前回の話→
#042感想リンク前回、機転により、追跡してきた愛唱を倒したつるぎ&康穂。
つるぎは康穂の傷の手当してます。絆創膏張ってるだけですが。つばもつけとくといって傷口舐めようとするのはやめんかい。
しかしその変態行為はおいておいてその場に残されたのが岩と砂だけだったことで愛唱が岩人間であることを改めて認識し、康穂は驚いています。
運転手や警察も何が起こったのかわかってない模様。
念のため、康穂のスタンド能力で、自分たちが映っているが画像は消しておいたと康穂。やっぱりペイズリーパーク有能です。
やらなければやられる状況だったとはいえ、愛唱を倒す=殺してしまったことに大変なことをしてしまったと言うつるぎ。大丈夫大丈夫とつるぎを慰める康穂。
愛唱のような岩人間は別の進化でそうなったが病気でそうなったかわからないが他にもいる、会話によれば父の常敏はそうした岩人間と何らかの契約を結んでいる関係だとこれまでの事をまとめるつるぎ。全ての動機はあの『フルーツ』だ、と続けます。岩人間たちが扱う謎のフルーツ、ロカカカです。
スタンドで愛唱の勤務先である杜王スタジアム内の監視カメラ画像をみる康穂。まだ到着してないのに監視カメラの画像みれるとか射程も長いペイズリー・パーク。
とにかくその画像で愛唱は職員用通用口を通る所では持っていなかったロカカカの植木鉢を、出入口から出るときには持っていました。しかもその時間差およそ5分。
つまりロカカカの栽培場所は杜王スタジアム内、職員用通用口から出入口までの間、5分間で寄り道して通り抜けられるエリアにあるという事に。
つるぎ「杜王スタジアム。特別なのか……その場所は……」そしてそのとき康穂の携帯にスタンド能力による選択が出ます。
これまではこの選択は主に危機を伝えるものだったので、何か来たと焦る康穂ですが、そこに現れたのは…。
定助でした。…これまでいろいろなすれ違いで長い事会えていなかった主人公とヒロイン再会です。
…夜露戦の後とか定助は寝ている康穂は見ましたが、起きたときには憲助が定助に会わせる事もなく帰してしまってましたし。色々すれ違ってました。
…しかしここに来たのはつるぎが呼んだからだったからか、康穂に気付かずつるぎに声をかけるというボケをかます定助。
康穂がアピールしてやっと気付きます。定助に泣きつく康穂。
どうして泣くんだ、泣かないでという定助の目にも僅かに涙が。ボケはかましましたが、定助の方も再会にジンとくるものがあったのでしょう。
そしてお互い泣いてた事を二人で笑いあっているいい雰囲気の二人を見て、この直前まで康穂とコンビで戦ってたつるぎは『チェッ!』と悔しそう。やっぱり定助かという感じです。
でもまあいいや、と気を取り直すつるぎ。これからスタジアムに行くのにわたしひとりじゃあ駄目だ、定助が必要だと。
…そしてそんなつるぎの視線の先は悔しいがお似合いに見える定助と康穂の二人が。
定助に何か知ってる歌があれば歌ってといいます。
記憶喪失の定助。憶えている歌があればという話ですが歌ったのは…。
フライドポテトの歌(仮タイトル) by定助(1番)ポテトLサイズが好きポテトLサイズが好きポテトLサイズが好きでもフライドチキンはない(2番)フライドチキンはないフライドチキンはないカリカリのそれだけでいいポテトLサイズが好き…この歌を聴いて『素敵』と康穂。…いや、それは恋は盲目というヤツでは…。これ7部ジャイロのチーズの歌と同レベルだよ…。いや、チーズの歌同様、意味不明なインパクトはありますが。
そんなバカップル的イチャつきぶりを見せる二人ですが…。
定助の目にチカッ!チカッ!…と光が入ります。見ると一人の女性が空き缶に太陽の光を反射させて合図を送っていました。
定助が気付くとあとでこっちで二人で会おうという事を口と手の動きで伝えてきます。そして最後に『セッちゃん』と。
記憶のない自分の事を知っていた人物がいた…?
その事実に動揺する定助。気になる事が出来た、またあとで会おうと康穂に告げ、謎の女性を追う定助。
うーん。自身の記憶の大きな手がかりになりそうな事で気になるのはわかりますが、せっかくの再会の後にこれは康穂に対して心証悪そうと感じましたぜ。いい感じだっただけに。
定助「なんてことだ……信じられない…………………………いたんだ…………」「『オレを知っている』………!!」…謎の女性と接触。
しかし記憶のない定助には当然誰かわからず疑心も生まれます。誰だと尋ねるのはたやすいがこっちから余計な情報を与えるのは危険、記憶がないと知ったらどう出るか予測がつかない、と。
人違いをしているかもしれない、女性がオドオドした様子なのも気になります。
とにかく全て聞き出すことが大切と会話開始。
いろいろあって携帯持ってないというと、女性は自分も震災でいろいろあった、札幌からやっと戻ってこれた、会えて嬉しいといいます。
そしてセッちゃんいま何してると聞いてきます。
今手に入れた情報。『札幌』の地名と『セッちゃん』という呼び方。
そもそもどうやってオレのことを見つけたと質問に質問で返した定助。
ジョジョにはこれでキレる方とかがいますが彼女はそれが偶然、フルーツパーラーで見かけたと素直に答えてくれました。
そしてパッと見わからなかった、ずいぶん雰囲気変わったと続け…。その帽子、大っ嫌いな吉良吉影みたいなカッコウと吉良の事を知ってる発言。
吉良でなければセッちゃんとは定助のもう一つの半身の方…?
しかしここでその女性はやっぱり服装だけじゃなく眼や雰囲気が前と違うといって焦りだし、あんた『セッちゃん』じゃないといって逃げ出します。
吉良を知っていた事で彼女が本当に自分の過去について知っていると感じた定助はこのまま彼女を逃がしたくなくない定助、ソフト&ウェットのシャボン玉を発射。
シャボン玉は女性の短パンの後ろのポケットに入ってた財布の口を少し広げ、中のカードに書かれた名前を写します。サクナミ・カレラ。
その名前でカレラと呼びかけると女性は立ち止まります。
名前がわかった、調べればこいつの背景、オレの過去が明らかになっていくと考える定助。
立ち止まった女性カレラはやっぱりセッちゃんだ、カレラって呼んでくれたと抱きついてきました。頬にチュッチュッとキスまでしてきます。
羨ましい状況ですが定助は迷惑そう。
どこに住んでる、あの女の所?…と聞いてくるカレラ。康穂の事はムカッしてたらしい。
少し考えてから定助は彼女は関係ないしそういう関係じゃない、今は言わないがある人の家に居候していると答えます。そして何の用だ、オレをなぜ捜していたと聞き返します。今度は質問に答えてから返しました。
この答えに面白く無さそうですがま…いいやとカレラ。そしてカレラと呼び捨てにするのはあなただけ、特別といいます。
…そしてお金貸してくれない?…といいました。杜王町に来るのが精一杯で泊まる所がなく、昨日も駅で寝たと。
ここで定助は君とオレは昔付き合ってるはずないよな?…と聞きます。オレと君はそーゆー付き合いはしてないと。
…まず金を求められた事でこーゆー女の子は好きにならない、ハッキリわかると考える定助ですが、これは地雷では。
少なくともカレラは好きな私のためなら金出してくれるカレシとして付き合ってると思ってそうな気が。
とにかくこれで泊まれるのかと持っている5千円は貸してあげる定助。そしてそれをひったくるようにとっていくカレラ。
カレラ「昔ベロチューしたじゃん。あたしと……。いや…しなかったっけ?」…こう発言。これは雲行きあやしくなってきましたぜ。
そしてフラフラ歩き出したカレラは近くの焼き鳥屋に因縁つけ始めました。買った焼き鳥に毛が入っていると。
プロ意識をみせ、入るワケない、しかもほとんど食い終わってるじゃねーかと返す店主に、見たいならよく見ろよと最後一本に残ったつくねの少し上側の空間をつまませます。
…しかし何もない空間をつまんだのにそうするとそこには髪の毛があり、つくねの肉を通して持ち上がりました。
結局カレラは信じられないという様子の店主から返金と罰金をとってます。
金とる前はこういうのが許されるのかぁ等と脅してたのに金をとったあとは偶然、つくね一本の事故だからご近所には黙っててやる、気にしないでと変わり身。
この様子を見て、髪の毛は何らかのスタンド能力によるもので、カエラもスタンド使いと認識する定助。
…そして焼き鳥屋から金をせしめた彼女が向かうのはパチンコ屋。ついていく定助。
カレラ「セッちゃん。お願い…あと千円貸して。あと一回!千円ありゃあ絶対に勝てる!」「もう少しだッ!千円あれば絶対出るんだよォオ」…これ、駄目な人だ…。この状況に『俺は何者だ…』と改めて思う定助。こんなのと知り合いだったのかと思ってそうです。ええ。
…とにかくこうしてカレラに振り回されそうになっている定助。どうなる…?
…という所で今回はここまでです。
追記
…自分の感想書いた後、他の方のジョジョリオン感想見に行ってそこでようやっと前回から今回で日が経ってるという事に気付いたよ!扉ページめくって最初のページの一番上に『翌日』って書いてあるじゃあないか!それに気付いてなかったという間抜けぶりでした。
…愛唱を倒してロカカカについてわかる展開かと思いきや新キャラ登場です。
定助の吉良じゃない半身を知ってる人物は重要かもしれませんがロカカカの謎が気になってた身としては焦らされる感。
…しかも本性出てきたら6部のグエスみたいなたち悪いウザキャラ系じゃあないか。カレラさん。
…幼なじみとかの知り合いだとするとその縁を使ってたかられるとか、碌なもんじゃあなさそうだ…。これ。
定助の吉良でない半身は彼女のいうセッちゃんなんでしょうか…。少なくとも吉良の事は知っているようですが…。
…話がロカカカからそれてるなあと思いましたが、しかしこれまでのジョジョリオンのパターンだと、話がそれたと思いきや
謎も増えますが思わぬ事実発覚があるので、次回もどうなるか焦らされつつ待つことにします。
・ジョジョリオン9巻。
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