前回の話→
ACTION89感想リンク
…前回に続き、コール過去編。
真実を見極めるとして、養父の元に戻らずクリムゾンに残ると決めたコールですが…。
そんな彼が連れて来られたのは無残な戦場。
その光景に吐き気をもよおし、お前らがこの地獄を作ったと非難するコール。
それに対しフィリップ・クリムゾンは…。
フィリップ
「そうだ。だからしっかり見届けねばならぬ。この現実を」
…そういうフィリップの目に涙が。これは意外。フィリップも現在のコールと同じく戦争の果ての人類淘汰による平和が理想という事なのでしょうか?
…とにかくその戦場でクリムゾンが提供していないガス兵器をアバカブ軍のヴルーム将軍が使っていた事が判明。
ゴードン
「教えておくか。その報いがどういう事になるかを」
…ヴルーム将軍の下にクリムゾンの使いが。
協定を破ってガス兵器を扱うゾラ商会と取り引きした事を指摘しても、我々も必死、国力を誇示するのに手段など選んでいられんとヴルーム将軍。
クリムゾンの使い
「よく分かりました。それは私達との決別と捉えていいですね」
「ならば我々クリムゾンも動く必要があります。あなた達の暴走を阻止する為に」
…そういって去っていくクリムゾンの使い。
しかし部下にクリムゾンからの武器提供が滞ると心配されても、奴らからは十分過ぎる程の武器を買った、これからはゾラ商会の武器の方が魅力的と、ヴルーム将軍は強気。
これからロウチェスカに侵攻する、もはやクリムゾンの連中だろうと恐るるにたらん…。将軍、舞い上がってない?…これ典型的なやられフラグですよ。
…先程のクリムゾンの使いも始末するよう刺客を送っていた将軍様。
しかしその使いの者は只者ではなく、二丁拳銃で刺客を返り討ち!
そして侵攻を始めていたアバカブ軍の目の前には…6人の男。
先程の使いやゴードン、コールを取り押さえた任侠者風の男もいます。
部下の兵士達に攻撃命令を下す将軍様。その数はざっと1000人位とゴードン。
ついてきていたコールは6人で1000人とケンカするのかと驚きますが、それが我々の仕事と事も無げに言うゴードン。
戦闘は彼らに任せておけとフィリップ。
フィリップ
「ゴードン。思い上がった連中に教えてやれ。本当の“力”というものを…」
…ゴードンはお馴染みガトリング銃を使い、狙撃する男が一人、爆弾の罠を使う男を一人、他三人はそれぞれの戦法で切り込みにいき…。個の力とチームワークを発揮してアバカブ軍を圧倒。
その中のやりとりで狙撃の男はウォーレン、使いしてた男はハーバー、任侠男は勝又と名前判明。
…とにかく案の定やられちゃったよ将軍様。
車の中に入っていたコールは戦局はどうなっているとつぶやきますがフィリップは…。
フィリップ
「勝負はもうついている。私の駒が負けるわけがない。外へ出てみてみるがいい」
「これが…“深紅の処刑人”の力だ!!」
…外に出たコールがみたのは殲滅されたアバカブ軍。旧深紅の処刑人がその力を見せた所で今回はここまでです。
今回も前回に続きコール回想編。G・O・Dの方が気になる所でもありますが、決戦前にコールの過去は洗いざらい描いておく必要があるという事でしょう。
話数をかけて過去描写するという事は、やはりエンペラーガーデンG・O・DでVSコールは決着する?
…とにかく次回、ですね。過去編はまだ続きそう。
・ピスメ最新13巻
PR