主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。
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ACTION 28 師弟の約束
目指していたスカイタルカスに辿り着いた
ホープたち。
そのホープたちを追い、深紅の処刑人、
ゴードン・ヘッケルもスカイタルカスに入っていた…。
スカイタルカスはタル教徒がカンサス教団からの
弾圧から逃れる為に造られた街であり、
何百年たっても続く宗教戦争に、今では
完全な城塞都市となっている所だった。
ホープはビートと共に、伝説の銃士でそんな街の
義勇軍を指揮するジョエル・バーンズに会いに向かう。
ビートの師である彼は顔が広く、ホープが捜す
兄コールの事も知っている可能性は高いらしい。
ただ、ビートには師と約束した7枚の証明書を集めるという
ノルマを果たせていないという問題があった。
会ってまずその事を確認し、ノルマ未達成の報告に
激怒するバーンズ。
決して遊んでいたわけじゃない…そう言おうとしたビートの
言葉を遮り、バーンズは言う。
「言い訳はいらん!!ならばそれを証明しろ!!
このワシと戦ってな!!」
ビートもそれを受け、師弟対決が始まろうとしている…。
ACTION 29 慈悲の在処
ゴードンは義勇軍の手伝いをして動いていた。
ホープ一味討伐の為に来たものの、
多くの武器を持ち込み入城する為に、
義勇軍には協力する必要があったからだった。
タル教の村の視察任務だったが、そこは
カンサス教徒に焼き討ちされていた…。
一方、ニコラはミクシー嬢にこれまで隠していた
更なる秘密を明かす。
母は誰にも話すなと言っていたが、
悩みは自分も背負うというミクシー嬢に
打ち明ける事にしたのだ。
秘密とはその背に刻まれた白刺青。
温められると浮かび上がるその刺青に
書かれたのは何処かの島の地図…。
フィリップ・クリムゾンが逃げ出した孫娘ニコラを
追う理由であり、世界を一変させる意味を持つという。
そしてそれを刻んだのはミック・ラザフォード公爵。
ニコラの母の無実を証明する為にこれから
会わなければならない人物だった…。
ビートとバーンズの師弟対決は、
ビートの放つ凄まじい圧力にバーンズが
負けを認めた事で決着した。
打って変わって、ビートの成長を喜び、
御馳走を振舞うバーンズだったが。
ホープの父の名を聞くと再び檄昂する。
「ピース・エマーソン…。かつて開拓地で
フィリップ・クリムゾンと共謀して散々非道を
行なっていた…。゛無慈悲な天使"と
呼ばれていた極悪人だ!!」
ACTION 30 白と黒
ホープの父、ピースに対して怒りを露にする
バーンズ。
ホープは父は只の曲芸銃士だと訴える。
10年前、ガンショーを行なっていた一座が
何者かに襲撃されて壊滅した時、
父はその相手に抵抗せず撃たれ、
かろうじて命は取り留めたものの、
二度と銃を握れない体になった。
「ハハハハ、ホープ。この銃で人は撃たないよ。
この銃は…お父さんの魂だからな。」
そしてその生命より大事な銃をホープに託して
平和をつくれと言っていた。
そんな父が人殺しだったとは信じろっていうのが
無理だというホープにバーンズはその託された
銃を見せてみろと言う。
銃を見たバーンズは驚く。
自分が知るピースの銃とデザインは同じだが、
その銃身と施された羽根模様の色が黒では無く白。
そしてなにより美しく、神々しいまでの輝きを宿していた。
バーンズはホープに、お前の話に嘘はない
知っているピース・エマーソンとは別人のようだと言い、
非礼を詫びた。
一方、焼き討ちされたタル教の村にてカンサス教徒の
軍勢に襲われ、それを撃退したゴードンは
スカイタルカスもカンサス教徒に襲われる事を予測する。
ニコラの身柄は確保せねばと急ぎ街に戻るのだった。
そしてカイルはミクシー嬢と共にラザフォードの
屋敷に侵入する。
ラザフォードは信用出来ない、留守中だというなら、
屋敷に忍び込んで、その正体と刺青の地図について
調べると言い出したミクシー嬢に付き合っての事だったが、
そこで見たのは…。
ACTION 31 侵入者
ラザフォードの屋敷には何故かスカイタルカスに
とっての敵であるカンサス教徒が集結していた。
しかも、留守中の筈のラザフォード公爵その人が
教徒たちを扇動していた。
見つかるも、何とか逃げ出す事は出来たカイルと
ミクシー嬢だったが、ラザフォードの計画は
動き出していた。
爆発が起き、カンサス教徒たちが街中に溢れる。
スカイタルカスの危機…。
食事に出ていたバーンズはこの事態に
責任を感じつつも、ホープやビートの力も借り、
態勢を整えるため、本部を目指す。
次々と見事に敵を倒していく姿に
バーンズはビートの成長を改めて感じる。
そしてホープの実力。いい好敵手(ライバル)に
巡り合えた、これだけ成長したのもうなずけると。
「これでワシも心おきなく銃を置ける。
だがその前に…あの男と…決着をつけなければ…。」
カイルとミクシー嬢の方は宿でニコラと合流し、
再びラザフォードの屋敷に向かっていた。
カンサス教徒は出撃し、逆に屋敷は手薄になっている、
鉄壁の筈のスカイタルカスにあんな数のカンサス教徒を
引き入れたからには、外に繋がる通路があるはず、
というのがカイルの読みだった。
ニコラとラザフォードの思惑を調べるのも今しかない…。
ホープたちの方を案じつつも、屋敷に侵入する三人…。
ACTION 32 真相
本部に辿り着いたバーンズは的確な指示を
生き残っている義勇軍各部隊に出し、
反撃を開始する。
ビートは本部の守りとして残り、ホープは
ニコラたちを助けるため動き出す。
その一方、ラザフォードの屋敷に侵入したカイル、
ミクシー嬢、ニコラの3人。
予想通り、大量にいたカンサス教徒も出払っており、
ラザフォード公爵に接近する事に成功。
銃を突きつけ、ニコラの事を問い詰めるが、
ラザフォードはそのニコラの姿を見つけて
不気味に笑い出す。
ニコラの刺青はその地図に隠された機密情報を
クリムゾンに渡らぬように残す為だった。
ニコラの母、ジェシカもクリムゾンに情報が
渡れば世界がとんでもない事になるという
言葉に従い協力する…と思ったが、
彼女はラザフォードからもニコラを隠した。
そのお陰でラザフォードの野望は邪魔された。
だからジェシカにマーコス暗殺の罪を着せた…。
ブツブツとそれらの事実を語るラザフォード。
そして今回のスカイタルカス襲撃。
なぜこんな裏切り行為をというカイルの問いに
英雄になる為というラザフォード。
「金なんか寝ていてもいくらでも手に入る。
でも…名声は手に入らない。はぁー。
私は世界の歴史に名を残したいんだよ。
このミック・ラザフォードの名をね!!」
…結局、ラザフォード公爵はその利己的な目的の為には
裏切り行為でもなんでもするというような外道だった。
次の瞬間ニコラがカイルの銃を取り、射撃。
ラザフォードの体をかすめるように5発の
威嚇射撃を行ない、次は自分自身に
銃を突きつけ、言う。
「私が死ねば血は止まって背中の刺青は
二度と浮き出ない。さぁどうする!?」
背中の情報は提供する代わりに母の無実を
証明する事を要求するニコラ。
ラザフォードは母のような裏切りは許さんと
言いつつその条件を飲んだ…と思いきや、
暗号によるカンサス教徒との連携により
形勢逆転。ニコラを取り押さえらてしまった…。
ACTION 33 援軍
ニコラとは降ろされた鉄柵で分断されてしまい、
カンサス教徒から逃れるため、地下通路に
逃げ込むカイルとミクシー嬢。
だが、後ろからだけでなく前からも追手が…。
カイルは捨て身でミクシー嬢だけでも
逃がそうとするが、前から現れたのは
カンサス教徒では無く、ゴードン・ヘッケルだった。
万事休す…と思われたが、ゴードンは
後ろから来た追手を倒してくれる。
彼は名目上、義勇軍に協力している立場であり、
ラザフォードの味方では無かったからだった。
そしてニコラやホープの行方を尋ねるゴードンに
カイルはニコラがラザフォードに捕まったから、
手遅れになる前に救ってくれとワラにもすがる
思いで訴えるが…。
そのニコラはラザフォードによって
背中の情報を引き出されている所だった…。
「ようやく実現出来る!!世界を変える
アースバウンド計画が!!」
笑うラザフォード。
その時、窓を破ってホープが現れる。ラザフォード邸に
向かうというカイルの書置きを見て駆け付けたのだ。
その銃技でニコラを救うホープ。そしてそこに
ゴードンとカイル、ミクシー嬢もやって来た。
ゴードンはニコラの背中に浮かび上がっていた
刺青の地図を見て、アースバウンド計画の
記録が残っていた事に驚く。
ラザフォードに詰め寄るが、何者かが
ゴードンの左手に銃撃を見舞う。
その隙にラザフォードは逃げ、追おうとしたが
手榴弾を使った爆発に阻まれてしまう。
ラザフォードを助けたのは、ホープの兄で
深紅の処刑人、コール・エマーソンだった。
彼はクリムゾンの思惑とは別の意思により
ラザフォードと共に暗躍していたのだ…。
ACTION 34 邂逅
スカイタルカスの動乱はゴードンの活躍により
タルカス教徒が鎮圧され、終結。
だが、ラザフォードにはもう一つ隠されてあった
地下通路から逃げられてしまった。
バーンズはラザフォードをタル教一番の支援団体の
財団の子息という事で調べられなかった事を悔やむが、
生き残った義勇軍の者やビートはあの状況から
逆転した手腕を称えるのだった。
そしてビートからホープとの戦いは
G・O・D(ガンズ・オブ・ドミネイション)の舞台で
やるつもりだと聞き、楽しみだと笑うバーンズだったが…。
皆と離れ、何者かを待ちうけるバーンズ。
その相手はコールだった。
彼は今回の件を仕組んだというのに、事前にバーンズに
対しての忠告もしていたのだった。
その時なぜピースとの関係を否定したと問うと
あの男とは何の関係もない、だから柵を消し去る為に
殺したと告げる。
バーンズはコールの銃こそピースが無慈悲な天使と
呼ばれていた頃に使っていたものであり、その頃の
ピースの亡霊に取り憑かれているとしか思えんと
柵は消えてない事を指摘するが…。
「たしかにこのピースメーカーは特別だ。
この銃はどんな銃よりも沢山の魂を宿している。
こいつに…奪われた大勢の人の魂……。
その中には……俺の本当の父親と母親も……。」
…そしてこれからも魂を増やし続けるというコールの
放つ禍禍しい圧力にバーンズも震えを隠せない。
今回の件の本当の首謀者はフィリップ・クリムゾンか、
という問いも関係ないと否定しバーンズを煽るコール。
「そんな事よりごまかすな。伝説の銃士ジョエル・バーンズ。
お前はここに戦いに来たんだろう?G・O・D最強の
GUNMAN(ガンマン)とな!!」
…銃声を聞き、駆け付けたホープとビートの前には
コールと倒されたバーンズの姿が…。
信じられない兄との再会に驚くホープ。
なぜ殺したと問うホープに決闘を挑んできたのは
バーンズの方と語るコール。
そして恩師の死を目の当りにしたビート…。
古臭いスタイルで戦うからだというコールに対し…。
「確かに……今となっては古くなったスタイル…。
銃士としてそのスタイルを貫き通して死んだのだから
悔いはないはず…。……だから……。
俺がG・O・Dの舞台でお前を葬ってやるよ。
その…古臭いバーンズスタイルでな。」
…とG・O・Dでコールを倒す事を誓うのだった。
コールはそのビートに楽しみにしていると告げ、
再会したホープには語る事など何もないと言う…。
「もし…お前が俺に何かを語りたいのなら
上がってくるがいい。俺のいる場所にな……。」
…そして去った…。
ゴードンもフィリップに会い確かめねばならない事がある、
ニコラはとりあえずお前達に任せるといって去った。
ただ、ニコラの背中の事を調べて行動に移したら
今度こそ裁くと言い残して…。
しかしカイルはニコラの背中に浮き上がる地図を
既に書き写してしまっていた…。
何を意味するか、少しは調べておく事にしたが…。
そして7枚目の証明書を取りにいくビートとも一時別れる。
2か月後、G・O・Dの舞台である゛赤の国(レッド)"で
落ち合おうと約束して…。
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