前回の話→
#36感想リンク
…常敏から記憶を取り戻す手がかりを得るためにクワガタバトルに挑む定助。
一局目に勝利して常敏をその気にさせ、目的であるランボルギーニを賭けた二局目の勝負に持ち込む事に成功しますが…。
その続く二局目では定助のクワガタ、パラワンオオヒラタは常敏のクワガタ、ローゼンベルグに苦戦。
定助
「機械的だッ!!あのキックするような後肢の動き!!」
「常敏の『意志』で潜り込むようにパラワンの前脚関節部を狙っているッ!」
常敏は何らかの方法でクワガタを操作し、勝負を有利に進めている…そう感じる定助ですが、そうこうする間にもパラワンの脚がまた一本折られてしまいました…。
脚関節攻撃は擬死状態を引き起こし動きを止められるという問題もありましたが、このままではそれどころか脚が無くなってしまう勢い。
勢いに乗るローゼンベルグはパラワンを持ち上げ、更に後肢を喰いちぎろうとします。
ちぎれる前に滑って脚は残りましたがそのまま放り投げられ土俵の外へ。
…負けた…と思いきや、45秒という時間制限オーバーだった為、勝負の決着は仕切り直しの第二ラウンドへ移る事に。
…しかし、このままでは勝ち目はありません。
ルールで唯一試合中クワガタに触れていい事なっている道具の筆、その常敏の物を取って調べる定助ですが、間違えるなオレのだと言われて中止させられました。
しかし、密かにスタンド能力、ソフト&ウェットのシャボン玉を出して筆に何かしていた定助。
気になる事でもあるのかという問いにパラワンにダニがついてたといってごまかしつつ、怪しむ常敏に対し切り返します。
怪しいのはそっち、ローゼンベルグの背中に穴が開いていて、そこからドロドロの何か流れていたと指摘。それはワックスだと答える常敏。
…クワガタの脳中枢の後ろの神経系に穴を開け、そこにワックスを詰めておく。そうするとワックスが溶けた時に神経に作用して痙攣的な動きをすると。
テントウ虫をゾンビ化して操る寄生虫の話もして、これが常敏がクワガタを操る方法…のようですが…。
そういう仕込みはアリとする常敏は定助にもよかったら折れたアゴや脚を接着剤で修理したあとやれば良いといっています。
そのやりとりを見ていた常秀が、穴を開けたら死なないのかと兄に聞きますが、常敏は20分後位には死ぬが試合時間の45秒後にはまったくなんの問もないと言い放ちます。
勝負に勝つためクワガタを捨て駒的犠牲にするという事でやはり常敏、怖い一面がありますな…。
そして始まるクワガタバトルの再開。第二ラウンド。
勢いに乗っているローゼンベルグは動きが速く、パラワンは逃げの姿勢。ピンチです。
そしてその時定助は気付きます。このクワガタバトルの場に温度変化が起きている事に。
常敏の筆先は指で触れた際熱かった為、その温度をソフト&ウェットのシャボン玉で奪って飛ばし、温度系の所で割ると、摂氏60度を示していました。
この温度変化でワックスを溶かし、クワガタ操作をしていたという事ですが、ではその『熱』はどこからどうやって?…という疑問が。
…クワガタバトルは先程より凶暴になったローゼンベルクがパラワンの直したアゴ、更に羽根ももぎとってしまっています。
クワガタバトル土俵の温度は普通、温度が上がっているのはあくまでローゼンベルグのところだけ。
パラワンは更に前肢も吹っ飛ばされ、擬死状態であお向けに。首にかみつくローゼンベルグ!絶対絶命…。
そこで常敏がチラリと見せたのはスタンド!温度操作は常敏のスタンド能力によるもの…というシンプルな答え。
定助もスタンド使ってますし、このクワガタバトルの裏要素はやはりスタンドバトル。
…しかしそれが分かったからといってもう今のピンチは止められません。
定助の味方をするよう言われてた常秀ですが、本心は定助負けろの兄の味方な為、我慢できずにローゼンベルグの勝利、兄さんの勝ちと叫びます。…ってこのタイミングは。
相手が勝ち誇ったときそいつは既に敗北している。byジョセフ・ジョースター
…はい来ました。ここでジョジョおなじみの逆転タイムです。
ふと足元にクワガタバトル開始前、自分のクワガタの力を見せる犠牲になったスズメ蜂の水槽がおいてある事に気付く常敏。しかもその時切り落とされた蜂の下半身が無い!
…その蜂の下半身は定助の隣のイスの上の皿に。なんで?…と常秀。
そしてローゼンベルグの動きがおかしくなります。土俵に噛み付いたりクルクル回ったり…。
そしてパラワンは擬死状態から復帰して起き上がり反撃!ローゼンベルグを粉砕!
定助は常敏の筆にスズメ蜂の下半身の針からとった毒をつけていた模様。…それが筆先を温めてワックスを溶かした際に穴から入り、ローゼンベルクは毒が回っておかしくなったと。
常敏は筆を定助に取られた時点で負けていたという事ですか…。悔しそうに筆を床に叩きつける常敏。
定助
「最初から負ける気はしていない……勝っちゃいまいしたけど…」
「『ランボルギーニ…ガヤルド』頂戴感謝します!!」
…勝ち宣言し、ドアを開け、ランボルギーニのキーを持って帰ろうとする定助。
しかし帰さない、ドアを閉めて中へ戻れと常敏。
勝負に負けて車が取られるのが惜しいとかそんな事ではなく…。もっと危険な感じの雰囲気。
…ランボルギーニのキーはドアを閉める前にソフト&ウェットのシャボン玉で外に待機していた定助の協力者つるぎ&康穂の元へ。
車のドライブレコーダーを康穂のスタンドで調べれば、常敏が知っているであろう謎のフルーツのある場所の手がかりが得られる筈。
…しかし…。
常敏
「おまえここへ何しに来た?今の戦い最初から計画していたな?」
…定助の本当の目的に気づかれた…?定助の方は常敏に詰め寄られます。どうなる?
…という所で今回ここまでです。
…という事で、クワガタバトル勝利で目的は達成!…ですが、もう常敏に意図を感づかれてしまいました。
…緊迫する状況で、先が気になりますが…。それは次回を待つしかないですね…。
※今週の常秀
常秀
「パラワンガンバレ~~ッ。オウッ」
セリフはローゼンベルグの優勢に、定助の応援をするよういわれてたのにその逆をやってしまい、常敏に睨まれてのやっつけ応援です。
…前回、そのやっつけ応援を矯正されてましたが、やはり元に戻ったという。
…今回もリアクション要員。
常敏がクワガタ犠牲を問題無しと言い切ったときはビビッてたりもしました。
そして本文でも書いたように、アレなタイミングでの勝ち宣言で兄のけフラグを立てたりもしてました。
後、グロ注意!グロ注意!…は今回も言ってましたぜ。
・ジョジョリオンコミックス最新8巻です。
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