ジョジョリオン #74 プアー・トムとオゾン・ベイビー その③ 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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ジョジョリオン #74 プアー・トムとオゾン・ベイビー その③ 感想

今月のジョジョリオン感想です!

ネタバレありなので良ければ続きを。
























・前回→#73感想

〇庭炎上

プアー・トムに嵌められた常敏。定助を利用しての反撃を宣言していましたが…。

今回の冒頭では鳩と大弥もプアー・トムのスタンド、オゾン・ベイビーの攻撃に巻き込まれて倒れてしまい…。

扉を閉じたら加圧、開けると減圧の能力上、東方邸という建物の中にいる以上はその攻撃から逃れられません。ダイニングにいるであろう憲助や常秀も同じ状況だろうとつるぎは考えます。

この攻撃を仕掛ける敵と繋がっているであろう父を再び問い詰めるつるぎですが、常敏はこんな事に巻き込んでしまって済まないと詫びた後…。

オレの行動を疑ったり悪人だと思うのは構わないがオレはお前の事を想っている事は信じるか?…と逆に問います。

…うなずくつるぎ。確かに常敏、やってる事は悪といえるような事でもありますがそれがひいては家族の為にやってるというのは一貫してますし、これまでのつるぎの問いに対しても変に誤魔化したりはしてないんですよね。

…ならプアー・トムは殺せる。そう言う常敏がつるぎと連携して行ったのは…。

庭に放火。

…戦うにしてもドアを開けて外に出る事もままならない中、常敏は一点を加熱するというスピード・キングと折り紙を操るペーパー・ムーン・キングの能力のコンボで庭に火を放ちます。

カエルや消防車等に折った折り紙に灯油を染みこませスピード・キングで火種をつけてペーパー・ムーン・キングの操作で庭に放つという寸法。

これで庭にある新ロカカカの接ぎ木が燃えれば常敏、定助、プアー・トム全ての陣営が敗北という勝者無し状態に事になりますが…。


〇定助&豆銑、プアー・トム、動く

…勿論、手に入らないならいっそ燃やすというのが常敏の狙いではありません。狙いは他を動かす事。

安全な所で高見の見物状態であろうプアー・トムには、携帯電話で連絡をつけて宣戦布告。彼がこれから会うであろう女性の名刺の電話番号をしっかり記憶しメモしていたので出来た芸当。

そしてお前がロカカカの枝は諦めるというのは本当か試してやると告げて火を放った庭を見せます。

その状況に本気か…!…と女性とのお楽しみタイムもぶっ飛んで焦るプアー・トム。

慌てて東方邸の庭へ。


そして定助&植物鑑定人、豆銑も動きます。

憲助と豆銑の二人しか知らなかった秘密の地下通路で問題なく離脱出来るはずでしたが、オゾン・ベイビーの能力が前述の通りのシロモノだった為、地下に入る時の扉の開け閉めでスタンド攻撃に巻き込まれてます。

庭の状況を見て定助は外に出て燃える前に新ロカカカの枝を回収すると宣言。

外に出れば殺されるような能力に対抗する術は定助のソフト&ウェットのスタンド能力のシャボン玉。これで体全体を覆えば加圧に耐えながら外に出る事も出来ると。

豆銑はもう一つの問題、取りに出て行ったらこの状況を見ているであろう敵に新ロカカカの枝の位置がバレるという点を挙げます。

定助はそれが敵の狙いで奪うチャンスを与える事になるが、枝をこのまま消失させるワケにはいかないと返答。

攻撃射程の外に逃げるという考えはないのかと問う豆銑。

枝を待ってる女性(ホリーさん)がいる、消えた過去も取り戻す、憲助ならばロカカカを手にすればみんなが幸せになれる正しい道を切り開く、ロカカカの枝を失ったら絶望しかない…思いの丈を語る定助。

定助
「絶対にロカカカは敵に渡せないし焼かせたりもしないッ!」

定助の演説は気に入らないが、気に入ったところもあると豆銑。それは憲助の下り。

憲助を信頼する者として、そこが心に響いたらしい豆銑は自分が枝を回収しにいくとシャボン玉に覆われた身で外へ!

〇三つ巴

…豆銑が自ら出た理由は枝はただ折れば良いというものではなく、枝に仕込んだ特別な虫を殺さないように行わなければ枯れる為、定助では荷が重いという判断。

豆銑のスタンド、ドギー・スタイルの体を変化させた紐、ワイヤーなら炎の中に落とさず枝を折り取れる…そういって回収に向かいます。

飛ばした折り紙の鶴で様子を伺い、あれが植物鑑定人ならば定助もいる、これを待っていたと常敏。

…枝を前にして動きが止まる豆銑。そこにはプアー・トムの姿。

枝は迷えば燃えてしまう状況でやむなくその目の前で枝を折る豆銑ですが…。同時に逆の腕変化のワイヤーをプアー・トムの首に巻き付けています。

しかし新ロカカカの枝そのものがどれかは豆銑が折り取ったものという事で明らか。

ここからは誰が枝を手にするかの勝負。定助&豆銑、常敏&つるぎ、そしてプアー・トム。

三つの陣営の三つ巴。どうなるという感じですが今回はここまでです。



混戦模様になった新ロカカカ争奪戦。

まあオゾン・ベイビーの能力は解除しなければならないでしょうし、プアー・トムは負けて死ぬと思われますが…。どうなるか。


あと、本文で触れられませんでしたが岩助(犬)生存確認。ペットの心配するつるぎに常敏が犬小屋に入ったのを見たと言ってました。岩になれば加圧にも耐えられるだろうと。

やっぱり岩動物なのね。岩助。

常敏も信念が動かない感じで良いキャラだなと思う次第。ラスボスではなさそうですが。


とにかく次回も気になるところなので楽しみにしておきます。




・ジョジョリオン17巻。

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