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#033感想リンク
あ…ありのまま今週のジョジョリオンの事を話すぜ…。
「常敏が登場して彼とのスタンドバトル展開かと思ったらクワガタバトル展開だった」
な…何を言ってるのかわからねーと思うが…
…以下略。
…という訳で今週の内容を纏めようとしたらポルナレフ状態になりそうでしたが…。
どうしてこうなったか書いていきます。
定助
「オレは東方定助(19)。名前も年齢も(仮)で………………『記憶を失った男』」
「オレは『謎の果実(フルーツ)の正体』を突き止めなくてはならない」
「その『果実の樹木』がどこにあるのか?必ず探す!」
「東方家には血統的に一番目の子供だけが掛かる『病』がある」
「その『病』をフルーツの栄養分が治癒させるからだッ!」
「そしてオレはかつて…その『果実』の正体を知っていた男なのか?」
…今回もまず上記の定助の振り返りあり。
そして本編。前回、東方家長男、常敏が帰国して戻ってきました。
相田みつを大好きな彼は一見すると悪人ではなさそう。
定助を邪険に扱ったりせず、挨拶の後逆にプレゼント攻勢。
今回の話の冒頭では他の家族、虹村さんにまで
そのセンスはともかくとしておみやげを買ってきており、あの常秀も兄には一目置いて慕ってそうな描写です。
ですが、今の状況で定助が自分を知るための鍵となるであろう『フルーツ』について常敏が知っている可能性が高い事がわかりました。
形を伴い匂いを追う憲助のスタンド、キング・ナッシングによる自動追跡が常敏の落したハンカチに対して発動していたからです。
定助は常秀の案内により常敏の部屋へ。目的は常敏を追い込み、『フルーツ』の樹木がある場所をしゃべらせる事。
定助
「オレに『お父さん』の『スタンド能力』を話せ…」
「オレはこれから『東方常敏』を追い込むつもりだ…」
目的の為に定助が事前に協力を求めていたのが常敏の子であるつるぎ。
キング・ナッシングの自動追跡に常敏のハンカチが掛かった事を見たのは定助だけ。
なぜ今、定助に協力的でそのスタンド主である憲助には秘密でつるぎに協力を求めたのかは…
憲助は常敏に不利な秘密を暴くより家族を息子を守る事を優先するであろうと思われるから。
…まあ憲助さん家族思いですから定助が考えるようにその可能性は高そう。夜露がどうせ東方家はお前の敵になる的な発言をしてたのはそういう面からの意味のような気がしてきたよ…。
そんな中、つるぎは真実を追究する方を優先して協力してくれると考えた定助。
…『フルーツ』には東方家の長男が代々かかる奇病を治す力があるかもしれないとされており、その効力を夜露に見せられたつるぎは、その秘密を知るために彼に協力していました。
夜露の目的は定助を殺す事だったわけで、行動は他人はどうなっても良いという褒められない考えでしたが、次に奇病にかかる立場のつるぎにとってはそういう思考に陥る程に『フルーツ』欲しいものなわけです。
つまり一番『フルーツ』について知りたい、知らなくてはならないのがつるぎ。
定助はそのつるぎにストレートに常敏を追い込むつもりである事やその他もろもろ包み隠さず話します。
そして常敏に対峙する為に彼のスタンド能力を話す事を迫ります。
常敏は奇病の治療に使えそうな『フルーツ』を知っていながら隠している事になるわけで、つるぎは戸惑いを隠せない様子。
夜露に協力していた時は定助はどうでもいいとか割り切った態度だったつるぎも父である常敏の事は大好きで信じたいよう。
しかし最終的には定助が常敏を傷つけたりはしない事を約束するなら協力するという事で話はまとまります。
…まあ定助は敵と見なせば容赦しない感じの性格ですし。つるぎが父を思うならその心配はするでしょうな。
定助も常敏を傷つけたりしない約束しましたが、実はどうしても倒さねばならないような存在だったらどうするのか…。そこは心配。
つるぎ
「お父さんの弱点は『クワガタ虫だ』」
とにかく話がまとまった後、つるぎが常敏の弱点といって話し出したのがスタンドとか関係無い、『クワガタ虫』の事なのです。
どういう事か分からない風の定助につるぎは真剣に話をしているといい、常敏はクワガタ虫に夢中でそれについての『プライド』を負かせば興奮して自ら弱点をさらけだして喋るというのです。
それ以外では常敏は抜け目無いビジネスマンになるので情報を聞きだすのは難しいという事らしいです。
それなら定助は前回の話で常敏に、ワザワザ寄り道して買ってきたばかりの高級クワガタをいきなりやると言われて困惑していましたが、結局はおみやげとしてもらったようですので、それを利用して近づくというような事はやりやすいのですが…。
…とにかく場面が戻って、つるぎの話を聞いていた定助はその助言に従い言葉巧みに煽って常敏とのクワガタバトルに持ち込みます。
1ラウンドが45秒でコルク製の土俵から逃げたり押し出されたら負け、筆の刷毛でクワガタの体に触れるのは駄目だが興奮させるのはOK等、クワガタバトルの細かいルール説明を始め、すっかりやる気の常敏。
定助は更にここで常敏が勝負に乗ったら何か賭けますか…等と言って更に煽ったりもしています。
常敏はその賭けに乗り、定助が勝ったらヘラクレスカブト虫をやるとまで言います。
…ここまでは狙い通り常敏を勝負に引きこんでるわけですが…。
そこで常敏が自信たっぷりに出してきて、戦いぶりを見せた調教クワガタはスズメ蜂を秒殺!
常敏
「ルールはもうひとつ。『殺されたら』も負けだ」
「45秒間の『剣闘士の世界(グラディエーター)』だ」
「そして賭けると言ったよな…?定助!君はいったい何を『賭ける』んだ?」
…えっ…これ弱点云々の前に虫バトルに勝つの難しいんじゃあ…。
…というところで今回ここまでです。次回本格クワガタバトル開始?
…まとめるつもりで結局結構長い。
まあとにかく今回ポイントになるのはやはり常敏でしょうか。タイトル的にも。
果たしてフルーツについて話せないののも訳があって本当に良い人なのか、実は夜露とのつながりがある敵だったりするのか。
憲助さんやその他の信頼振り、相田みつを大好きとか言ってる様子見てたら、出てこない時期にラスボスじゃね?…とかいってましたが…今は根っから面白い良い人でいて欲しい気がしてますぜ。
ただ常敏が良い人なら『フルーツ』の事を隠す理由は何なのか。
…常敏も東方家長男であり、奇病に苦しんだはずです。
そしてこれまでの東方家の対処では、誰か他の家族が身代わりとなったお陰で助かっているということになります。…憲助さんの奥さん出てきてないのでおそらくは・・・。
…つまり常敏は奇病による苦しみや犠牲を身を持って知る人間であり、誰の犠牲もなく奇病を治す方法があるならつるぎのためにその『フルーツ』については話して活用する方向に動かなければおかしいわけで…。
…やはり『フルーツ』もただ都合よく奇病を治してくれるというものではないのかもしれません。
あと、常敏は優秀な人物であるという描写入りました。
東方フルーツーパーラーについて前回、憲助がドヤ顔で自慢してましたがつるぎからすればそれを日本一に発展させたのは常敏の存在が大きいらしいです。
そしてクワガタへの入れ込みもつるぎがいうように相当。それっぽい知識を自信満々に語っていました。
…それだけに正攻法ではクワガタバトルでの勝ち目は無さそうなんですが…。
多分つるぎに必勝法を聞いているか、虎の子のソフト&ウェットの能力で何とかするか…でしょうか。
…とにかくどうなるか楽しみにします。
※オマケ・今週の常秀
常秀
「お土産物貰ったんだぜ~イシシシッ!これっ!超リアルだろッ!」
…まあ相変わらずです。
常敏からは伊勢海老のフィギュアを貰って喜んでいました。
定助に対して自慢気でしたが、まあその定助が貰ったものの方が凄い訳で…。
…そもそも伊勢海老フィギュアってどうなんだ…。
そして常秀は常敏の相田みつをネタに?…でつまんねぇヤツとか言われてました。
一方の定助はその後の「ハイ」で手を合わせるとかある程度対応してましたが。
後は第三者リアクション要員。
でもそんな常秀も常敏の部屋までついて来てるんだし次回も出番あるはず。もしかすると大活躍!!…はしないですね。うん。
酷い巻き添えは食らいそうですが。
・ジョジョリオン7巻。
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