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#72感想〇プアー・トムの思惑とオゾン・ベイビーの能力…岩人間
プアー・トムに嵌められ、そのスタンド、オゾン・ベイビーの攻撃に巻きこまれた常敏とつるぎ。
お前の家族は巻き込まないというような事を言って、発動源のスタンドの家模型を埋めさせておいて、実際には新ロカカカの枝に近付くものは殲滅するのが狙いでした。
ほんの少しでも枝の存在を知るものは皆殺しにしてからじっくりと新ロカカカを手に入れるという寸法。
オゾン・ベイビーの能力は『加圧』と『減圧』。
スタンド範囲内で『扉を閉じたら空間を加圧』そしてその扉を『開けて外に出たら減圧』。
空気はゆっくりなら空間を加圧されても気がつかず、そしてそこに扉を開けての減圧が来ると血管内の空気の膨張で減圧症で対象を殺しにかかるというものです。
…岩人間のスタンドは本当に殺しにくる能力ですな…。
〇常敏、奮闘…オゾン・ベイビーの攻撃で外に出ようとした
岩助(犬)が倒れ、連れていたつるぎも倒れ、常敏にも影響が出始めます。
しかし常敏は一点を加熱するというスタンド能力、スピード・キングを活用して対抗。
減圧症で自身も満足に動かけなくなりながらも岩助を追って外に出た為、より減圧症の症状の重いつるぎの下に辿り着き、スピード・キングで車の点火プラグを熱して着火。
エンジンを動かし車の車輪に捕まりつつ車体を回す事で倉庫内につるぎを引き戻しました。そこに現れた
オゾン・ベイビーの姿。
しかしただのえるイメージというだけで、初出の常敏のSPEEEEEEYーYYYYYーーーーー!…という声で繰り出された拳ラッシュもすり抜けてしまいます。攻撃無意味を確認した常敏は今居る倉庫内にあった塩素酸ナトリウムの漂白剤をペットボトルの水と繋げて加熱、科学反応で出る酸素を吸わせて減圧症の治療を行いました。
オゾン・ベイビーの能力自体を排除しなければ解決はしませんがこれで当座をしのいだ感じです。
スピード・キング、熱するだけというシンプルな能力ですが活用次第では色々やれるという事を見せた感じ。ここからのプアー・トムを倒すための戦いでの活躍も期待出来そう。
〇定助を利用せよ…このプアー・トムに嵌められ殺されかけている状況には当然怒りを見せる常敏。
つるぎの再度の悪い事してるの?…という質問には憲助おじいちゃんとは方向性が全く違うが東方家の為にやっていると答えてます。
弱肉強食の論理を語り、憲助の考え方は綺麗事、とんな犠牲や代償を払っても東方家の呪いと言えるお前の病気は必ず治してやるとつるぎに宣言。
敗北が悪い事であり、新ロカカカは手に入れて独占すると続けます。
常敏、どんな手を使おうが勝てばよかろうなのだの精神なのでカーズ様と気が合いそう。
そしてどっちみちプアー・トムは殺すという常敏。まあ常敏が最もムカつくであろう事をされてますからね。
そして近くに居るはずの定助と植物鑑定人を探し、勝つ為に利用すると常敏。
確かに接ぎ木を終えた定助と植物鑑定人の豆銑はそこから変える途中の地下道でオゾン・ベイビーの能力に巻き込まれてスタンド攻撃に気付いている所でした。
敵の敵は味方理論で常敏&つるぎ、定助&豆銑それぞれ連携してオゾン・ベイビーに対抗する形になりそう。
…という所で先は気になりますが今回はここまでです。
やはり常敏と定助の共闘展開来ましたぜ。
あいつを利用する!…という形なので共闘と言うのは違いますか。同じ敵に対抗するというのは合ってますが。
だがそれが良い。簡単になびくのは常敏のキャラに合わないでしょうし。
定助を利用する為に接触する手段としてはつるぎのペーパー・ムーン・キングの能力あれば問題なさそう。
どうそれぞれの能力を駆使してこの窮地を脱するかは見所ですね。
そんな感じで次回もどうなるのか楽しみです。
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