前回の話→
#101感想前回は康穂が常秀との新ロカカカによる等価交換で復活したところまででした。
まず語られるのが康穂の過去。康穂と透龍は付き合っていた時代以前にも接触していた事が判明。
幼少期、子育てから離れて遊ぶ時間をつくりたい母が康穂を合同キャンプに預けてしまった事がありました。
周りに馴染めずにいた康穂がそこで会ったのが今と変わらない姿をした透龍だったのです。
岩人間が人間社会に潜むためのなり済まし先を探していた彼は、康穂に携帯で検索して目当ての人物を見つけてもらいます。それが明負悟。
康穂は情報収集有能なペイズリー・パークのスタンドを発現させただけあって、幼い頃から携帯での検索スキルが優れていた模様。
それに目を付け、うまく利用した感じの透龍。お礼にこするとキャンプで一晩くらいは人気者になれる岩人間仕様のこすり合わせると火をつけられる岩を渡したりしてるのでここだけならまあギブ&テイクのちょっといい話かもしれませんが…。
またいつか会えるといい、大人になって君が僕を忘れた頃に…。そう言い残して透龍は去っていきました…。
そして現在。復活した康穂は近くに潜む東方家を襲う敵スタンドの本体がその元カレでもあった透龍であろう事を察しています。
腕がもげる重症負っていた康穂ですが、新ロカカカパワーで完治。
効果を試すために敢えて新ロカカカを使うのを見逃した透龍も生命のアップグレードを見たと絶賛。必ず新ロカカカを手に入れると改めて決意してます。
近くに来ている敵の存在が透龍であるか、呼びかけて確認する康穂。透龍の方ももうここにきて隠す必要無しと判断したのか、自分の存在を明かします。
姿は雑木林に隠したまま。そして康穂に忠告。
それ以上わずかに何か一つでも自分を『追う』動きをすればスタンド、ワンダー・オブ・Uの厄災の流れが終局に向かい康穂が最初に死ぬことになると。
死なない為にはそのまま透龍の顔を見ず何もせずに帰ればいい、君との思い出が大切だから助けたいとそう言います。
うーん。瀕死の康穂を助けようともせず放置してたくせに助けたいとかいうのかと思いますが。
一応生態として生まれた時から他の者を自分の為に利用するというのが身についてる岩人間としては死ななくて済むならそれがいいという康穂への最低限の情はある方なのか…。
しかし康穂は先程の過去で、別人だと思っていたがあの時会っていたのが年齢の変わらない透龍だと気づき、その最初の時以降も恋人時代など時々近づいてきてはいつの間にかいなくなり都合のいいものだけを奪われていた気がすると語ります。
そうした二人のやりとりの一方でこんな事になるとは思わなかったと嘆きやっぱり腕返せとか言い出してて駄目だ常秀…。
ひどい。覚悟してきたとか言ってたのは何だったのか。
まあ等価交換とはいうもののの、新ロカカカ効果は二人を一人と見て悪いところは全て実を食べてない交換者と取り換えるという片方を徹底的に駄目にする交換なので右手以外のダメージ
常秀の犠牲のおかげで康穂復活できたんだけどその有難みも何もねえ…。
常秀は残った1個の新ロカカカでもう一度等価交換することを要求しますが、康穂はあんたのほうからいいだして交換した、もう1個はまだ小さく待てば何個も実をつけるからそれまで待て、新ロカカカの鉢はまず定助に渡すとしたためオレの腕で定助のタマ触りに行くのかクソビッチ許さねえとなって激怒。
襲いかかる勢いですが康穂は相手にしてない感じで、自分に厄災が来てしまう事も覚悟して持っていた常秀のスマホを使い東方家家政婦の虹村さんのアドレスに向けて携帯の発信のボタンを押します。それが定助につながるものだと確信して…。
ここで虹村さん!実は主人公の妹ポジという設定持ちなのに発覚した後はなかった事になったようにここまで出番なくモブ化してた虹村さんの見せ場が来た!
康穂「向かうッ!これを押すしかないッ!!これから『何が』起こる事になろうとも!」透龍「それを押すのか…。順番は…。君から死ぬ」康穂から電話を受けた虹村さん。母であるホリーさんの所に来ていました。
康穂の連絡と母が体に残していたメモを見て、兄を半身としている定助が病院にいる事に虹村さんが気づいたところで今回は終了です。
ついに来た虹村さん活躍の機会。スタンド、ボーン・ディス・ウェイも出るか!
どうなるか気になりますが、それは次回を楽しみにします。
ジョジョリオン24巻!紙版のリンク検索に出ないのでデジタル版リンクを。25巻も12月スピード発売との事。
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