前回の話→
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ニコラはアクアタルカスの朝日を眺めていました。
…今は亡き父が残した手紙に平和になったら父母子、3人で見ようと記されてした景色。
…記されていた景色は夕日でしたが、本当に綺麗だと呟きます。
そこにやってきたのは、故マーコス国王の父と母。ニコラにとっては祖父と祖母に当たる人達です。
息子の後継者としてここに残ってほしいという祖父に、ニコラはマーコス家の一員として
迎えいれてくれた事に礼を言いつつ、今すぐってわけにはいかないと応えました。
やるべき事をやってくると。
G・O・Dの舞台で銃神コール・エマーソンを倒し、必ずここに戻ってくる意思を胸に再び旅立ちます。
バンクス家に戻ったミクシーさんはもうその旅についていく事まではしませんが、
ニコラに車を貸してくれました。
貸すだけだからちゃんと返して。だから必ず帰ってくるのよ、と言ってニコラを抱きしめるミクシーさん。
もう戻るしかなくなったと返すニコラ。…そしそのミクシーさんから借りた車でコニーと共に出発。
…といってもコニーは、成長してもう見守る必要の無くなったニコラから離れ、
大闘技都市で再び帰り咲く事にする事を決めています。
コニーを大闘技都市まで送り、別れる前に2人で食事。
毎回食事では皿の取り合いをやっていたニコラとコニーですが、今ではすっかりニコラ無双状態。
…その事に悔しそうな表情を浮かべ、一年後、お互い生き残ったら皿の量は逆転すると語るコニー。
それに対しニコラは逆転はさせないよと言いつつ、
「今まで……ありがとう。」と。
そして大闘技場。別の車でカイルもやってきています。
アクアタルカス軍の指揮官に任命されてたんじゃないのかと指摘するコニーに
カイルは俺は只のギャンブラー、そんな偉そうなポジションは似合わないと辞退した意を伝えます。
そんなカイルにその方がお前らしいというコニー。私の身を置く場所は戦場と、大闘技都市での戦いに。
大闘技場の現チャンプ、キラービットが集まった面々に対し、威勢よくあれこれ語っていました。
この中で俺に脅威を与えられる奴は一人もいねえというキラービットに、
やって来たコニーは私の目から見ても大した奴はいないと告げます。お前も含めてと。
あんたのようなロートルが何しに来た、お前のような奴がチャンプになれるとはここのレベルも
随分下がったものだと、お互い挑発しあう新旧チャンプ。
なんなら今すぐこの場で処刑してもいいんだぜ、とキラービットが銃をコニーに向けた瞬間。
…逆にコニーのショットガンが彼の頭を吹き飛ばしました。
「馬鹿かお前…。゛決闘"前といえど銃を向けられたら撃たれても文句はいえないんだぞ。」
…見事なかませです。キラービットさん。一章で同様にコニーのショットガンで吹き飛ばされた
マジック・スティーブを思い出しました。
この漫画には必要不可欠のかませキャラ。その特集とかまとめとか書いたら面白いかもと、
ふと思いましたがどうでしょう?
…とにかく開始前から現チャンプを葬ってしまったコニー。
始まった大闘技都市での戦いでも圧倒的なその強さを見せつけます。
その実力で次々と相手を倒していくコニーは本当に大闘技都市のレベルが下がったのか!?
…そう考えますが、それだけではなく、ニコラの面倒を見て、その成長を見守る中で、
コニー自身も強くなっていたという事実に気付きます。
…腕が鈍ったと言っていたコニーですが、ニコラが急成長しすぎたのでそう感じただけのよう。
そしてそんなニコラとの時間は楽しかったと振り返ります。
だが…これでいい、あいつはもう一人前の戦士、…と今の戦いに気持ちを戻したコニーの前に、
ここまで生き残り、今の彼女でも油断出来ない相手が現れます。
短銃によるニコラばりの精密射撃を見せる手強い相手。だがスピードは自分の方が上、
必ず追い詰めるというコニー。
しかしふと、この気配どこかで…と感じた瞬間、背後を取られていました。
驚くコニーに腕を上げたと褒めつつ、だけどそれだけじゃ俺には勝てないと告げるその相手は…。
死んだと思われていたホープ・エマーソン!
驚くコニーにホープは大闘技都市のチャンプを決めようと静かに言い放ちます…。
ここでまさかの第一章主人公ホープ登場!
…いや、生きてるだろうとは思ってたけど、ここで出てくるとは…。
まだまだ先だと思ってました。ニコラがコールにやられそうになったとき現れるとか
そんな事考えてましたが、その予想はまったくハズレでした。
ハイマンにニコラが勝つまでの王道的な流れにここで一石入れて来た感じですね。
そんなワケで登場したホープですが、以前の彼とはやはり変わってますね。
そもそも決闘に参加する事自体嫌がってたのに大闘技都市の戦いに参加してるわけで。
コニーに対して俺には勝てないと言い切る自信も以前の彼には無かったものです。
…ただ、それだけにちょっと暗い影を落としている感じもするので…。
展開的にコニーでもこの復活ホープには勝てないでしょうが…。一体どうなる…?
ジョジョリオン共々、PEACE MAKERの方も次回は要注目の回になりそうです。
・ピースメーカー最新刊8巻。
・ホープが主人公の1章はこの1巻から7巻まで。
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