本当にいよいよという感じですからね。その先も含めて気になります。ニコラVSホープが終わったらVSコールの最終決戦(少なくても恐らく二部は)ですからね。山が続きますぜ。

無題

…うん。投稿後改めて自分のコメみたら最初の方にもうすこしとかいってるけどすこしじゃないですね。これ。

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