読んだ感想としてはまったくつまらなくはないけどピスメファンなら絶対読んどけ!…とまでも行かない位の出来でしょうか。まあ小説読むの苦で無ければ読んでみるのも悪く無いというような感じ。100点満点中75点位の。
話的には今やってるコール過去編と1章の間、コールの性格は過去編の少年の時のものではなく、1章の時のように常に不遜な態度を崩さないという感じ。ただ、それにしてはどうも弱いというか苦戦が目立つ印象です。
過去編の後という事は、深紅の処刑人を一蹴するような強さのボス・バレットとの戦闘を何とかしているはずだと思うのですが、このノベルの描写のコールだとどうにも勝てなさそうなんですね…。その後更なる強さを身に付けG・O・Dの頂点に立ったという描写があるので、過去編なければここから更に強くなったという話で済むと思うのですが。
作中に出てくるメイン敵は二人のこのノベルのみの登場(と思われる)キャラで、どちらもこんな相手に苦戦するのかよという程弱い相手という訳ではなく、確実に並みの深紅の処刑人より数段上の実力描写なので、問題無いといえばないのかもですがコールはボス・バレット戦で覚醒して勝利…以後現在の様に無双なイメージだったので、あえなく負傷したり手助けのお陰で何とか助かったりというシーンにアレっ?…となったのが。
性格的には無双のコールを思わせたので余計そう思えたのかもしれません。ここが今回のノベルで一番気になった感あり。
実際に今やっているボス・バレット率いる刺客との結末が実際にどうなるかはまだわからないのでその結果がうまく嵌れば評価上がりそう。逆も然りですが。
…そういう意味では現状の漫画の先はより気になるようになりました。そういう意味では巧い?
…そして上記の二人的キャラ以外にも、コールとこのノベルの話の間コンビを組むロマン・ビゼー等、何人かオリキャラ登場。
このキャラたちは基本的に本編に出てきそうな良い感じのキャラですが、ちょっと粗というか…ピスメ至上最大のオカルトと出た思うので、ノベルで先にここまでやるのあり…?…と思いました。
いや、現実味ないとかいったらそもそもスポットバーストショットとか無理だろという話になるのであれですが脳天に思いっきり銃弾受けて生きてましたとかあったんで。それも実は弾はかすっただけだっいたとかいう理由ではなく妖銃の起こした奇跡といっているのでジョジョのアヴドゥルもびっくりです。
後、桔梗の妖刀はあれだけの力を見せるならもっと凄いいわくつきの品であって欲しかったような。
…うーん。何かコールの強さでアレっ?…となってからツッコミ気質で読んでしまったのであまり良い面あげれてないですね。良かったとこあげよう。
コールとピースの過去についての掘り下げあったので、そういうところは良かったと思います。あとゴードンについてエルトン出てきたのはちょっと嬉しかったです。
あとは二部から出てきたコールの意外性の描写も少しですがありました。ロマンがこの男は独特の感性を持ってると引いてたり。
そのロマンについては今後の漫画で出番とかあるのか、でも出てきてないという事は…とおもったらああ…という感じになってしまったので残念です。
…とりあえずざっととりとめもなく書いた感想はこんな感じでしょうか。
…何かあまりまとまりもなく参考にならない感じですがこれで締めときます。
最後にこれ言ったらアレな気もしますが漫画化したら面白そうとか思いました。
・上記感想のピスメノベライズ。
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