前回の話→
#061感想リンク
…前回は常敏の協力要請を受けた謎の男ドロミテのスタンド能力、ブルーハワイに追い詰められる定助が康穂にSOSを出し、彼女の助けが得られるまで逃げ切れるかという状況になった所まででしたが…。
靴屋で前回の逃走劇で失った靴を買い直していた定助。まあ逃げ回るのに裸足はマズい所もありますし。
そして前回は人の多い所でどこから敵が来るか分からないピンチ!…で終わってましたが、それは靴を買った後に逃げつつも当初の目的である植物鑑定人に会うため、交通機関を利用しようと杜王駅方向に来たためでした。
…マズかった追い込まれたと感じる定助。ブルーハワイの能力はまるでゾンビのようになった人間が障害物があろうが無かろうが位置を掴んで『直線的』に襲ってくるというもの。
そのゾンビ化した人間の血などを浴びて定助が感染させられたらアウトという状況。
街中巻き込んでいる事に相手は存在がイカれたヤツだと感じる定助。
そのうち、一人の寄ってきた女性がゾンビ感染者とギリギリ見切り、ソフト&ウェットのシャボン玉で直接触らないようにしつつ対抗。
隙を見て駆け出し逃げますがゾンビ化した女性も追ってくる!
必死に逃げる定助。その逃走劇の中、ゾンビ化した女性は周り関係なしにとにかく追ってくるのが災いし…バイクに轢かれてしましました…。
…流石にその女性はもう動きません。…しかし。そうなればその女性の血などに触れて感染した他者がゾンビになってターゲットされた定助を襲ってくるのです。
…案の定近くにいた筋肉質で色黒の男が次のゾンビとして襲ってきました。
定助
「こ…この『能力』に追い込まれているというよりもッ!こ…これはッ!」
「すでにオレは追い込まれた『崖』から突き落とされてしまっていたのではッ!」
…逃げても逃げても…とどこまでも追われる恐怖。改めて自分を襲う能力の厄介さを感じる定助。
自転車置き場での攻防。並べられた自転車の上に乗り、それでも追ってくるゾンビ男から逃れるべくネットを乗り越えます。
…前回も今回も逃走劇でかなりアクロバティックな動きしてます。定助。
ゾンビ男はあくまで障害物無視で直線的に追って来るため、向こう側へ行った定助に対しネットに引っかかる!
しかしネットに引っかかっても越し押しで顔を押しつけてくるため、ゾンビ男の顔はネットの網目にそって裂け、血が噴き出す!
血での感染を防ぐため、定助は持っていたペットボトルの水を割り、そこにソフト&ウェットのシャボン玉を加えて水の膜を張ります。
バリヤーのようにして防ぐ!こんな事も出来るんですか。ソフト&ウェット
荒木先生の都合により万能。
しかし。定助には血はかからなくても後ろに来ていた自転車を持ってきていた少年にかかってました…。当然その少年が次のゾンビに。
少年の口にソフト&ウェットのシャボン玉を入れ破裂させ隙を作り、自転車を奪ってそれに乗り、逃げる!
…これで一時的には逃れたものの…自分はロックオンされており、どこからかいずれ追いつかれると感じる定助。
定助
「『射程距離』もおそらく無限で………時間も何日もかける気だ…」
「このままでは植物鑑定人の所へも行けないし憲助さんへの連絡さえ危ない」
「『本体』だ。やはり『本体』を見つけるしかこの『能力』は倒せない…」
「だが『何者』なのか?こいつの人物像さえ想像出来ない!」
…ゾンビに追われつつ全く検討つかない相手を見つけるのは難しい…。しかし康穂のスタンド、ペイズリー・パークなら…。彼女が手がかりを見つけてくれる事を期待する定助…。
そして場面はその康穂の所へ。定助に言われたとおり、ゾンビ感染の元となったドロミテの歯のあるところまで来ています。
携帯カメラで歯を写し、スタンドのペイズリー・パークを発動させて情報を得ようとする康穂。
歯に触ったらゾンビ感染なのでアウトですがペイズリー・パークの能力ならこれで携帯を通して情報が得られます。
得られた情報は小学校のウサギ小屋のウサギや農家のニワトリが『人間』に食い殺されたという事件。
警察は噛み千切られた肉の破片の歯形とDNAから犯人を特定しており、それは『泥駒政次(どろこままさじ)』という人物…。ドロミテの正体と見て間違いないさそう。
しかし犯人はわかっているのにいまだ警察は彼を捕まえたりしておらず事件は未解決…。何故なのか…?
現場の歯は泥駒政次のものと一致し、定助を襲う者についての名前や顔がわかりましたが、何より欲しいのは現在の彼の居場所。…そのとき歯に抜け落ちた時についた地面の土がついてる事に気付く康穂。
康穂
「『土』は『本体』の居場所だわ…この敵の居場所がわかる」
この土をペイズリー・パークで調べれば…。ついに本体に繋がる手がかりを見つけた康穂!…しかし。
…康穂の顔に血管が浮き出てます。中の血液がグツグツ煮えてます。そのあまりの熱に意識を失ってしまう康穂…。
それは現場に残された歯を回収しに来た常敏のスタンド、スピード・キングの能力!
康穂がスタンド使いで、定助に協力しているのであろうと察する常敏。
今殺すのは『オヤジに疑われる』からマズいか等と語ってます…。問題無ければ邪魔するものは消す事に躊躇い無いという姿勢で恐ろしい…。
常敏
「それにしてもオヤジは何もわかっちゃあいない」
「『東方フルーツパーラー』の将来には…オレのやり方で『ロカカカ』が必要だって事をな…」
…回収した歯を下水に捨ててしまい、康穂の携帯は踏みつけて壊して証拠隠滅する常敏。
そして定助にはゾンビかした少年が迫っています…。頼みの康穂の協力も断たれどうするのか…。
気になるところですが今回はここまでです。
…アカンで。これは。康穂だけが頼り!…だったのに常敏にやられてしまったじゃあないですか。
常敏は相変わらず目的の為なら手段を選ばずという姿勢が怖いです。
康穂の事を始末せずに気絶するにとどめたのは、常秀の幼馴染みで繋がりのある彼女を今殺せば父憲助に疑われると思ったから。
殺すこと自体には何の躊躇もないという…。
そこまでして彼がロカカカを求める理由は…?…人道外れていても東方家の為であるのは間違いなさそうですが。
常敏に協力している花都がかつて人の子供を殺した理由もその目的と繋がるのかもしれません。
…そして定助は康穂がやられてどうやってブルーハワイによるゾンビに狙われ続ける状況を打破するのか…。
正直、ペイズリー・パークは康穂自身が能力に気付いてないときに勝手に発動して定助を助けてくれたりしてたので、今回も使い手気絶してても携帯壊しても能力は生きてて定助に情報くれるとかじゃないとどうにもならない感じがしてしましますが…。
とにかく本当にどうなるかは次回ですね…。楽しみに待ちます。
追記
感想書き終わった後、他サイトのジョジョリオン感想見にいってやっとわかる体たらくですが、今回最初にゾンビ化して襲ってきた女性、前回のネックレスかっぱらおうとしてた女性ですね…。ネックレスの持ち主がゾンビだったので感染しちゃって酷い死に様という自業自得か…。
ジョジョリオン14巻。
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