前回の話→
#039感想リンク
常敏と接触していた謎の男、大年寺山愛唱。
前回はその愛唱が現状の物語の鍵となるフルーツの密売人である事を突き止めたものの、追跡していたスタンドが見つかり、康穂&つるぎが窮地に陥ったところまででした。
康穂
「ドアはたくさんある。同じ形、同じ大きさ、同じ色、同じ質感」
「区別がまったくつかない。そのドアの数は無限にある」
「だが開けたドアには必ずどこかに開けた『痕跡』が残る」
「何度も開け閉めすればさらに『その痕』はよくわかる」
「その先へと進んで行く。それがあたしのスタンド…『ペイズリー・パーク』」
…どうなったかの情報の前に康穂の自分のスタンドについての語りが。
何か心に残ったので全部書いておきました。スタンド能力の使い方のイメージ…といった感じですが、そういったものをもうつかんでいる様子の康穂。
…実際もう能力駆使してますし、スタンドという概念知ってから半日も経ってないと思われるのに考えたら凄い成長ぶりです。康穂。
…しかし、現実に戻れば康穂&つるぎの状況はピンチ。
愛唱に二人のスタンドが合わさっている携帯カエルを踏みつけられ、更に壁に向かって蹴り飛ばされました。
スタンドへの攻撃は本体に返るのでダメージを受ける2人。文字通り踏んだり蹴ったりです。
バレた、携帯カエルがスタンドだと見抜かれたというつるぎですが、慌てないでと康穂。
愛唱は何故尾行されているか等の状況を理解していないので、今は攻撃よりも何が起きているか調べたいと思っているとの考えを述べます。
確かに愛唱は壁への蹴りつけでひとまずはですが攻撃を止め、携帯を使い始めます。
携帯で連絡を取ろうとする相手は定助を殺そうとした謎の岩人間、八木山夜露!
…しかし、夜露はもう死んでしまったので、当然電話はつながりません。
動揺する愛唱。彼が行っていたフルーツの密売はヤバイ金額の取り引き、焦ったこいつが何をするか予測はつかないとつるぎ。愛唱の次の行動は…。
つるぎ
「ヤバいぞッ!!やっぱり破壊しようとしているぅぅぅ!!」
…とりあえずつぶしとくとばかりに携帯カエルに向かって足をふりあげる愛唱!
しかしここで康穂のPCにペイズリー・パークのスタンド能力の一つである、選択が表示されます。
バナナの皮or犬のうんこの選択。これで正しい方を選べればそのモノが事態を好転させる結果を生むのですが…。
バナナの皮を選んだ康穂。…と同時に愛唱がバナナの皮を踏む!…しかし片膝ついただけで転ばない!…選択間違えた?
…が、次の瞬間、愛唱が拾って投げ捨てたバナナの皮が携帯カエルに!
それだけでなく愛唱の周りに携帯カエルがいっぱい!
これはつるぎのスタンド、ペーパー・ムーン・キングの能力!枯れ葉(バナナ含む)を全て携帯カエルに見えるように認識させたのです。
…これバナナの選択のお陰でつるぎの能力発動の時間稼げたという事なのでしょうか。ともかくこれでこの隙に携帯カエルを戻して逃げられます。
でもこれでフルーツを栽培している場所に隠されてしまうとつるぎ。
しかしその心配は無用。携帯カエルを踏みつけられたときに、康穂はスタンドを介してポケットの中のセキュリティカードから情報を得ていたのです。ホントに頼れますな…。
カードの記録だと杜王スタジアムの警備職員である愛唱は今勤務中だが休憩時間、警備員室を出たのがたったの9分前であったことがわかりました。
…という事はフルーツの鉢植え持って警備はしてないでしょうから…。
康穂
「フルーツの樹が他にもあるとするなら『スタジアムからここの公園』……」
「その9分以内にあるッ!もしくはあの『スタジアム』にあるッ!!」
…ということに。これは有力な手がかり。フルーツの謎を解く機会はまだ失われていませんでした。
一方の2人のスタンド、携帯カエルに逃げられた愛唱。
一向に電話に出ない夜露に何かあったのかと思い、そして足で携帯カエルに触れた事で幻覚を観せられた、そしてそのスタンドはもうひとり探ってたヤツがいて『2つ』であることにも気付きます。
愛唱
「オレと同じだ。この2人とも…。そして触れたヤツを攻撃できる」
…え?…同じでという事は…。これはマズイですよ…。
危険な匂いが感じられたところで再び場面は康穂&つるぎの所へ。
スタジアムを調べる必要があると康穂。定助を呼ぼうというつるぎに同意します。
しかし連絡を取りたいがどうすれば…という所で、康穂がPCにペイズリー・パークの選択が再び表示されている事に気付きます。
『何か』迫っていると危険を感じた康穂ですが、その選択は気付くのが遅かったか時間切れに。
そこに戻ってきた携帯カエル。もしかしてつけられた?…という康穂ですが、それは絶対無いとつるぎ。
落ち葉と携帯カエルとの区別をつかなくさせる効果はまだつづいているようで、バレるわけないと。
そこで改めてスタジアムに向かおうとする二人ですが…。
二人の吐いた息が渦巻き始め…襲ってくる!渦の中には何かいる!
先程の愛唱のセリフ通り、これはスタンドによる遠隔攻撃!渦の中にいるのが愛唱のスタンドです。
ペーパー・ムーン・キングで攻撃出来た事の逆に今度はこちらがスタンド攻撃を受けたという話で、渦巻いた空気でできた竜巻によって足を傷つけられるつるぎ。
落とした携帯を必要なので拾ってと言って康穂はつるぎを抱え支えつつ、竜巻攻撃をかいくぐり逃走を計ります。
窓から外に逃れた二人ですが、窓外側下部のつき出ている部分に乗っているだけ状態となり、いつまでもそうしてはられません。
…となりの窓の下にハシゴが立てかけられており、先程時間切れになった選択でハシゴを選べていれば、きっとそれがこの近くにあったと思う康穂ですが、それはもうどうしようもありません。
そこで不意に竜巻スタンドが消えた事に気付く2人。
何処へいったのか…と思うと再び康穂やつるぎの吐いた息が渦巻き始めます。新たに仕切りなおして襲ってくる…?
今の状況で襲われたら…。絶対絶命、万事休す?…という所で今回ここまで。ジョジョでは毎度の事ながらピンチが続きますな…。
今回見る限りでは愛唱はあくまで今回の敵という感じでラスボスにはならないように感じます。
これまで出てるキャラでラスボスになってもおかしくない空気持ちは現状ではやはり常敏になるのか…。憲助さんはすっかり味方キャラなイメージ付いちゃってますし。
夜露はそれっぽい感じがあると思ったらアッサリ死亡。
追っているフルーツの謎を解ければ今度こそいろいろと分かってきてラスボスキャラも定まってくるのでしょうか。
しかしまずは愛唱を何とかしないと駄目。小型竜巻での遠隔攻撃とか厄介ですがどう攻略するのか?
前回に続いて出番無い主人公、定助助けに来る?とにかくどうなるかは次回待ちです。
・ジョジョリオン9巻!クワガタバトル始まるよ!グロ注意、グロ注意です。
PR