前回の話→
#5感想リンク
記憶喪失の自分の身元を調べるため、あるマンションの一室を訪れた
主人公だったが、厄介な能力を持つ上の階にいる男に襲われる。
毒ヘビに噛まれたり、体を操られてノコギリで自分を切り殺しそうになったり
散々な目にあったが、ついに上の階の男を捕らえた主人公。
まず男が持っていた毒ヘビの毒に対する血清を奪取!
これでまず毒が回ってやられる心配は無くなった!
上の階の男に襲われる前に一時この場から離れていたヒロイン康穂は、?状態。
「何か理解を超えてることだらけ」 …うん。無理もない。
「さあ話せッ!」 …とまず男が知ってる筈の自分の事を聞く主人公。
…でも男は狼狽するばかりで答えないので…康穂に別の方を向いてもらってから、ボコる主人公。
…まあやられた事を考えたら仕方ない。
すると男はもう反撃とか危害を加えたりしない、『手』を見る必要があるとか妙な事を言い出します。
そして…
「あんた『吉良吉影』じゃ無かったのか…。」
部屋にあった『手』の彫刻はその真の吉良吉影の手がモデルの彫刻で、
主人公とはその手の形が全然違うらしい。勘違いして攻撃してたと。
…という事は主人公、殺されそうになったけど、人違い?
自分はこの部屋の住人、吉良吉影ではなく、襲ってきた上の男こそ吉良吉影だと思ってた主人公。
男が言うには、自分も主人公も『吉良吉影』じゃないという。
そこで部屋に捕まっていた裸の女性に聞くと、この男に拉致されてきたのは間違いないというので、
今度は康穂に上を向いていてもらって、「フザけんなあお前…」と更にボコります。
「おまえなんか一晩中サッカーボールみたいに扱っても全然平気だからな。」
…流石にキレてますね主人公。まあ無理もねえ。
…間違いだったとしても、人違いでしたーゴメンね!…では済まないよ。うん。
オレのポケットの中を見てくれという男。そこには写真が。微妙に主人公に似て異なる男が写ってます。
この男こそ『吉良吉影』という事らしい。
吉良に怨みを持っていた男は計画的に上の部屋を借り、その能力で復讐しようとしたらしい。
この部屋に仕掛けてあった様々な罠もその為のもの。
女の子を拉致したのも罠に使う為で、部屋に残してあった変態プレイ写真はそれを
後で吉良のせいにする為のものだったらしい。
そしてこの部屋に来た主人公を吉良と勘違いして攻撃したと。
間違うのも無理はない、あんたどこかあいつに似ているという男。
しかもなんだって「服」も「帽子」もあいつのものを着てるんだと。
「でもあいつとは違う。『手』の形が全く違う。前歯の形も違う。年齢も若そうだ。でも何か…半分くらいあいつに似てる。」
男の名前は『笹目桜二郎』。彼は船医だという吉良との出会いについて語り始めます。
笹目の実家は異常な断層(?)の『壁の目』が隆起した場所に立っており、子供の頃、
自然に上にいれば印を付けた人を操る能力がある事に気付いたという。
能力は少々楽しむ事にしか使わなかったらしい。
…まあ同意の元だったようですが、描写を見るに海に沈めた女の子の上をサーフボードで浮いて操り、
溺れかけさせるというようなSプレイのようなので、それを少々というのか個人的には微妙ですが、
とにかく、そんな笹目の後ろに突然立って現れたのが吉良だったという。
美しい手をしている男でなんとなく仲良くなったが、彼は笹目の能力が見える、と言い、
そして目撃はしていないが、直感的にどこかでこいつは殺人を犯していると思えたらしい。
そんな吉良はサーファーという人間は「海の人間」なのか「陸の人間」なのか等とワケの分からない事で
絡み始め、コケにされてると思い脅しつけても、全く動じず。
…「海」「陸」、物事の境界線を超えたり入ったりするのは「気に入らない」、あいまいなのは
「男じゃない」と一晩中言っていたという。
…話を聞いていて当然、何を言ってるのかわからねーポルナレフ状態になった主人公は
いきり立ちますが、笹目はこれが吉良の真実だという。
そしてそうやっていつまでも延々と吉良にいつまでもなじり続けられてるうちに
酒を飲んでいたり、少しクスリもやっていた笹目は気分が悪くなってモーローとし…。
吉良に言われるまま、つい、
指を食ってしまったらしい。
…おい!それは無いだろ!…と言いたくなりますが事実のようです。手袋を外した笹目の指は
10本とも途中までしかありませんでした…。
…恨む理由→自分の指を食うはめになったから。
…これは凄いな…。絶対に当られない動機だと思うがどうでしょう?
お前ら何なんだと読者とシンクロしてると思われるセリフとともについその吉良は今どこにいると
聞く主人公ですが、もちろん探してるのはオレの方だという笹目。
しかし康穂が吉良の写真の背景にあの壁の目の…康穂が記憶喪失の主人公を発見した場所が写っている事に気付きます。
一度飛び出したが、最後には戻って来てくれた康穂の意思を確認し、そして笹目に止めの蹴りを
くらわせた後、その『最初の場所』に向かうことに。
その場所には水が沸いており…その水溜りの中…。
警察も調べてたが何もなかったみたいと康穂は言うが、水を抜いて土を掘り起こしたわけじゃないと
主人公は自身の能力、ソフト&ウェットのシャボン玉で水を破裂させます。
…破裂するとき何かを奪うシャボン玉。解説がないので、何を奪って水を弾けさせたのか
わかりませんが、とにかくその水が破裂する勢いで、水が無くなった後の地面の一部が崩れ…
そこから人間の手!死体が埋まっていた!
その遺体の検死の結果は…死体はあの部屋の住人『吉良吉影』。
吉良吉影、死んでた!
こいつは驚いたぜ…。そしてその死体には…。
精巣が無かったらしい。
つまりあの「タマ」2つ無い。切り取られたとか手術したとかではなく、まったくツルっと。
そして…一話目で康穂が見た主人公のイチモツはタマ4つだったというから…。
これは…乗り移り…ならぬタマ移り!
…つまりどういうことだよ…。理解不能!理解不能!
…吉良は死んでいた…がなんらかの形というかタマとして主人公に憑いてるというか付いてるということ?
…だめだ…今回もポルナレフ気分だったぜ…。これがジョジョリオンという事か…。
…終わったみたいに書いてしまいましたが今週はその後の主人公でさらにサプライズ!
常秀他東方ファミリー登場!
康穂の
ストーカー幼馴染常秀の父親が主人公の身元を保障し引き受けてくれる事になったのだ。
主人公は身元がわかるまで東方家で面倒を見てもらえる事に。
そして…康穂が飼ってた犬の「ジョースケ」に似てると言った事で決まったとりあえずの名前が…
東方定助!
ちょっとアレな常秀に4部主人公の性がついてるのか…と思ったりはしましたがこういう流れか!
性だけでなく名も受け継ぎました。一字漢字違いですが。
…そしてその東方ファミリーは…
お前ら絶対血繋がってねえ
…的に誰も似てません。
他の家族も常秀パパがいいよ!うちでひきとるよ!…っていって拾ってきたんじゃあと思います。はい。
出てきたのは見た目だけですが既に個性派集団です。中身もそうでしょう。
全員何かのスタンド能力持ってるか目覚めそう…というかそうならない方が意外。
この家族の中に入って何が起こるのか…面白くなりそうだぜ。
…そしてあの部屋に捕まってた裸の女性。主人公…定助が笹目と話をしてるうちに一人で
逃げ出してしまったのですが…オチ要員に。
…結局、本人が言ってたように巻き込まれただけの子でしたね…。
先週主人公が彼女の手のおかげで酷いピンチになったので、裏切ったあ!…と書いてしまいましたが、
他のジョジョリオン感想後で見て気付きました。
考えたら僕的には数ヶ月に及んでても、漫画の中ではそんなに時間経ってないわけで、自分の命惜しさにああいう行動に出ても裏切りとまでは言わないよな、と。
…今回のオチはアレですが…これからも強く生きてね!
…とにかく今回はここまでです。
…うん。仮の名とはいえ、杜王町の主人公に相応しい名前も付き、
いよいよこれからの更なる展開に期待です!
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