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#052感想リンク
過去編。田茂たち岩人間に見つかった仗世文と吉良。
吉良はその能力で活路を開きますが、田茂の拷問により既に重症。
仗世文は継ぎ木して育てたロカカカの樹のある場所まで逃れ、その実の等価交換の力で吉良を助けようとするのですが…。
ここまでが前回。ここで現在の状況。定助と鳩さんの所に。
田茂のスタンド、ビタミンCに定助も溶かされ始めてます。これで無事なのは鳩さんのみか…。
定助はここで鳩さんにリビングルームにいる男、つまり田茂を殺しても構わないかと聞きます。
田茂は鳩さんにとっては恋人ですが、ヤツを殺さないと全員皆殺しにされる、そういうつもりでこの家に来たと。
それを聞いて、田茂に確認しようと動き出そうする鳩さんに定助はドアや壁の指紋を踏むと溶かされる、この東方家全体が射程距離になっているスタンド能力だと教えます。
田茂の狙いはオレ、おそらく今の記憶以前の自分を捜してこの家に来た、それと東方家の皆殺しだと定助は続け…。
定助
「何ひとつ…思い出したわけではないが…。オレは前に進みたい!」
「鳩ちゃん……。許可をくれ……。」
…再び田茂を殺す許可を求めます…。
…そして再び過去編。吉良の傷口はロカカカの実のパワーでふさがりましたが…。代わりに仗世文の耳が岩になって崩れ落ちます。
…実際に実を食べたものに等価交換が起こるのではなく、そのパワーの使用者と見なされたものに等価交換が起こる?
…とにかく吉良の傷はふさがった…のに依然彼は目を覚まししません。
その二人に迫る追っ手。岩人間の一人、夜露。
吉良の傷を直しにいくというのは田茂によって読まれており、夜露は更に自身より仗世文と吉良の近くに迫った位置にいたエイフェックス兄弟に携帯で
「行け」…と攻撃指令を下します。
彼らを追っていた岩人間兄弟、過去編で再登場。
仗世文は吉良が目を覚まさないのは直した傷の他に、頭を負傷していた為と気付きました。
田茂たちから逃れる際に使った爆破の爆風から仗世文をかばって頭の裏も負傷していたのです。
仗世文、もう一つのロカカカの実で再度吉良を治そうとしますが、そこに現れるエイフェックス兄弟!
兄が携帯で夜露に報告を済ませ…。弟がそのスタンド能力、毒ガス入りボールで仗世文に攻撃開始…しようとしますが…。
仗世文、足払いで先制!弟を転ばしてその頭をオラオラ!…と踏みつけて倒してしまします!
弟を倒され、「てめえッ!!」…と仗世文に組み付き締め落とそうする兄。
しかし仗世文、スタンド、ソフト&ウェットのシャボン玉を利用して頭上の枝をしならせ振り下ろす一撃をお見舞い!
そして兄弟二人まとめてスタンドの拳でのオラオララッシュで吹き飛ばす!
仗世文、エイフェックス兄弟を圧倒!吉良を治す邪魔すんなとばかりの決意が感じられた強さ!
定助のオラオラは仗世文からの引継ぎだったようです。
丁度エイフェックス兄弟が吹っ飛ばされた場所までやってきた夜露は、二人があっけなく倒された事に
「うそだろ……」と驚きます。
そんな夜露をよそにロカカカの実を1回目のときと同じように砕いてシャボン玉に乗せて吉良に与える仗世文。
等価交換が自身に起きたのは継ぎ木の影響か、それとも樹のある壁の目の土地の特殊なエネルギーの影響か…と考えるますが…。
仗世文を巻き込んだといった吉良にそうじゃない、オレの方が吉良の母で命の恩人であるホリーさんの役に立ちたかった、それがずっと想い描いていた『幸せのイメージ』であると語りかけます。
ホリーさんが助けてくれなかったらとっくに死んでいた、元々おれはどこにも存在してなかった…。
だから生きるのはホリーさんの子供のあんたの方と仗世文。
仗世文
「等価交換というのなら…喜んでオレの身体と交換するよ……」
「そっちの方が…『幸せのイメージ』だ……。今まで生きてこれたしな」
2個育っていたロカカカの実は使ってしまいましたが枝は無事、ホリーさんのために君がまた育てろ…。そう吉良に続けて語りかけます…。
ここでつるぎと憲助さん、チョイ役で登場。壁の目の近くまできて遊んでいたつるぎを憲助さんが余震による隆起があるからと、もう近づくなと言い聞かせつつ家に連れ帰るのですが…。
…実際に程なく、余震と壁の目の隆起は始まります。
危険を感じる夜露。そして…仗世文と吉良は等価交換が起こる中、起きた隆起によりその足元の地面が崩れ…そのまま地中に埋まります…。
…これで定助誕生か…という所で今回はここまでです。
これでこの過去編から康穂が埋まってる定助を見つける1話に続く…でしょうか。
…夜露、俺が殺してやった!…とか言ってた気がしますが、これ見てただけじゃん!これだと夜露、負け惜しみ言うダメな人じゃん!
…でもエイフェックス兄弟よりは立場上っぽいです。田茂の腰巾着も出てるので何ですけど。岩人間の中間管理職?
…とにかく夜露の事は置いておいて、とうとう融合までの経緯も明かされ、過去編も終わりでしょうか。現在での田茂との戦いの行方も気になる所なので、次回も楽しみにします。
・ジョジョリオン12巻。
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