PEACE MAKER ACTION107:銃と平和 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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PEACE MAKER ACTION107:銃と平和 感想

ジョジョリオンに続いてピスメ感想書きます!

…今回はニコラVSホープ決着。そして…。

ネタバレありなので良ければ続きを。























前回の話→ACTION106感想リンク

ニコラVSホープ。

ホープは邪気を放ち威圧して、それでニコラを退かせようとしますが…。

ニコラはそれを自分が銃とともに継いでいる父の想いを舐めていると振り払い一蹴!

…ニコラの背後には養父、ピースの姿が現れます。ここまでが前回。

父の姿を見たホープ。しかし兄貴を止めるのはニコラでもあんたでもねえと更なる敵意を見せます。

ホープ
「俺しかいねぇんだよ!!血を分けた俺じゃなきゃ許されねぇ!!だから…」

…それに対し、ますます邪魔すんなという顔になった、でも無駄、退く気は無いとニコラ。

子供の頃、臆病者でいろいろな人に迷惑をかけた、6年前のコールとホープの戦いも自分に真実を話す勇気があればあんな事にはならなかった…と。

あの時にこの銃を引き継いで強くなると誓った、そしてようやくG・O・D(ここ)に辿り着いた、もう二度とあんな思いはしたくないと続けます。

ニコラ
「もうあなた達を戦わせない!!あなたの父親もそれを望んではいないの」
「今度は…私があなたを助ける!!」

…このニコラの宣言にもホープは大人になったお前にもう何度も助けられた、それ以上は余計なおせっかいだと…と邪魔するなという意志は変わりません。

…ただ邪魔をするならニコラでも撃つ覚悟をした悪魔的な表情がこのとき消えていました。

そして次にホープは養父に対し、あんたが俺にしっかり真実を話していればこんな事にはならなかった、俺が銃を持っていたときは全然姿を現さなかったくせに今更しゃしゃり出てくんなと怒りを見せ…。その怒りとともに再び悪魔の表情に…。

…しかし。そこで父の姿が見せたのは手を広げて無抵抗を示す姿。お前がふがいない自分に怒るなら撃てという構え。

ホープ
「な…なんで…あの時と同じ事を!?」

…それはかつて幼い時にみた無抵抗で兄コールに撃たれた父の姿。思い出される父の言葉。

ピース
「父さんはこの銃では人は撃たない。この銃は父さんの魂だ」
「この銃は名前はピースメーカー。おかしいだろ人殺しの道具にそんな名前をつけるなんて…」
「でも父さんはこの銃が大好きだ。だからこそ平和を作る為に使いたい」
「平和をつくれホープ…」

…そして。ホープは…・

ホープ
「俺には…無理だよ…」

…怒りも悪魔の表情も邪気もひっこみ、構えを止めて銃を収めてしまいました…。

決闘を放棄したのかという観客。

だが、これに対して戸惑ってしまったのはニコラ。

ニコラ
「だ…駄目!!そんなの許さない!!私が…私が助けないと!!」

どんな邪気も払いのけ、退かなかったのですが…逆のこれは…。

…こうなったら無抵抗のホープをニコラが撃てる訳もなく…。自分も構えを止めてホープに近づきます。

ちょっとずるくない?私が無抵抗な者を撃てないと踏んでの作戦?また私を不戦勝にするつもり?…とホープに真意を問います。

そんなんじゃない、自分で情けないが兄貴の前に立たなきゃいけないのにお前も親父も撃てないと返すホープ。

ホープ
「こんなに…てめぇの血で汚れても…親父が俺から出ていかねぇ」

…このホープの言葉に泣いていたニコラ。本当に困った、あなたを止める為にきたのにこうするしかない…と、養父ピースの銃、ホワイトウイングをホープに渡します。

そしてこの銃(あなたの父さん)はあなたの元に戻りたがっている、自分達の手で全ての決着をつけたいという意志を持った事を告げ、そうなったら2対1の多数決で私の負けとここで退く意志を告げました。

自分はここで銃士引退、G・O・Dまで来て一度も戦わずに生きて帰る事を誇りにすると続けます。

ニコラ
「でも…あなたは死なないで。世界を変えて…。それがあなたの責務…」
「昔みたいに…みんなで待ってる…」

…ニコラが決闘場を出て、ホープの勝利が告げられました。

客はこれで終わり?なんだこの茶番?これまでの緊張感が一気に拍子抜けだと予想外の展開にざわつきます。

…まあ何も知らない普通の観客からしたら話し合いして銃渡しただけだからな!

…しかしまあいいんじゃないか、あんな若くてかわいい娘に決闘なんかさせちゃいけないとある意味まっとうな意見が上がってます。

…まあでもG・O・Dでは見せる機会なかっただけで、実際にはニコラ強いからな!スティーブを銃でぶん殴ったりしてたけどな!

とにかくニコラは生還確定した事に本当に良かったと泣くミクシーさんにこれでいい、やっぱりホープは変わってねぇ、あいつはそういう奴だとカイル。

情けない、あんなに鍛え上げてやったのにこの体たらく、もう1度鍛える必要があるとコニー。

…しかしカイルがコニーの方をみると泣いてました。本当…素直になれねぇ奴とカイル。


…そして。間を置かず決闘場に入ってきたのはコール。

入場が早すぎるという運営員に死体は転がってない、堅い事言うなと話します。

大丈夫かよ、顔色目茶苦茶悪いというホープに大丈夫じゃない体中痛すぎて今すぐ治療したいところだと返すコール。

コールはだが痛み止めを打って反応が鈍るのも困る、だからとっとと済ませようと語ります。

一日であんな化物連中と戦うなんて無謀にも程があるとホープ。

今更ながら凄く後悔している、だが約束は守った、しっかりお前の前に立ってるとコール。

そうだけど無傷な俺が申し訳なく思えてくるとホープ。

それよりその銃(ホワイトウイング)で戦うつもりかと問うコール。

ああ…そうする、今となっちゃどうでもいいだろ?とホープ。

本当の父を知っている俺と違い、お前とあの男(ピース・エマーソン)の繋がりは強い、こうなる事も必然かとコール。

その銃とはこの場(G・O・D)で戦おうと約束していた、全て俺の思い通りだと続けます。そして世界はまったく俺の思い通りになってくれないのにとため息。

仕方ねえ、俺達は殺し屋、銃を回すみてぇに世界は器用に回せねぇ。責任もいっぱい背負っちまって見てらんねぇとホープ。

ホープ
「こいつにはピースメーカーって名はついてるけどもうこんなもんじゃ平和は作れない」
「だから…俺達で終わりにしようぜ。こんな夢物語はよ」

コール
「フフフそうだな。本当…お前を殺さないでよかった」

6年前のあの時お前の体たらくに本気で殺意を抱いたが間一髪で我に返って急所をはずせたとコール。

あの崖にアトラ達がいなかったらかなりやばかった、兄貴は昔からやる事が目茶苦茶だとホープ。

今回の事といい自分でもよく今まで生きてこれたとコール。

まったく俺達と自分の血で苦労しまくりだとホープ。

コール
「じゃあ始めようか」
ホープ
「ああ」

…決戦。兄弟対決。ホワイトウイングVSブラックウイング。

…そして次回、最終回!!

…次回最終回!!

大事な事なので2回。…そうか…。

…とにかく今回はここまでで、来月の最終回に続きます。


次回最終回。

…いや、確かにコールと決着で終了が変に蛇足を作らず終わるには良いとは思いますが…。

予想以上の速さで来たので驚いたぜ…。


最後の対決と言っても真の早撃ち1発勝負でしょうし、それ自体は数ページで終わるでしょうが、もっと掛け合いとか思いのぶつけ合いとか色々数話引っ張る感じかと思ってました。

…今週の描写を見るにもう多くを語ることなく撃ちあうのみという感じですね。後1話だし。

…まあ結局思いのぶつけ合いみたいなのはもう十分VSニコラでやったというか、結果的にはそれが全てでしたし、それでそのまま最後の撃ち合いに繋げたという事でしょうか。

思想の語り合いもVSハイマンでやってますしね。こうしてみると、この連戦全部でラストバトルという感じだったような気がしてきました。


ニコラVSホープは何だろう。押しても駄目なら引いてみなというか、駄目さで勝ったというか、この戦いでホープの勝ちならホワイトウイング渡す展開になるとは思いましたが…全く撃ち合わずに終わるまでは思いませんでした。

銃に当てて弾いて勝つとか撃つけど殺さないで済むとかそんな感じだと。

後、もっとVSコールに向けて覚醒的なもので勝つ!…だと思いましたがそんな事はなかったぜ!

撃てません…の、いってしまえばヘタレ全開だったよ!

…まあでもホープにニコラが撃たれるとかそういうのはなかったのは、観客同様拍子抜けの面もありますが安心した面も。

拍子抜け面はありつつも、必要な意志のぶつけ合いはしたと思いますし。…でもニコラの決闘でのショットを見れなかったのは残念。そこはホントに残念。

ここまで頑張ってきたのに美味しいとこホープに持ってかれる感はあるし。大体ピースのせいだろ。流れにのってみてたら感動的な面もあるけどよく考えたらニコラの体使ってるというような感じなのにお前が撃つなら黙って撃たれますは駄目だろ!

…でも考えたら、決意して人を撃ってたこともあるけど心弱いというか駄目な面があり、銃の腕は良いという点で、ピースと親和性高いのはやっぱりホープのような気がしてきました。

…茶化してしまいましたが、今回の各キャラのセリフ、やりとりはこれまでを踏まえれば心に来るものはある感じです。次回最終回の衝撃もあり初回の読後は一抹の寂しさやら感慨やら
なんやらが沸く感じでした。

その後の読み返しで落ちついて読んで、茶化し感想も出るようになりましたが。


狙ったのかどうかは分かりませんが、次回で終わりだと煩悩の数だという全108回になるんですね、ピスメ。

いつもならここで次回を楽しみにします!…というところですが…。


…前回までは3連戦の後の主人公対決で凄い熱量を感じたのですが、よくも悪くもちょっとその熱は冷めて、上記したように終わってしまう寂しさやら、それでもその決着は見届けたいとかいろんな感情が混ざったなんともいえない心境。

結局、今回も格好良いところは見せられなかった感じのホープですが、そんな彼をコールも自分の最高の相手として認めてますし…。

次回、コールへのショットが2章でホープが最初で最後、1章のような主人公としての見せ場となると思います。

…とにかく後は次号、そのホープとコールの最後の決闘、最終回を待って見届けるのみ…!





・ピスメ16巻。

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次回  ○ ○ 回  !!

更新お疲れ様です。

次回  最 終 回  !!ですね。
(タイトルと合わせて 大事な事なので私も二回言って見たかったのですがそこでネタバレするとマズいので伏字にしました(笑

スプリガン、アームズ、ドライブを見ても最終話はあっさり終わる皆川先生ですから、もう少し読みたいと思わせつつ終わらせるんでしょうね。。。(アライブの様にニコラでスピンオフが出来るかもですが、その場合は祖国のじゃじゃ馬お姫様編でガチの銃撃戦は出てこないでしょうし。

どんな形で終わるにしろ、好きな作品である事には変わりないですが^^


対決内容は6バースト同士の撃ち合い・はじかれたorすり抜けた弾が体の弱ったコールの急所直撃を予想しますが、予想など関係なく物語りの結末を楽しみにしています。

次回もよろしくお願いしますmm

無題

DVAさん、コメントありがとうございます!

やっぱりホープVSコールの決着他、最低限の要素だけ書くという感じでしょうか。言われるようにもう少し先がみたいなあ…という余韻残して終わりのような。

ニコラのスピンオフもあるなら嬉しいし、それはそれで面白そうですが、少なくとも決闘は次回最終回でラストでしょうね…。

コールが倒されれば決闘は時代遅れになるだろうと作中で言われてましたし。

その最後の決闘は久しぶりに銃技が出るか、もしくはもう小細工無しの1発早撃ちかとか考えてますが…。

銃技の方だともしかするとゲットオフ6ショット来るかなとか思ってます。1章でビートが敗れたのはゲットオフ5でしたし。

とにかくここまでお気に入りで感想書いてきた漫画なので、最終回の結末もしっかり見届けたいです。

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