ジョジョリオン #95 終わりなき厄災 その① 感想|迷宮ブログ 忍者ブログ

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主にウルトラジャンプ連載中の漫画、ジョジョリオン感想書いてます。住んでる地域のウルトラジャンプ発売が遅いので感想書くのも遅いですが。(毎月21日以降。)連載終了しましたが、皆川亮二先生のPEACE MAKERの感想は全話あります。

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ジョジョリオン #95 終わりなき厄災 その① 感想

先月は休載だったので久しぶりのジョジョリオン感想です!

ネタバレありなので良ければ続きを。













前回→#94感想

前回はヒロインの腕がもげるとかいう衝撃がありましたがラストの引きは常敏が隠していた新ロカカカの苗木が遂に他の家族に見つかる!…でした。

…スタンドが入り込んでいる携帯がトイレの水の中に落とされて康穂が死にかかっている事に気付いた憲助。

携帯を水の中から引き上げてくれました。…こ康穂、もげた腕は治ってませんがとりあえず命だけは助かる…。

何をしていると問う憲助に冷徹に携帯を水の中に戻してくれと返す常敏。侵入者を家の外に帰す訳にはいかない、まもなくあらゆる事に勝てる、つるぎの病気も治る、これは『正しい道』だと。

次に新ロカカカの植えられた鉢を見て、お前が持っていたのかと問う憲助。

肯定し、あと数時間で確実につるぎを治せる…もう家族の誰も犠牲なんかにはならない。

だがしかしそのために今新ロカカカの存在を外に出してはならない。

康穂も容赦なく犠牲にするのは東方家のためである事を父に訴えます。

東方家の長男が代々かならずかかる奇病を新ロカカカで治す。

…この事を常敏は先祖からの『呪い』は解けると表現しました。

呪いといえば…1話でジョジョリオンは呪いを解く物語…というのがありましたね…。

最終的には東方家が奇病の呪いから解放されて呪いを解く物語なのか…いや、もっと全体的に舞台のM県S市杜王町における岩人間、ロカカカ、壁の目などの全てが消えて呪いが解けたとしてラストなのか…。

色々考えますがこの1話からの言葉を出してきてる事でいよいよ最終局面に向かい始めてるのかな…とは思いました。


…とにかく常敏が決意を持って行動している事は理解した憲助。

お前とは以前から経営やつるぎの病の事でずっと意見が違っていた、自分の方が考えが古く間違ってるかもしれない、『呪い』が解けるならおまえが長男であるお前に従おうと予想外の回答。

憲助
「だが…但しだ……我々が『正しい道』を間違いなく歩いているならばだ」

…憲助は新ロカカカの苗木についてる臭いを自身のスタンド、キング・ナッシングの能力で追跡します。

能力によって形作られるのは新ロカカカを盗もうとした笹目桜二郎の姿!

…笹目の顔写真は恋人のマコリンと共に怪死が写真付きで新聞に載っていました。その人物の姿がここに…。先の展開の通り2人は常敏によって始末されています。

…まあ笹目の方はロカカカを奪うに飽き足らず常敏やつるぎを殺そうとしたし、返り討ちにされても仕方ないといえるかもしれません。

しかし、常敏は新ロカカカの情報漏洩を防ぐために躊躇なく自分からマコリンをも始末しにいっています。

窓の外から死にかけのような状態の康穂本体の姿も目撃し、常敏を改めて問いただそうとする憲助。

…憲助さんは妻の花都が息子の為に読者的にみてもどうしようもねえコイツないじめっ子を奇病の身代わりにした事も良しとしていませんでした。常敏の行為を正しい道とはしないでしょう…。

…それを常敏も悟ったのか

父、憲助を殺害。

…熱を与えるスタンド、スピード・キングで首筋から血管を沸騰させ一撃…。

これまで表情一つ崩さず邪魔者を始末する姿勢をみせてきた常敏ですがここでは後には戻れない許してくれと涙を流しながらの一撃です。

ここまで余りの事に呆然とする常秀、大弥、鳩、密葉…周りの家族たち。

そして大弥が叫びだし倒れた父に駆け寄ろうとしたとき、常敏はそれをスタンドの拳で制止します。

常敏
「覚悟を……決めろ…!!」
「さもなくば…………口を閉じろ。オレ達東方家はこのまま前へ進む」
「これが『正しい道』だ」

…ついに父を葬ってでも自分の考えを通す道を選んでしまった常敏…。


そしてそのとき常敏は気づきます。

康穂のスタンドの入っていた携帯はこの騒動の中でいつのまにかコンセントの前に転がっていました。

水から引き上げてもらった後、康穂は憲助に携帯をPCの電源に近づけてほしいと懇願していましたが。電源に近づければスタンド、ペイズリー・パークを戻す事が出来たのです。

コンセントからスタンドを戻す事に成功した康穂は這いずりながらも助けを求めるべく東方邸を出ていきます。

…その傍らには相変わらず何をするでもないTG大病院院長の姿が…。

密葉
「これは『厄災』」
『厄災』はあの時からずっと続いていた…わたしが病院から帰った時から……
「この厄災は『攻撃』…わたしに対する『攻撃』…」
「わたしの『周り』……わたしの子供とわたしの夫と…東方家の家族をも巻き込んで…」
「定助くんたちも!康穂さんも巻き込んで!」
「敵は『院長』!……『院長』の姿を見ようとすると厄災はぶつかって来るッ…!!」
「そして康穂さんが家の外に出たッ!」

…一気に東方家とそこに関わるものに降りかかる騒動を『厄災』とする密葉の語りで今回ここまでです。


いや…今回もまあ色々と…。
密葉の表現でいう『厄災』がぶつかってくる院長スタンド攻撃。

それは密葉さんを起点にしてそこに関わり院長を探るものを葬るような…時間戻しとかはないですが性質的にはバイツァ・ダストみたいな感じでしょうか。

東方家騒動ではとうとう常敏が父殺しやってしまい…。やってしまった感は半端ないですな…。

後に引けない度は更に加速…。家族愛はある男だけにもう…。

家族を守るために容赦ない行動してたのにその家族の1人をどうしてもの意見の食い違いから殺したという事ですからね…。

これだともう本当にそれこそバイツァ・ダスト時間戻しみたいな能力発動しないと先に描写された東方家の朝みたいなのには繋がらないと思われますが…。

普通の東方家の朝の影でつるぎに呼びにいかせた憲助さんが死んでいる…という先行描写だったのにもう家族の前で憲助さんやられてますし…。


常秀はストーカー的に最愛の康穂を常敏が目的の為に始末しようとしたのに対して何かアクション起こさないのでしょうか…?

…まあ今は父までやる覚悟の兄の行動と勢いに圧倒されて呆然でしょうしこのまま兄に従うのかどうするのか…。

ダメ男だけどもしかしたら終盤展開で康穂が危機になったときに覚醒の可能性あるかもとか常秀に思ってたところあるのですが。


…そしてその康穂。なんとか助けを呼ぼうとしてますが…。腕もげたまま瀕死ですが…。

常敏は康穂始末に動くと思われますしどうなる…?元カレ透龍君何処行った…?

透龍君がクレイジー・ダイヤモンド並の回復スタンド持ちで助けにくるとかじゃないとこれ本当にヒロイン死んでしまう…。


そんな感じで次回もどうなるか気になる所です。来月も楽しみに待ちます。




・ジョジョリオン23巻!





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