ジョジョリオン #044 What is my name? 感想

ジョジョリオン感想書きます。


ジョジョアニメ3部も終わりか…。寂しい感じがしますぜ…。

4部以降もアニメ化するのか…？

…でも3部までやればとりあえず一区切りでしょうか。次あるとしても間が空くよね…。


…まあアニメ終わるという寂しさはこの辺でおいておいて感想の方を。


ネタバレありなので良ければ続きをば。

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前回の話→＃０４３感想リンク

記憶を失くした定助のことを知っているらしい謎の少女、作並カレラ。

…しかし彼女はスタンド使いで、そのスタンドを悪用して金をせしめるわ、その金を全てパチンコにつぎ込んでしまうというような色々と駄目な人でした。

…そうやってカレラの駄目っぷりが炸裂したところまでが前回。


…それでも定助はカレラから情報を得ようとパチンコ屋を出た彼女についていってます。

町中でボールをまるで体に吸い付いているように扱い、拍手を受ける兄弟がいました。そっくりなので双子でしょうか。

カレラはカフェに入りました。それを追って定助も中へ。

…カレラはそこで何をするかと思えば砂糖とミルクを大量に取ってスーパーの買い物袋につめました。

注文はせず、持っていたパンに持っていた牛脂をのせ、そこに砂糖をかけます。

そしてこれまた持っていた醤油をかけて食べ始めます。…スキ焼きの味がするらしいです。

…どうやら彼女、いつもこんな感じで食事をするようです。

所持品はそれらのパンの耳等の他になさそう。

泊まる所がないと言っていたが着替えとか下着はどうしているんだろうと定助。

…サイフはありました。…お金はパチンコに全てつぎ込んで入ってませんが。

定助
「なんなんだこの女の子は？どういう存在なのだ？今までどんな生活をしてた？」

…記憶を失ってるのをカレラに打ち明けるのはヤバイ気がする、と定助。

しかし自分の過去を知る人物。付き合っている内に『本名』を言ってみろと思う定助。カレラは定助の事を『セッちゃん』としか呼んでいません。

今の定助は吉良吉影ともう一人の何者かが融合した存在であり、そのもう一人がカレラの知る『セッちゃん』のようなのですが…。


定助がふと眼を離すとカレラは見知らぬおじさんと共に男性用トイレに入っていってます。

驚いて何をやっているんだと後を追う定助。トイレの個室でカレラの丁度股の位置にうずくまってるおじさん。

…逃げだすおじさん。カネ貰ってないカネ払えと叫ぶカレラ。

走り去るおじさんの頭に毛が生えてます。うずくまっていたとき頭を押さえていましたがそのとき指が当たっていたところからです。

なんで邪魔すんだよォォォ…とカレラ。毛が生えたのは彼女のスタンド能力によるもので、ハゲ頭に毛を生やす事でお金を貰おうとしていた模様。

ただし射程は80mほどなので、カレラから離れれば抜けてしまう模様。…サギ？

そしてもしかしてセックスサービスしてると勘違いした？…とカレラ。その場合だったら自分がうずくまる形だと説明。…確かに。

とにかく彼女の能力は人が触ったものから毛を生やす能力？彼女の口ぶりからして、セッちゃんはカレラのスタンド能力について知ってなければならない感じです。

自分の能力で稼ぐというのは難しい、バレないようにしないとヒドイ目に遭うとカレラ。

…やってることがアレなので、ヒドイ目に遭っても自業自得の面はありますが。


この町に何しに来た、今まで何をしていたと聞く定助。セッちゃんに遭いに来たと言ったとカレラ。

自分の事は町でたまたま見かけたと言った、それにオレたちはそういう関係じゃない、本当の目的を言えと定助。

それはそうだけど、あたしはずっとセッちゃんの事は思ってた。片思いだけど…というカレラですが、定助はこれに対しハッキリ言う、これからもそういう事はないとバッサリ。

…記憶を失くしてるのにそこは断言してしまう定助。まあ同情で付き合ってやるとかよりはハッキリしてる分いいのかもしれませんが。

…これでそんなのセッちゃんじゃないとか言わない所を見ると元からそういう関係にないのは正しいようです。

オレを捜すよりなぜ自分の両親か兄弟の所に行かない…と聞く定助に。

家族とかどうしてるか知らない、興味ない、親の人生、とカレラ。

カレラ
「大切なのは『現在』…………………………でしょ？」
「過去なんてどうでもいいわ。興味があるのは『今』！」
「『今』が大切で楽しくて素敵な気持ちになるために生きるの…。それが『幸せ』」

…刹那主義、というのでしょうか。とにかく定助はそれを聞いて過去を求める自分とは間逆だと感じます。

ここで定助は情報を得るためカレラに持ってるなら携帯見せて欲しいと言ってみるのですが…。

カレラは突然新しくカフェに入ってきた客にジロジロ見てんじゃねーよとかいって絡み始めます。

この騒ぎを見て、カフェの店員が大声を出さないで下さい、何も召し上がらないのなら出て行ってくださいとカレラにいいます。

…普通ならカフェ店員にも私も客だとかいいだして絡みそうなカレラですが、何故かここでは素直にしたがって店を出て行きます。定助も戸惑いつつ、その後をついていきますが…。


店を出た所で携帯を話を戻して携帯を見せてくれるカレラ。…大好きなセッちゃんの昔の写真なら大切に保存しているといって見せたのは…。

吉良とカレラともう一人の写真…。格好的に吉良の方が定助と思いそうになりましたが、今の定助のファッションは吉良のものなので違います。…つまりもう一人がセッちゃんなわけですが…。これ定助…？…と思える見た目です。

カレラ
「もしセッちゃんが誰かから隠れているというのなら…今の変装は成功してるわよ」

別人にしか見えない、気付いたのはあたしだけ、セッちゃんの事が大好きだから気付いたとカレラ。

これがオレだというのかと戸惑う定助。そして…『誰かから隠れている』という事。…本名が知りたいと思いますがそこで…。

カレラ
「あなたを世間から隠したのは吉良の知恵でしょう？」
「『空条　仗世文（くうじょう　じょせふみ）』くん」

…さらっと本名いったあ！

…かなり力技な名前できてます。…でも考えたら汐華初流乃とか徐倫とかも力技だった。

吉良が仗世文を隠そうとしてた

…不意打ち気味の本名発覚に驚いている定助を尻目に釣れたといって髪の毛を一本引っ張ってます。

髪の毛にくっついてきたのは…銀行の通帳。先ほどいきなりカフェで絡んでた二人組のものです。向かいのATMから出てきたのを見ていてこれが狙いで絡んでた模様。

…ないしょっていってますがこれアカンやん。泥棒ヨクナイ。

そしてその向かいのATMに向かい…暗証番号は番号の触った場所から髪の毛を生やして突破。生えてくる順番で番号押した順番わかる模様。

そして金を引き出す事に成功。セッちゃんおごるよ、パァーッと行こうとかいってますが…。

…いや通帳に給料入る身になったからか、このATM泥棒はやめてくれよと感じてしまうぜ…。盗まれてる二人組に同情してしまう…。

とにかくここでひとコマ、カレラのスタンドの姿も出ます。フラフラと歩いていくカレラに今はまだついて行く定助。


…その定助とカレラの後ろの方で、冒頭に出ていたボール回ししていた双子に二人の警官が声をかけてます。通報がどうやら道の真ん中でやるなという事のようですが…。

ボールを蹴るのを止めてもらってよろしいですかという呼びかけにも答えない双子。そして次は身分証の提出を求めますが…。

ここで初めて双子の一人が答えます。弟は寝てる時もボールを話した事がない、一心同体、法的に問題はない、事故を起こした事もないといいます。

それはすぐ判明するのでボールを下ろしてください、そもそもボールではないみたいですねと警官。

双子の使っていたボールにはジッパーがついてたのです。警官がいうように普通のボールではなさそう。

…そして警官は双子のボールをもってない兄の方も手に何か石のようなものを持っている事に気がつきます。時間はとらせないので交番で所持品を見せてくださいと警官。

双子兄がこの町にも長く滞在できないが恥じることはない、それはオレがお前の大好きな所だといいます。それを聞く弟の方もボールを離すつもりはなさそう。

いうことを聞かない双子に警官は応援を要請。そのとき双子兄が動きます。

そしてその兄の手。石を持っていると思ったら手が石だった。何をいってるかわからねーとおもうが…ここからはポルナレフ状態の説明出ますが暖かい目で見てくだされ。

兄はその石の手の右手をかざしつつ、左手で警官の身に付けていた手錠にふれます。すると石の右手から手錠が出てきたぁ！その代わり警官の手錠はボロボロと崩れていきます。

そしてその右手に出てきた手錠を警官の口に嵌めてしまいました…。顎を貫いて嵌めたので…悲惨な事に…。もう一人の警官が双子兄を取り押さえようとしますが…。

双子兄の左手が取り押さえようとする警官の腕に触れると…その手が崩れていきます。

…そしてその手はもう一人の警官の口に嵌められた手錠につながれる状態で再構築されます！

異常事態…。この双子は一体…？

とにかくそうやって警官をあしらって歩き出す双子。

二人の目的はカレラを捜す事！何故この異様な双子に狙われているのか…？

定助もこの双子とカレラとの間のトラブルに巻き込まれそう。どうなるのか…という所で次回に続きます。

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カレラさん、前回での駄目具合に実は定助にたかるために現れたタダのウザキャラかも…とか思ってしまいましたが、今回の話を見るに重要人物なのは間違いないようです。…駄目な人なのは変わりませんが。

そしてそのカレラを追う双子。…岩人間だと思われますが、今回の描写をみると夜露や愛唱より危険な相手のような気が…。

何というか夜露や愛唱は体が岩という体質持ちなだけで、こちらへの攻撃はスタンドで…という感じでしたが、今回の二人組の兄はスタンドじゃなくて柱の男みたいに体質の方で異常な事をやっているので…。

…あいかわらず、以前の争点だったフルーツ、ロカカカの事はおいとかれてますが、不気味な敵になるであろう相手の登場にこちらのカレラ関係の事情もかなり気になってきました。

…ロカカカの方とも繋がって来てさらなる展開があったりするのでしょうか…。

定助は吉良＋仗世文で確定？…色々気になりますが、それは次回を楽しみに待ちます。





・ジョジョリオン９巻。来月は10巻目出るらしいです。