ジョジョリオン #71 いつか見ていたもの 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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ジョジョリオン #71 いつか見ていたもの 感想

今月のジョジョリオン感想です。

ネタバレありなので良ければ続きを。




















前回→#70感想

〇豆銑と康穂

刺客、アーバン・ゲリラとそのペットを倒し、新ロカカカ収穫の為に東方邸を目指す定助たち。

豆銑は康穂に、定助を正しい方向に導いてくれたので足手まといとは言わないがもう帰れと告げます。

これからは憲助の指令が優先順位1位になり、定助がそれを守らないと敗北すると。

…まあ確かに定助は何があっても康穂を守るというのを優先してしまうのはもう明らかですし。

しかし康穂は後述する過去を語り優先順位は理解していてもついていく意思を示します。

康穂の過去を聞いて豆銑は康穂が引かない事はわかったようですが、おまえの話なんてどーでもいいという感じでふてくされ気味。

康穂自身の事は別にして彼が気になるのは話に出てきた髪留めに擬態していた岩動物。

ずっと昔から誰かの頭に取り憑いて気付かれずに何かを奪い取っている生き物が居る事がもし本当なら重要だと語ります。

その事実の持つ意味は何なのか?

〇康穂の過去

…康穂が語ったのは彼女が中学1年の頃の話。

康穂は母と離婚した父に会える日を楽しみにしており、その日の為に貯金をはたいて気に入った高価な髪留めを買いました。

しかし、髪留めを買った事に気を取られて次の日がクラスの女子の一人、美心ちゃんの誕生日だった事を忘れ、みんなでやっていた誕生日オメデトウメールをするのも忘れた為、中傷メールの嵐を受けてクラス女子の輪から外されてしまいます。

…その後、今度は急に大量にフケが出たり肌が荒れたりする現象に見舞われます。父に会うのにこれではと薬屋に無理をいってミストにして吹き付けるタイプの強い薬を処方して貰い、一端はそれが効いて治るのですが…。

寝て起きて薬の効果があった事を喜んだのも束の間。髪留めが無くなっていると気付いた康穂は慌てます。

母に対し叫び、その内には父に会う自分にヤキモチを焼いて隠したと疑い決めつけののしり出す等、明らかにおかしくなってる様子。

そしてそのまま家を飛びだそうとした際に転倒、頭を打って倒れます…。

探してた髪留めは康穂の頭から転げ出てきました。ならば何故朝起きたとき気付かなかったかといえば移動してたからで…。

最初の項で書いたように髪留めは擬態した岩動物で、康穂の頭に触手を刺して何かを吸っていました。美容の乱れの原因もそれ。

とにかく、目を覚ました康穂の前には待ち合わせをしていた筈の父の姿が。

来てくれたと喜ぶ康穂ですが父は恋人が出来た、赤ちゃんも生まれるので会うことが出来なくなったと彼女にとってつらい話を始めます。

話を聞いてるうちに具合が悪くなり、バスルームに行きたいと立ち上がります…。そして康穂が去ると父の姿は崩れていき…。

…その父は髪留めの岩動物が能力で作り出した偽物だった模様。

…そのまま向かったバスルームで康穂はカミソリで手首を切り自殺未遂。…病院に運ばれます。

そこで会った医師、ホリーさんは康穂に唐突にこう告げます。

自明の下では見過ごされて良い事は一つも無い。大切で意味があり、自分の事だけを見つめているとそれは見えない。

大切の事がそのうち見えるといい、そう言って去っていくホリーさん。

後を追ってきたのがホリーさんの息子で定助の半身でもある吉良吉影。

変なことを言ったなら謝る、彼女は素晴らしい腕だったが訳あって今日から医者でなくなる、君の主治医でもないと。

そして髪留めを間違って踏み壊したので弁償は僕にしてくれて構わないと続けて去って行きます。

…間違ったといってるけど挿入された踏んだ1コマ見ると動いているのをみて危険を感じて容赦なく倒した感。グエッていってるし。岩動物。

とにかくここでその過去、一瞬だがホリーさんと吉良に会っていた事を思い出した康穂は、その時言われた『大切な事』というのをずっと見たいと思っていたと語ります。

ジョジョリオンの物語の冒頭、裸で埋まってるという得体の知れない定助を助けたのもホリーさん言葉が頭にあったから。

定助は自分の半身が吉良だと知り、不治の病にかかったホリーさんを救うべく新ロカカカを求め
ています。

自明の下では見過ごされて良い事は一つも無い。それが見えたという康穂も定助と同じ理由で新ロカカカを手に入れたい。そう語るのです。

〇常敏仕掛ける

一方の常敏はプァー・トムのスタンド『オゾン・ベイビー』を指示通り東方邸の庭に仕掛けていました。

今回、康穂の過去語り回だった為、その詳細は持ち越しになってしまいましたが…。


一体どんなスタンドなのか?…流石に次回にはその能力と対峙する事になると思われますが今回はここまでです。



オゾン・ベイビー、どんなスタンドだ…?…と気になっていたので、そこは今回焦らされてしまいました。

でも、康穂も着いてくるなら理由は必要ですし。康穂を帰してしまうというのも展開としては面白くないでしょうし。豆銑はもちろん、定助も理由がなければ危険だから帰れとなるでしょうし。

ホリーさんの言葉が残り、それを実践すべく命の危険があろうと進もうとする。ここはジョジョ的な感じですね。

それと岩動物の存在が重要だと豆銑が言っています。彼は間違った事は言わないタイプだと思われますので、岩動物は今後のキーパーソンになる?

とにかく次回の今年最後のジョジョリオンも楽しみにしておきます。





・ジョジョリオン16巻




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