・グレイ (冒険者 24才)
グレイ
「おれのなはグレイ。」
主人公キャラ
「かっこいい男!ぜひ仲間にせねば。」
…他の主人公で彼を仲間にするときの流れですが、男キャラ主人公でもこれです。
…一部の方が喜びそうな感じになってしまいますが。
グレイはその名の通りの髪の色で、ポニーテール(※男です。)にしてる冒険家。
ゲーム開始時仲間として、聖戦士ガラハドと魔術師ミリアムがいます。
…ガラハドについてはネタで一つの記事書けそうなので、ここでは追求無し。
とにかくグレイ、ガラハド、ミリアム。この3人で狙うはリガウ島に眠る財宝!
…というのがグレイ編ですが、この財宝探しが終わって、リガウ島を出ると、
ここらで一旦この冒険チームも解散するか、という話になります。
ガラハドはクリスタルシティに向い、ミリアムはエスタミルに向かう事にするようで、
グレイは二人の内のどちらかに付いて行くか、一人になるか選択する事に。
どちらかについていく場合はその目的地を目指す流れですが、
一人残った場合は実はグレイの過去の知り合いだったらしいジャンの頼みで、
クローディアの護衛を引き受ける事が出来ます。
この場合、クローディア編に繋がる流れになる訳です。
…ちなみにそもそも初期パーティ解散したくねえ!…という人はリガウ島の財宝を取らないで
別の所に行ってしまえばOKです。それがいいならそれもあり。フリーシナリオだもの。
【ミンストレルソングでのグレイ】(年齢26歳)
何というか、ボイス的に、よく言えばクールな魅力の男、悪くいえばカッコ付けな感じに。
髪型はポニーテールから歌舞伎役者的な広がった長髪になった。…結んでたのを解いた?
ミンストレルソングではキャラ毎にキャッチコピーのようなものがありましたが、
グレイの場合は『絶対自由』です。正にフリーシナリオという感じです。
…バーバラ主人公の方が自由に行動出来るんじゃね?…とか言っちゃ駄目だ!
・バーバラ (踊り子 26才)
バーバラ
「あたしはバーバラ。ニューロードを旅してるんだよ。」
各地を旅して回る旅芸人一座の踊り子。彼女が主人公の時の特徴は一番自由に動き回れるという事です。
バーバラ編こそ真の絶対自由。
専用イベントは吟遊詩人に踊りを見せて、ディスティニーストーンの一つ、アメジストの首飾りを貰う。これだけ。
しかしその分、最初からニューロードに関する地図を網羅して持っており、行ける場所も多いのです。
ウエストエンドから始まりますが、後はどうしようが自由!
更に高速移動出来る馬車も使えるよ!
…ナタリーはずっとその中?
…でもバーバラ好きな方すいません。ここまで持ち上げて僕、SFC版ではバーバラ全然使ってない!
…殆どの場合、アメジストを取って、
「たのむ、おさらばしたいやつがいるんだ。」…してました。
バーバラの仲間キャラとしては会計係エルマンがいます。
空気ですが歌い手のナタリーもいます。(名前だけ登場)
彼はバーバラ編だけの仲間。
【ミンストレルソングでのバーバラ】(年齢30歳)
派手目なお姉さん→ダンススクールの先生…といった感じに。
こちらではメイン体術で戦わせてました。踊るような動きによる体術!…というイメージで。
ミンストレルソングでの新規のBGM『熱情の律動(リズム)』を端で聞いていた姉が、
「これバーバラ関係の曲?」…と言いました。
…違うけど、確かにそういう風にも使う事も出来た感じだな、とも思いました。
曲名的にもこのリメイクでの彼女にあってると。この曲バックに踊ってるシーンあってもよさそうな。
エルマンは会計係というよりも、細目で怪しい商人な感じに。…その目が見開く様は必見。
ちなみにミンストレルソングでは彼のような特定キャラ主人公のみだった仲間キャラを
別の主人公でも仲間に出来ます。
…ただダウドはそもそも付いていきたくないとか言い出す奴だからなのかジャミルの初期メンバー限定。
…そしてナタリーにスポットライトが当たる事は無かった。
・ホーク (海賊 30才)
ホーク
「おれの名はキャプテンホーク!…とは言ってもいまじゃ船もなくして
おかにあがったカッパみたいなもんさ!」
主人公キャラ
「カッパか、はっ!」
…そんなわけで
丘に上がったカッパ海賊のキャプテンホークさんです。
某本によると、この返答に対しホークは何も言わないがかなり頭に来てるに違いないとありましたが、
…そうだろう。これは。仲間にするしないのときの選択肢がどれもこんなだったりするのがロマサガ。
そもそもどうしてホークが船を無くしてしまったのかは、彼を主人公にしたときの序盤の展開でわかります。
ホークで始めるとサンゴ海で船を駆る所から始まり、この時は実際に商船からお金を奪う海賊行為が
行えたりしますが、それを切り上げて海賊の根城であるパイレーツコーストに帰ると…。
行われた集会にて、ホークは犬猿の仲であるブッチャーと言い合いになり、
マスク島で決闘を行う事になるのですが、そこで待ち構えていたのは
海賊を捕らえようとする帝国軍でした。
ブッチャーはホークをハメる為、帝国に情報を売ったのです。
…何とかその包囲網を突破して戻ったホークですが、ブッチャーは2重の罠を張っていました。
帝国に情報を流すとき、ホークの名を語っていたのです。
捕らえた者の証言で、帝国に情報を売るような海賊の裏切り者はホークという事になってしまい…。
この危機も何とか脱出するも、激しい嵐に巻き込まれて、アロン島に辿り着くものの、
愛船であったレイディラック号は大破してしまいました…。
そこからホークの丘の上での冒険が始まるワケですが、こうして書いて見ると結構なドラマですね。
そんなホークの仲間には相棒のゲッコ族のゲラハがいます。
彼もホークに劣らず初期能力高めなので頼れます。
他の主人公でも、ゲッコ族絡みのイベントを行う時には必要な事があるので、
「ギャートカゲだーさよなら。」…とやらずにそのときだけでも
「はちゅうるいのともだちもわるくないな。」…とパーティに加えてください。
【ミンストレルソングでのホーク】(年齢36歳)
見た目は青から緑!上半身裸で、こっちの方が海賊らしいといえばそんな感じ。
…あの選択肢の答えは
「カッパに用はない。」…になった。…どのみち酷い。
リメイクゲラハは、見た目は本当にトカゲですありがとうございました…ですが、
そのボイスは渋い!いぶし銀!トカゲダンディです。イカスぜ!
・シフ (蛮族 28才)
シフ
「バルハラントからきたシフっていうんだ。よろしくな。
このあたりにはしんらいして力をかせるほねのある戦士はいないみたいだねー。」
主人公キャラ
「てめえが強すぎるんだよ!この大女め!」
ホークに続いてシフですが、これも仲間にするしないの選択肢で仲間にしないときのものです。
…まあ確かにシフは強いです。初期ステータスではホークと並んで主人公随一でしょう。
まあ、たとえ最初弱いアイシャでもその分成長力はあるので、仲間にして鍛えれば
遜色ない戦力になるんですけどね。
そんな彼女はバルハラントに住むバルハル族の村の戦士。
大女と言われるだけの身の丈もあり、雪国で鍛えられた力なのかという感じです。
シフが主人公で始めると、まずは村の長ガトの以来でモンスター退治をする事に。
最初は一人ですが前述の通り強いので、充分こなせます。
その後、バルハラントに流れ着いた船の生き残りとなったアルベルトと出会います。
そしてアルベルト主人公のときの流れに繋がるという展開。
アルベルトの事は坊やと呼ぶシフ。
『ぼくとお姉さま』という二人の組み合わせが好きな方もいるでしょうが、
僕的にはアルベルトの相手役はアイシャです。
…まあそんな事で、前回の記事で書いたように、アルベルト主人公で始めた時は
シフを外してしまう僕ですが、シフ主人公でプレイした時はアルベルト最後まで連れ歩きました。
アイシャも一緒ですが。
…どっちかというとあくまでシフは面倒みてるって感じです。僕の中では。
【ミンストレルソングでのシフ】(年齢33歳)
特徴は何といっても角。頭にデカイ角が左右2本付いてます。
故にSFC版シフとの区別で、『ツフ』ともいわれているらしいです。
筋骨隆々で戦士度高い。そしてその声的におばさんっぽくなった印象。
…おばさんっぽくとか書くと悪くなったという感じですが、そんな事ないよ!
頼れる姉御というかそういうキャラ付けとしては良い感じだと。
子供度が増したアルベルトとの組み合わせは『ぼくとおばさん』。
僕的にはこっちの方が良かった感じが。
アイシャと合わせて面倒見るよ!…的な。ラ〇ュタのあの人みたいな。
…こんな感じで、2回に分けて書いたロマサガ1の主人公について。
…実際の演出とかあっさりしてるんですが、その独特のセリフとプレイした感じによって
様々な印象が生まれるゲームだと思います、ロマサガは。…いや、サガ全体に言えるかも。
この感覚、RPGというジャンルとしてはある意味ベストな方向性の一つだと思うんですよね。
まあ、個人的には自由度が無くてムービーばかりと言われるRPGだろうと、面白ければ良し!…ですが。
…でも、それでプレイする人にとって合わない、つまらない話だったらキツイ、そういう事ではないかと。
・追加要素のあるWSC版ロマンシングサガのソフト。
・ロマンシングサガの音楽CD。ラ・ロマンスはアレンジ。
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