前回の話→
#050感想リンク
前回は過去編。吉良が仗世文と協力して、ロカカカの枝を奪う計画を実行に移そうとするところまででした。
今回はその続き。
吉良と仗世文はロカカカの苗を運ぶ愛唱に対し…仕込みとスタンド能力による連携で隙を作り枝を二本折って奪う事に成功。
…そして現在の東方家。
憲助は鳩の彼氏という名目でやってきた男、田茂のスタンド能力で体をフニャフニャに柔らかい状態にされてしまっています。
そんな憲助を田茂は尋問…。
憲助
「ああっオレだよッ!くそォッ!オレが殺ったッ」
柔らかくなった腕を折った千円札で切り落とし…娘達にもやってやるぞと脅し…夜露を殺したのはオレだと吐かせます…。
…実際、憲助は協力者で、夜露を死に至らしめたのは定助なのですが…。
田茂はそこにも感づいており、一人ではやれない協力者がいるはずだ。それが俺の捜してるやつだ、本当は誰が夜露を殺したと迫り…。
…そしてここで再び過去編。
…吉良と仗世文の目的は病に冒されたホリーさんをロカカカの力で治す事。
ホリーさんは吉良の母で仗世文の恩人ですが、息子と仗世文の区別も出来なくなったり、そもそも行動が支離滅裂になっています。
…船医である吉良の持ち物であろう小船の上で、これからの事を話す二人。
…奪った枝は仗世文の能力で継ぎ木され密かに育てられており、あと一週間で収穫出来る見込みだったのですが…。
…なんと田茂と夜露が小船の中に潜んでいました。
ロカカカの枝を奪った際には代わりの枝を継ぎ木していたので半年くはバレなかったのですが、そこでロカカカの苗が枯れるという異変が起きて気付かれてしまいました。
奪う理由のある物を日本全国から絞り込むという執念で遂に吉良、仗世文の事を突き止めてきたのです。
田茂
「『継ぎ木』をしたのか…」
「そんな事をして盗める者がいるのか!…ととても信じられなかったよ」
「だが逆に言うとそういう生意気なことをするやつは絶対に探し出してやるとわたしは誓った」
既に船内には田茂のスタンド能力、『ビタミンC』の指紋があちこちに付着しており、吉良は自身のスタンド、キラークイーンで抵抗しますが、指紋がそれ自身が動いて迎撃。
仗世文と共に指紋に触れて柔らかくされてしまいます。田茂は抵抗出来なくなった二人への尋問を開始します。
田茂
「わたしにウソはつくなよ」
…柔らかくされた体にはそれさえ恐ろしい刃物になる…。折った千円札を持ち、そう冷酷に吉良と仗世文に告げる田茂…。
田茂環、ヤバ過ぎる…。…という所で今回はここまでです。
…あらすじの部分は短めにまとめようと思って書きました。
いや、細かいところは実際に読んでね!…が良いと思うんですが、あまりうまくまとめる能力ないなあと思います。
まとめではいれられなかったところだと過去編にカレラ出てましたね。遠くにいるのを吉良が見つけて仗世文のストーカー扱いしてましたが。やっぱりそんな感じかい。
後、仕込み…で済ませたのであらすじに出てきませんでしたが、目薬『アイ・アイ・SYAA!』。この名前妙に印象に残るぜ…。読んだ後、目薬使う時にアイアイシャア!って頭に浮かんでしまう…。
…まあそれはそれとして、今回は前回は現在の状況置いといて過去編始まるんかい!…超重要内容ですけど…と思ったらこう繋がるのか…という感じです。
田茂、過去にがっつり絡んでるのね…。初登場時のタダの鳩姉ちゃんの連れてきた変な彼氏という印象すっかり消えたよ…。
夜露は部下としてつれてきてる感じだし、人の世に紛れ込む岩人間組織の幹部とかそういう感じでしょうか。ラスボス…ではないような気がします。
そしてビタミンC、想像以上にヤバイ。触れればアウトのが動いて迎撃出来るとかこれ指紋が既に張り巡らされた場所なら無敵に近いと思って良いんでしょうか…。攻防一体の様子は3部のイエローテンパランスを彷彿させました。
憲助さんは腕切り落とされて最初から定助がやった!…とか言わなかったのは凄いですが、他の家族すら人質同然のこの状況では定助の事を喋らずいるのは難しいよね…。
…現在の東方家は既に指紋まみれな訳で、これはもう鳩さんが彼氏と戦う決意してそのスタンド能力が田茂のビタミンCに対して天敵的な能力じゃないとどうしようもないよね…?…と思いますがどうでしょう。
とにかく次回もどうなるか気になるところですので、楽しみにします。
・ジョジョリオン単行本1~11巻セットとかあったので貼ってみました。12巻も3月18日発売!
PR