前回の話 →
ACTION51 感想リンク
列車にて、アクアタルカスに向かうミクシーさんとカイル。
…馬と一緒に。…しかしこれが一番安全に入国出来るルートだという。
…なら仕方ないですね…。
アクアタルカスのエルプトン軍に対するレジスタンスはカイルの到着を
心待ちにしているというミクシーさん。
タルカスとアバカブの戦いで、タルカスの圧倒的戦力に屈さず、
知略で侵攻を食い止めた活躍が話題になっていると。
…しかし結局反撃に会い負けた、俺一人仲間になっても
何か変わるとは思えないというカイル。
でもミクシーさんは何かをしなければ何も変わらない、
人間一人の力は馬鹿にならないって私は思ってると言い、
それを聞いたカイルは、相変わらず前向きだ、5年前とちっとも
変わらないと言葉を返します。
…確かに5年前、想いを寄せていた描写のあったビートが死ぬという、
彼女にとってショックな出来事があったのに、こうして変わらず
前向きに行動を続けているミクシーさん凄い。
…そしてカイルたちとは別の列車でアクアタルカスに到着した者が。
それはエルプトン卿の息子、ハイマン!
病に伏しているエルプトン卿は、ハイマンに自分に代わって
タルカスの最高指導者になってもらう為、呼び寄せたのです。
そして、ニコラ・クリムゾンがもうすぐこの地にやってくる、
あの女には気をつけろと忠告するのでした。
しかし、そう言われてもハイマンは強気。
「マーコスを暗殺した女の娘など何が脅威なんだ?」
…とこんな感じ。
「まぁこの地に来るなら捜し出して始末するが…。」
…という事なのでニコラとの対決は必至でしょう。
そんなハイマン、エルプトン城に連行されて来た、
アクアタルカスの決闘チャンプ、カーロス・デコを見つけます。
そのままカーロスに会いにいくハイマン。
カーロスはハイマンを知っており、その話によると彼は
各戦線で大暴れし、伝説になっている程の強者のようです。
タルカスの最高指導者に任命された事を告げ、回りが止めるのも
聞かずカーロスに決闘を挑むハイマンは、この国を代表するからこそ
一番強くなくてはならない、たとえ決闘だろうと負けるようでは
この国を背負う資格は無いと語ります。
それを聞いて捕まったのに得意の決闘でチャンスを貰ったカーロスは、
豪快な男と聞いていたがこれほどとは、尊敬するぜと言いつつ、
3年以上アクアタルカスのチャンプとして君臨している実力に自信を見せます。
この頃はめっきり挑戦者も減り、退屈しのぎに気に食わないこの国に
反旗を翻したというカーロス。
そして捕まって連行されてたんですね。
「真の決闘者の力を思い知るがいい。」←カーロス決めセリフ。…ゴメン死臭が。
ハイマンはカーロスの決闘を見た事があり、その時から確信していました。
「俺が負ける事は無いと…。」
44口径の大型の銃(44マグナム?)から放つ弾丸でカーロスを吹き飛ばし、
ハイマンの勝利!
…アリーヴェデルチ、カーロス。見た瞬間からかませだな、と思ったけどやっぱり…。
やすらかに眠ってください。この漫画の性質上、あなたのようなキャラが不可欠です。
自らの銃を昔からの相棒で数々の戦場で助けられた、弾丸の威力は数ある銃の
中でも最強と褒め、そしてこいつを早撃ちで扱える銃士は俺くらいだと自負します。
しかし、一国の指導者として、これ以上の決闘はやめて下さいという部下に、
「分かってる。しばらくはやらねえよ。」…というハイマン。
…全く分かってません。更に領土を拡大したらまたやるといいます。
指導者としての力を誇示する為だそうです。
「アバカブ以外への侵攻もお考えを!?」…という部下に、
「俺がアバカブごときで満足する男に見えるのか?」…と答えるハイマン。
最高指導者として任命される事もそしてタルカス全土を統一する事も
とっくに確信していたという。
タルカス全土統一はハリ・マーコスが提唱していた事、マーコスは
平和的な統一を目指したが自分は力、圧倒的な力で全てを制圧すると
野望を語ります。
目指すのは、現クリムゾンカンパニー総帥にして銃神、コール・エマーソン!
彼のように誰にも逆らえない存在になると。
…こんな感じで、登場した新たな敵ハイマン!
前回確か、宿敵のエルプトン卿が病に伏してるって…けど、どっちにしろ
戦えない(戦闘能力無し)…というような事を書きましたが、
そんなエルプトン卿に代わりニコラの前に立ちふさがる強者として
このハイマン出してきたのですね。
まあニコラが勝つでしょうが、どんな感じでこのハイマンを倒すか期待です。
一方、カイルとミクシーさんもレジスタンスが拠点としている地下都市アトロポスへ。
レジスタンス代表、イグニス・アモンと対面するカイル。
正直、俺が来た事で何が変わるとは思えねえというカイルに、
イグニスは確かにとうなずき、エルプトン卿が病に伏しているから
好機と思ったが、ハイマンが帰ってきたのでその好機も潰えたと語ります。
それを聞いてカイルは思い出しました。
カイルはハイマンが侵略した土地の決闘チャンプと戦った所を見た事があったのです。
あの男は怪物、しばらくは大人しくするしかないというイグニスに
そんな事はねえ、むしろ光明が見えたような気がしたというカイル。
その真意は…?…という所で今回ここまで。
…ニコラとコニーがフェードン村で発見した事実が何なのかはまだ引っ張ったか!
…まあでもこれから戦うであろう新たな敵ハイマンの登場と、見所ある回でした。
あれだけ勝てなさそうな事を言ってたカイルですが、ハイマンの実力を見て、
それでむしろ光明が見えたというのは、実力はあってもハイマンは非常に
ワナに嵌めやすい性格だから、とか?
…たしかにそういう感じはかなりした。
次回はここにニコラとコニー合流…するよね?次回は。
とにかくなんだかんだいっても次回も楽しみです。
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