PEACE MAKER ACTION83:届かぬ慟哭 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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PEACE MAKER ACTION83:届かぬ慟哭 感想

PEACE MAKER感想書きます!

…今回はタイトルがネタバレ気味というか…。ああ…察しが…という感じだよ…。アカン。

ネタバレありなので良ければ続きを。














前回の話→ACTION82感想リンク

暗殺騒動も収まり、遂に始まるG・O・D(ガンズ・オブ・ドミネイション)2回戦。

まずはエイドリアンVSアトラの親子対決。


…お互い手加減できない実力者同士、特にアトラが1回戦で動作もなくアルゴ・カッサーノを倒した技は結局検死の結果を聞いていても分からず、今度は息子相手にどんな技を使うのかとコニー。

そんな親子対決に見てるこっちも複雑な心境、あの2人はこの舞台(G・O・D)に何を思って立っているのか考えたくもねぇよ…とカイル。


…そしてエイドリアンの回想。

彼は母と共に暗殺者としての生活を送り、僕は人と違うと感じていました。

エイドリアン
「僕に友達はいない。家族で喜び笑い合う事もない」
「僕の周りはいつも二度と感情を持つ事の無い人達に囲まれるだけ……」

…そうして自分が殺した死体見るエイドリアンですが、まだ息があるものがいました。

無表情で人を殺すとはなんてガキだ、どういう育ち方してやがるとの非難を受けますが、とやかく言われる筋合いはないとアトラが止めを刺します。そしてエイドリアンに…。

アトラ
「駄目でしょエディ。殺す相手の意識はしっかり切りなさい」
「私達暗殺屋は人の生命を奪う事を生業としている」
「せめてもの情けとして相手に苦痛を感じさせてはいけない。それが最低限のルール」
「そんな事も出来ない様なら暗殺屋を辞めなさい!!」


…正にプロの暗殺屋と思わされるようなアトラの言葉。何か色々徹底してます。

今この場で母と対峙しそう言われた事を思い返してのエイドリアンの想いは…。

エイドリアン
「母さんは殺す気でかかって来いといった。それは僕の暗殺屋としての素質を試すという事」
「戦う事…人を殺す事がこんなに辛いと感じた事はない」
「いくら母といえどそう思った時点で僕は暗殺屋失格なのかもしれない」
「だけど…それでもいい!!」
「僕の目的は“銃神”を殺す事。母をクリムゾンの呪縛から解放する事」
「そして母と…あいつの生命を奪わずこの舞台から降ろす!!」
「その為に僕は今まで生きて来た。友人も作らず普通の生活も知らないまま」
「母の教えに忠実に従いそして…」
「今…母の教えに逆らう!!」

その想いと共に放たれるエイドリアンのスローナイフ!結果は…。


…エイドリアンの放ったナイフはアトラには当たらず、その足元の地面に刺さっていました。…より速くアトラの放つスローナイフが彼の両腕を捉えていたため…。

エイドリアン
「そんな…ナイフで……僕よりも速く?」

…親子対決決着。アカン。これはアカン。グウの音も出ない敗北。

エイドリアンはスローナイフの速さ特化で技を磨いてきたのにそれで負けるって…。

その為に僕は今まで生きて来た→その為の対象の母自身に目的ヘシ折られた…という事ですよ。これはキツい…。

アトラ
「言ったでしょ。戦うならこの私を殺す気で来なさい」

…手加減など教えた憶えはない、慣れない事をして生じる隙がどれだけのリスクになるか、コンマ0秒を争う“決闘”ではなおさら致命的と続け…。

アトラ
「いずれにせよあなたは二度に渡って私に逆らい敗北した。あなたにはほとほと失望したわ」

少しでも期待をかけていたのが間違い、私自ら銃神を倒しクリムゾングループを崩壊させる、そう母を想い、その代わりにそれをやろうとした息子に言い放ちます。

その光景を見るニコラも「エイドリアン君…」…とその後の言葉が見つからない様子…。

アトラ
「暗殺屋を辞めなさい!!」

…繰り返される止めの一言。泣き崩れるエイドリアン。…ああ。タイトル回収。


しかし、突き放すように負かした息子に言葉を並べたアトラも引き上げる途中で人知れず泣き崩れます。

アトラは暗殺屋ではありませんがクリムゾンの一員だった夫のグッチから、子供には俺たちと違う道を歩んで欲しいという想いを聞いていました。エイドリアンの名付け親もグッチだったようです。

しかしクリムゾンを抜け、その追手を撃退し殺した所をまだ幼いエイドリアンに見られた際…。

エイドリアン
「お母さんお願い。僕にも人の殺し方を教えて」
「僕もお母さんみたく強くなりたい。お母さんの役に立ちたい」
「お母さんを助けたいんだ!!」

…こう自分から暗殺屋として生きる道を選んだため、その教育をしたという事でした。

そもそもアトラが今回はホープに任せるつもりだったG・O・Dに参加したのは、挑むのはまだ無謀と判断したのに銃神と戦おうとする意志を見せるエイドリアンを止める為。

…負けた息子を突き放したのもこれを機に暗殺屋の道から足を洗えという親心だったのでしょう…。

アトラ
「運命の悪戯とはいえ私は自分の息子をこんな世界に引きこみ刃を突き立てた」
「もう…母親ではいられない」
「ごめんなさい。グッチ、エディ。本当にごめんなさい……」


…そんな親子対決の後も続くG・O・D二回戦第二試合。

続くカードは1章主人公にして銃神コールの弟、ホープとルイスⅤ世。

1回戦同様、試合結果を占っているルイス。結果は見えているのかと問いかけるホープに…。

ルイス
「私は…あなたに勝ちます」

…外れた事が無いという占いによる勝利宣言のルイス。

ホープはそれを覆して勝てるのか?…という所で今回ここまでです。


…親子対決はアトラが勝つだろうとは思ってましたが、真正面からの敗北でここまでエイドリアンが打ちのめされるとは思ってなかったよ…。

何かニコラ同様、かける言葉も無い感じになってますがここから立ち直って欲しいぜエイドリアン…。

…そしてホープVSルイス。

前回までの暗殺騒動で正直あまりいい所がなかったホープとキャラ立て始まったという感じで活躍したルイスの対決。

まあルイスのキャラ立てはこの対決を盛り上げるため…だとは思うのですが…流石にここはホープが勝つと思うし、お決まり展開だろうが勝った方が良いと思いますが…。

ルイスもただあっさりとは勝たせてくれなさそう。決闘なので勝負の決着は一瞬ですがそこまでの描写がどうなるか。

この漫画その辺が醍醐味だと思うので、次回も楽しみに待ちます。




・ピスメ最新12巻。

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