PEACE MAKER ACTION78:極めし者たち 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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PEACE MAKER ACTION78:極めし者たち 感想

ピスメ感想も書いてくよー。

ネタバレありなので良ければ続きを。













前回の話→ACTION77感想リンク

G・O・D(ガンズ・オブ・ドミネイション)一回戦残りの試合が続きます。

まず一回戦第八試合。

戦闘民族として名を馳せていたがその部族の資源を狙う戦争により滅亡寸前にまで追い込まれているというダイニ族の生き残りにして最強の戦士というイズ・チャカカ。

アクラブ・カシムの後を継いでサンドタルカスの決闘場を守り続けていたという天才銃士サヴ・ダース。

この二人の戦いです。アクラブ・カシムとか懐かしい名前出た。

チャカカの身体能力には警戒しつつもどんな奴が来ようと関係ないと自分の実力に自信を持つサヴ。

その戦法はモード・コブラ。左手で急所をカバーしつつの早撃ちで、攻防一体の究極のスタイルと観客の一人は言いますが…。負けフラグな気が。

アクラブ・カシムが使ってたモード・スコルピオンも究極のモードといわれてましたが、今では究極のモード(笑)だしな…。

まあアクラブと違い、卑怯な行為無しでサンドタルカスの決闘場を守り続けていたのなら相当凄い銃士とカイルは言ってます。…あの国は変なスタイルする奴しかいないのかとも言ってますが。

ガードする左腕には3発食らった事があるがまだしっかり動く、しかも今は鋼鉄のガードも入れてある、死角はないと思うサヴ。…鋼鉄ガードも負けフラグな気がしますが…。一章でのG・O・Dのイビル・ジョージさんが頭に浮かんだぜ…。

サヴ
「ザジ・カシム国王直々に依頼された任務…」
「G・O・Dの舞台でニコラ・クリムゾンを殺さずに倒し“銃神”コール・エマーソンを葬る事」
「国の命運は私にかかっていると言われた。私はその期待に応える!!」

…サブの弾丸が放たれ、チャチャカは吹っ飛ぶ…ように見えて回避していました。

私のシングルハントからは逃れられんと2撃目を放とうとするサヴですが…。

サヴの背後から突き刺さるブーメラン。回避しつつ投げられていた一撃。

イズ・チャチャカ勝利。やはり負けフラグには勝てなかったよ…。

コニーによるとそれはブーメランではなく狩猟民族が使っていたカイリーという武器。

本来は直線上に飛んで打撃を与えるものを多少の弧を描き刺さるように改良されているという話です。

サヴも自分の死角からの攻撃に何が起こったのか分からなかっただろうとコニー。…死角あったよ…。サヴさん…。

そしてコニーの見立てではチャチャカはまだ狩猟民族ならではの攻撃を隠し玉として持ってるだろうという事。

コニー
「撃ち合いだけじゃない。自分の目的の為存在を消されぬ為あらゆる技術を駆使する」
「思いの他この舞台(G・O・D)も面白い!!」


続く第八試合。

歴史学の講師をしながら銃士としても活躍してここまで来たというインテリ銃士タム・ジーアン。

仏に仕える身で世の中全ての業を浄化すると決闘場を行脚してG・O・Dまで到達したという戦う修行僧、宝順院 英神(ほうじゅんいん えいしん)。

この二人が戦います。

坊主が堂々と人を殺すのか、学者が銃士をやるのかとお互い様な事を考えつつ向き合う二人。

しかしどちらもコールを倒すのが目的なのは同じな模様。果たして勝つのは…。

タムに刺さる下駄。…まさかの下駄。その発想はなかったよ…。下駄先に刃がついていてそれを蹴り飛ばしての攻撃。

このインチキ坊主め…と思いつつ倒れるタム。英神勝利。

コールを倒して歴史上の人物になりたかったというタムにお主の業と意志は私が受け継ごうという英神。下駄を回収して去ります。

英神
「ここに渦巻く全ての業を浄化するのが私の責務なのだから……」

…この下駄攻撃を腕より足の方が圧倒的にパワーがあるから理にはかなってるとコニー。

いやいやおかしいだろとカイル。今までの早撃ちとは全然概念が違うと。…うん。マトモな突っ込み来た。

前のG・O・Dは一名刀で戦う男はいましたが、あくまで銃士の戦いの雰囲気でしたからね…。

しかしれはこの6mの間合いで相手を殺すのに簡単で有利な武器が銃だからというだけ、技術を磨きその道を極めればどんなものでも凌駕出来る事を証明しているとコニー。

決闘に興味を示すコニーに傷が癒えたらG・O・Dを目指すとかいうなよ…というカイル。

今の私の実力では先に進めそうにないのはわかってるといいつつ、血が滾るのを感じるコニーですが…。


一回戦ラスト第十試合。

スティーブ・バケットVSライフル使いで最強のハンターだというヴィクトル・ウルフ。

…控え室でぶつかりそうになってた二人の対決ですが…。

ウルフはライフルで早撃ち。かつてのコニーはショットガンで早撃ちで、同じ長身の銃を使うものとして、名の知れた傭兵スティーブ・バケットにどう挑むのか見ものだと語ります。

長銃の早撃ちはホルスターを台に銃を回して撃つ方法で、熟練すれば短銃を抜くより早いはずだと。

武器を持ってないスティーブに武器はと問う審判に、さっさと始めよーぜとスティーブ。相変わらずノリは軽そうですがその実、恐ろしい男です。

ウルフは殺し合いをするとは思えぬ程殺気もないし隙だらけだと感じます。

所詮は人間、俊敏かつ狡猾な野生動物を狩っていた私にとって人間を脅威に感じた事は無いとライフルを抜きます。その所作はコニーに負傷前の自分より速いと感じさせるもの…でしたが。

…ウルフの目の前にはスティーブがいてライフルは手で止められていました。何これ縮地?

スティーブ
「ん?どうした?躊躇でもしたか?」

そして…。

スティーブ
「言ったろ?お前らを殺すのには素手で十分だって…」

…そのまま素手でウルフの首の骨を折りました。スティーブ勝利。

この光景に会場は静まり返ります。誰もが呆然として。

スティーブ
「ありゃあ?俺に対しての歓声は無しかよ」
「まあいいけどよ。そもそも人殺しぐれーで喝采受ける方がおかしいわけだし」

…おかしいのはあなたですという感じのスティーブ。戦いの素人ならともかくコニーですら愕然。

初動作もなしに一跨ぎで6m以上の距離を詰められるものなのかと問うカイルに…。

コニー
「ただ…散歩するかの様に相手に近付き息をするかのように殺す…」
「そんな人間存在する事の方が驚きだ」

…というコニー。あれを見た出場者はどう思ったか?私と同じならばあんな怪物とはとても戦おうとは思わない、一気に冷めたと。

滾っていたコニーも戦意を失う実力を見せたスティーブ。ホープやエイドリアンに対して交戦時より強くなったと言ってましたが、彼自身の実力も更に恐ろしいものになっていたようです。

とにかくこれで二回戦に進むメンツが決定。

今回はここまでです。


次からはいよいよ2回戦。更なる戦いが始まりますね。

アトラ・クリムゾン
エイドリアン・クリムゾン
ルイスⅤ世
ホープ・エマーソン
張黄龍
ニコラ・クリムゾン
ハイマン・エルプトン
イズ・チャチャカ
宝順院英神
スティーブ・バケット

以上10名が二回戦進出者。どうなるのか。まずはアトラ対エイドリアンの親子対決でしょうが…。

今回のラストで張黄龍がニコラに鋭い視線を見せています。自身とニコラの一回戦を不戦勝にさせ、二回戦で戦えるよう仕向けたと思われる黄龍。何を企む?

このまま二人ずつ当たるなら今回勝った英神の相手はスティーブですね。…下駄で勝てるビジョンがみえねぇ…。

こちらもジョジョリオンに続いて色々気になる要素ありますが、そんな次回を楽しみに待ちます。





・ピスメ単行本11巻

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