前回の話→
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レジスタンスの拠点の遺跡を電撃強襲したハイマンの行動を読んで、逆に多くの敵軍を
遺跡内に閉じ込める事に成功したカイル。
唯一残した敵に知られてない隠し通路から脱出する中で、ミクシーさんは
作戦成功を褒め称えるが、カイルは本当の勝負はこれからという。
カイルは更に既に次の策の手も打ってあるらしいのですが…。
「あっちが電撃作戦ならこっちも電撃作戦を…ってね。」
対するハイマンは恐れ入ったと、自分の電撃作戦を読んだその策を認めます。
そして拠点を犠牲にしてまでこちらの戦力を削減したのだからこのチャンスを生かして
自分の首を狙ってくる、ならば正面から迎え撃つと増援も要請し、さらなる攻勢をかけます。
しかし、その攻勢の分、手薄になったエルプトン城内にニコラとコニーは侵入!
ニコラたちはカイルたちと連携してるわけではないですが、何かそんな感じになりました。
予想以上に容易く場内に入れましたが、ニコラは何か異様な空気を感じて…。
一方、レジスタンスはカイルの指示の元、ハイマン率いるエルプトン軍を闇夜に紛れた陽動作戦で
手玉に取っていました。
その様子から反乱分子の中には自分の戦い方を熟知している奴がいると気付くハイマン。
「間違いないそいつはダニットの生き残りだ!!」
憤るハイマンは攻める手を止め、陽動に乗らず、闇夜に紛れた奇襲が出来ない朝と増援軍を待ち
守りを固める作戦に出ます。
これによりカイルが考えていた部隊の混乱に乗じての闇討ちは出来なくなったのですが…。
朝になれば勝ち目は無い、どうするの、さっき言ってた電撃作戦は、と聞くミクシーさんに
それには待つ必要があるというカイルだが…。
…場面は再びニコラサイド。
エルプトンの書斎に辿り着いたニコラたちは目的の物を探します。
それはクリムゾンカンパニーとの武器売買永久契約の契約書!
ニコラたちがフェードン村で見つけた手紙に書かれていたのは、オディオ・エルプトンと
フィリップ・クリムゾンの密約で、ハリ・マーコス暗殺の罪をニコラの母ジェシカに
なすりつける事を容認する見返りにその永久契約が交わされたという事でした。
その契約書があれば母の無実を証明できる!
…思ったとおり書斎で契約書を無事発見。喜ぶニコラでしたが…
コニーもニコラが言っていたように何かが異様だと感じます。いくら主人が留守とはいえ、簡単すぎると。
そこにあなた達が来るのは分かっていたから兵士達を掃除しておいたと言って現れたのは…
ニコラの母、ジェシカの妹、アトラ・クリムゾン!
母に似たその姿に驚くニコラにコニーがその名を告げました。
病で見る影も無いオディオ・エルプトンを車椅子に載せて現れたアトラ。
なぜここにいると問うコニーにアトラはここにニコラが来るのを待っていたと。
そしてニコラの姿に怯えるオディオに当て付けるように事実を暴露します。
ニコラの母ジェシカは国王の妻として世間に容認されぬ元暗殺者の為、
世間に隠れるようにして密会していた。
それを利用し、オディオはジェシカそっくりのアトラを使ってニコラの父ハリ・マーコスを暗殺、
その罪をジェシカになすりつけ処刑して今の地位に成り上がったという話…。
更に怯えたオディオはニコラから逃げようとして心臓発作を起こし…。
「あら「やだ死んじゃったわ。せっかくあなたに復讐を成就させようとしたのに…。」
そしてなんか拍子抜けと冷たく言い放つアトラにニコラは銃を向ける…。
どうしてお父さんを殺した、どうして姉妹なのにお母さんに罪を被せたと。
質問に答えなければ撃つしかないというニコラにその銃で人を殺しちゃいけないんでしょ?…と返すアトラ。
私はこの日を心待ちにしていた、だからずっとあなたの成長を見てきたといいます…。
そして今日一つ成就したというアトラが語る望みとは…。
『エルプトンとクリムゾン一族の滅亡』
…この言葉を語るアトラは正に悪魔と言うような描写…。
それがフィリップ・クリムゾンに捨てられたジェシカとアトラの母、
ケイト・クリムゾンの望みでもあるという…。
…ニコラの祖母になる女性なワケですが…。
長話になるからあなたの質問の答えは次の機会、それより早くこの城を
脱出した方がいいというアトラ。
カイルはこの手薄のエルプトン城に精鋭部隊を送り込んでいたらしい。
そしてこの城に収容されている政治犯を解放したというのだ。
それに伴う暴動も起きて…エルプトン城は陥落すると!
実際、その暴動が始まったのか、城の各地で爆発が起きる!
…といった所で今回ここまでです。
いや、気になってたフェードン村の手紙の内容もわかったし充実してました。
新キャラ、アトラもおばさんなのにかなり不気味な感じで、正直真っ当な軍人なハイマンより
怖い感じですよ…。
そのハイマンはカイルにすっかりやられる感じですしね。
別にハイマン駄目駄目じゃん!…という感じにはなってなかったですが。
あくまで軍師と武将の戦略の差でいいようやられたという感じで。
二度目の対戦だったので、手の内が尚更読まれまくりというのも大きいでしょうし。
相手にそういう仲間がいるのを知らずにいつも通りやっちゃったのもハイマン失敗。
ハイマン気付いたけどもう遅いという感じになってますね。もう。
こカイルが前の戦いで破れたが生き残ったのが活きたという点でもいい感じでは。
だから光明が見えたとか言ってたんですね、カイル。
とにかく次回、今年最後の回も楽しみに待ちます。
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