前回の話→
ACTION:95感想リンク…前回はついにエマーソンの血に秘められた真の力に覚醒したコールが強敵だった刺客達相手に無双した所まででした。
今回冒頭、少し戻って前回覚醒コールに会えなく倒されたナム・ハルの描写が。
覚醒コールの放つ圧力、黒いオーラは以前畏怖して動けなかったピース・エマーソンと同じものだと感じるナム・ハル。
もう逃げない、この日の為に鍛え上げて来た、あの日の屈辱を払拭すると爆弾付きの矢を放ちます。
しかし結果は前回の通り。その爆弾付きの矢は掴んで止められ、逆に頭を打ち抜かれます。
ほぼ同時に黒いオーラで動けなくなっていた大型銃の刺客も頭を打ち抜かれてます。
ナム「私は…思い上がっていたのかもしれない」「これほどの人智を超えた力を前にして自分の力が通じるなどと」「逃げるという選択は間違っていなかったのだ…」…実力差を痛感して死に行くナム。
コール自身は覚醒時に聞いた妖銃にとりこまれた魂たちの代表、『実父のさらなる高みへ』という言葉を思い出し…。
コール「仕方ねぇ…俺はあんた達に背を向けたりはしない…」「殺しを生業としていたこの血を受け継ぐ。そして…」「俺がまとめて連れてってやる。あんた達の望む所に!!」…改めて決意。前回のラストで俺は負けないとコールに挑みつつ、既に殴られ吹っ飛ばされてた刺客、ギャヴィンさんは…。
そのまま階下に突き落とされ終了。…ギャヴィンさん覚醒前は普通に強敵だったんですが…。負けないといった瞬間もうそのとき負けてるとか哀れだぜ…。
負傷したゴードンに大丈夫ですかと声をかけるコール。
この程度で壊れる体はしていないと答えるゴードンにこの場を任せ、コールは上に侵入している刺客を倒しにいくと告げます。
今のお前なら大丈夫だとゴードン。
ゴードン「みんなや伯父貴を救い…」「究極の傭兵(アルティメットマーセナリー)ボス・バレット。奴を倒せ!!」…そのボス・バレットにはライナーが決死の覚悟で挑んでいました。
ライナーは鞭の先端に取り付けられた刃で左手を負傷しますが、俺は五体全てを駆使して戦う、この程度の攻撃では止まらないとそのままボスにナイフで切りかかります。
しかし…切りつける前にボスの平手がライナーの顔に直撃。そのまま床に叩きつけられます。
こんなものか、お前の動きなど止まって見えるというボス。
“灰色の怪物(グレーモンスター)”などと恐れられていたようだが俺とは格が違うと続けます。
見くびるな、俺もまだ本気じゃねぇと再びボスに挑みかかるライナーですが…。
ボス「俺は戦場で生まれた。両親は物心つく前には死んでいた」「銃弾が飛び交い知人が次々死んでいく中、俺だけは生き延びてきた」「死を覚悟した事も幾度となくあった」「その度に時間の流れが変わり信じられない力が発揮する事を知った」「多くの死線を潜り抜けるといつからかその状態を自らの意思によりコントロールし」「時間と空間を支配出来る様になっていた」…ボスの境遇回想。コールも覚醒時、周りの動きが遅く見えると感じていましたが、戦場で生まれ、生き抜いてきたボスも同様の力を会得していたようです。
そしてその力で難なくライナーの攻撃を見切り、鞭で首を絞めて絞殺…。
またひとりボスの前に深紅の処刑人があっさりと倒されてしまいました。
ボス「もう…私を止められる者などいない」「今行くぞ。フィリップ・クリムゾン。戦争を…世界を管理する者はお前ではない!!」ライナーを倒し更に目的であるフィリップに近づくボス…。
…そのフィリップはサミットの真っ最中。
世界の軍事バランスを統率しコントロールする、その為に協力するというフィリップの提案。
そのプランには協力するが、それはゾラ商会の刺客を"深紅の処刑人“が片付けられ、我々が無事に国に帰る事が出来たらだと、サミット参加者の一人が答えています。
サミットの行方も深紅の処刑人VS刺客の結果次第、そうなっていました。
…そして場面は再び戦場。先行した刺客、イアンですが、追って来たジェシカに苦戦。
同じ暗殺者タイプでもジェシカの方が一枚も二枚も上手。イアンも暗殺者養成機関、鬼面衆ではNo1の実力者らしいですが…ここまでホントにいい所ねぇ…。今も逃げ回るしか出来ないという状況。
ついにはジェシカの投げナイフがイアンの足を捉え、勝負あり。
会議室には行かせない、生命までは取らないが手足は潰させてもらうというジェシカ。
しかしそこにボス登場!先行させたのに為すすべなくやられているイアンに、お前には失望したと告げます。
ボスが来たことを察し、投げナイフ攻撃するジェシカ。しかし鞭であっさり弾かれます。
そしてボスの拳の一撃!地に伏すジェシカ。
こんなミッション俺一人で十分だったといい、クリムゾンを殺してくるというボス。
最後の抵抗と倒れながらも再度投げナイフ攻撃するジェシカですが…。やはり鞭で止められました。
おとなしく寝ていればいいものを父親と共に死を選ぶかとボス。ならば望みを叶えようと鞭が振るわれます。
しかし。その鞭を銃弾が打ち抜き、ジェシカを狙っていた先端の刃は吹き飛びます。
高速で動いている鞭を打ち抜く射撃にはボスも驚きます。
ボス「俺の後ろにいる奴は…何者だ?」…鞭を打ち抜き、ジェシカを助けたのはもちろんコール。
コールの放つ黒いオーラを、禍々しい、並みの奴なら恐怖で硬直してしまう1かもしれんとボス。クリムゾンの中にもこんな手練れがいるとはと更に驚くボスですが、鞭は使い物にならんが武器はまだあると煙幕弾を取り出して投げつけます。
煙幕弾を避けてコールが逆に懐に飛び込んできたところで、鞭の柄についている刃でコールを突き殺そうとします。深紅の処刑人、勝又やシャルルもこの刃にやられました。
しかし、更なる超反応でその刃を避けつつボスの左手を打ち抜くコール。これまでの驚きようより一段上、驚愕のボス。
ボス「馬鹿な子供だと?あんな経験もなさそうな子供がなぜ…」「俺と同じ時間軸で動いている?」…これは流石にイレギュラーな展開とボスも認めざるをえなかった模様。
イアンはコールの気に体が硬直して動けません。ジェシカはついにピース・エマーソンと同じ血に目覚めてしまったと感じます。
ボスはこいつがギャヴィンの言っていたコール・エマーソン、奴如きの力じゃこいつは仕留められないと思いますが…。
ボス「俺なら止められる!!」煙幕弾をコールの銃撃に合わせて投げつけ、至近距離で炸裂させます。
煙幕に紛れ、コールの背後を取るボス。そして持っていた銃でコールを狙いますが…。
コールはバックハンドで振り向きもせずボスに銃撃!
コール「お前には…無理だ!!」コール、圧倒的!ボス・バレットをも凌駕!
…もう誰にも止められないコール無双。今回はここまでです。
覚醒コール、ボス・バレットでも立場逆転!最後のはホント私を止められる者などいないっていってたボスさん立場無いです。
強い。絶対に強い状態。定番かもしれませんがボスの強さ描写した後のその上をいく描写ですから敵無しという感じ。
…でも、本編に戻ったら現ラスボス候補な訳で、より勝てる気がしてしまいますがどうなるのか。
次回でVSボスは決着しそう。それとも最後の一撃でもう決着か…?過去編も終了?
とにかく来月も楽しみに待ちます。
・ピスメ14巻。
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