前回の話→
#35感想リンク
前回は常敏とのクワガタバトルで見事定助が勝った所まででした。
…しかしこれだけ書くと、事情知らない人だとクワガタ?えっ?…ってなる気が。
そんなムシキング展開はタイトル第2局とあるようにまだ続きます。
…って前回タイトル第一取組だったんですが…。単行本ではこちらに合わせて変わってるんですねわかります。
これまでも変わり放題ですからね。スタンド名も変わるし。単行本派の人にタイトル間違ってるって言われそうだけど掲載時はこうだったんです!…という事で。
…そしてクワガタバトルの続きの前に登場したのはヒロイン康穂。
自覚無しで発動しているスタンドに、最近あった出来事と合わせて幻覚ばかり見ていると困惑していますが…。その康穂の元につるぎが。
どうやら今回の定助によるVS常敏のクワガタ作戦の発案者で協力者であるつるぎは、康穂の力が必要と判断、協力を頼みに来たようです。
そして再び場面は定助の所へ。
クワガタバトルに敗れた常敏は賭けの約束通り片眉を剃ってしまいました…。
…うーん。やはり眉が無いと怖い感じになっております。常敏が出す空気的に笑えたりはしないです。常秀もビビッている感じ。
そしてここで用は済んだと帰ろうとする定助。この態度に常秀は怒り、卑怯な手を使って勝ったと家から追い出してやろうと騒ぎますが。
しかし常敏はそんな常秀をつまんない弟だと一蹴。楽しくなってきたといいます。…心は笑っておらず怖い意味で楽しくなったという感じありありですが。
常敏は定助が勝った仕掛けについてはバレなきゃドーピングはルール違反じゃないと、某ギャンブラーのような発言。
そして常秀には自分でなく定助の応援をしろといいます。そーゆーとこで勝つのが楽しいと。
対する定助は第2局をやるとはいってないと引く姿勢。パラワン(クワガタ)の顎も折れたから無理ともいいますが…。
もちろん常敏はむしろ定助のパラワンは勝ち癖がついている、当然やるだろ?…と定助に呼びかけ、このまま終わる気はない更々無い様子。
定助
「(ああ…もちろんだとも……そのためにオレはここに来たんだよ)」
「(あんたの方に勝負を降りられたら困る)」
…引く姿勢は常敏をよりクワガタバトルに食いつかせる為の煽り。
定助の内心はやる気です。本当の『狙い』の為にここで動く!
次は何を賭けるのかと定敏に聞きます。また眉毛そりですかと。
左右が揃うだけかも…と更に煽りを入れるのも忘れない定助。
これに常敏は弟より面白い奴、お前のこと結構気に入ってると返し、オレの方は持ってるモノは何も無いという定助に…。
常敏
「オレは勝ちたいだけだよ」
「おまえを屈服させたいんだ…。支配してやる」
…相田みつをネタとかでオモシロキャラ的な感じで登場した常敏も、煽りを受けて怖い感じになってきましたぜ…。
欲しいものを言ってみろという常敏に定助が勝ったら貰えますかと挙げたのは…。
常敏の乗ってる車、『ランボルギー二』ガヤルド!
…そしてここで再び場面が康穂の所に。
定助の名前を出したので家には入れましたが、これまでの経緯でスタンド攻撃受けたりしてる為、つるぎに何の用?…と疑心気味な康穂。
しかしつるぎは遠慮なく定助が常敏のランボルギーニのキーを手に入れたら、その車内のドライブレコーダーを見て欲しいと頼みます。
現在協力関係の定助とつるぎの目的。
それは常敏が密かに関わりを持っていた思われる、八木山夜露に関する事。
夜露の持っていたフルーツの樹を見つける事です。
それはそのフルーツはこれからつるぎがかかるであろう奇病を治す効果を持ち、定助が記憶を取り戻す手がかりにもなると思われる為ですが…。
常敏が帰国してから行ったどこかの場所がそのフルーツの場所だと思われ、康穂のスタンド能力でドライブレコーダーを調べれば、常敏に狙いを気づかれて手がかりを隠される前に確実にその場所に辿りつける、そう考えたようです。
…しかしつるぎ。父さんは悪い人じゃないと言ったり常敏に対しての遠慮も見せたりしてましたが、やるとなったらガンガン行動するのね…。
この行動力があるから、定助もつるぎを協力者に選んだのね…。その行動力のせいでこの間、今頼んでる康穂に迷惑かけてるがな!
…でも康穂は説明があれば定助の為協力してくれるでしょうな。今回はまだ戸惑いシーンでクワガタバトルに場面が戻りますが。
…そんな感じで再びクワガタバトルの所に場面が。
折れた顎を接着剤でくっつけて直してる定助。その接着剤は常秀に渡して
「片付けてくれたまえ」。常秀歯軋り。しかし定助を応援しろといわれているので従わないわけにもいかない様子。
常敏は車、3000万したが勝ったらくれてやると告げます。定助は生まれて初めての運転がランボルギーニかぁ…ともう勝った気のような態度で、まだこの上に煽っていきます。
そこで常敏が出してきたのがローゼンベルグというクワガタ。定助のパラワンオオヒラタよりはかなり小さいですが…。このクワガタが第2局の相手の様です。
常秀がこのローゼンベルグの顎はなぁ~と解説しようとしますが、お前は定助の味方をしろと常敏が遮ります。
なんか言って定助を上げてみろと兄にいわれ、
「ガンバレェ~エイ」…と適当な応援したらダメ出しされる常秀。社会に出て人間性の薄さが問われると。
その後、もう一度定助の応援をやって、なかなかいいじゃないかとOKもらいました。
…常秀、したくない応援させられお疲れ様です。
そしてクワガタバトル第2局へ。2匹のクワガタを比較し、体格差を実感する常秀。
オレが負けた時の
「賭け」をまだ聞いてないという定助に…。
常敏
「お前の『目玉』をなめさせろ」
…これは予想の斜め上だよ。定助に気持ち悪い事をするのが勝利の実感らしいですが…。これには引いたぜ…。
…笹目の指食ったとか、ジョジョのこういう斜め上の行動を荒木先生はどこから思いついて書いてるのか…。
…とにかく賭けるものが決まり第2局開始。
定助のパラワンに勝ち癖ついてるのは本当らしく、ローゼンベルグを追い詰めるように向かっていきました。
そして2匹のクワガタが組む!
ここで常秀は兄が自分に定助の応援をしろといったのは余計なクワガタの情報を定助に与えない為であると気付きます。
ローゼンベルグの顎サイズが小さいのは弱点にならず、開くようにある形状はうまくはさみ込めば圧力でなくノコギリでの切断の動きになるため、接着剤でつけたような今の定助のパラワンの顎はすぐへし折ると。
そういう有利な点があるのを常秀が話してしまわないようにする意味があったと。
しかし…それは出来ればの話。体格で勝るパラワンはローゼンベルグの胸部をがっちりはさむ形で組んでおり、そのまま一気に出されると負けのクワガタバトル土俵の外に押し出そうとします。
しかし一気に勝負が決まると思われた矢先、急にパラワンがひっくり返ってしまいました。
そしてローゼンベルグはその隙にパラワン向かい馬乗り。パラワンの足をひとつ折り、飛ばしてしまいました。
それでようやくパラワンが動き出して態勢を立て直す…と思った矢先にそこからまたうずまってしまいました。
その隙に弾き飛ばされるパラワン。足の一本が引っ掛かって何とか土俵から落ちずには済みましたが…。ローゼンベルグが向かってきてピンチ!
このピンチに定助、常秀に行って昆虫図鑑を取らせます。
図鑑を見て、甲虫類は関節に強い衝撃を感じると本能的に仮死状態(死んだふり)の反応を取る事が判明。
パラワンの動きを止めたのはその習性を利用してのものだと定助は考えますが、それが昆虫の使う攻撃方法とは思えません。
…とすると、常敏がなんらかの方法でその動き止めを行っているという事ですが…。
パラワンは何とか足だけ引っ掛かってる状態からは持ち直していますが、そこにローゼンベルグが噛みついてきており、常敏がどうやって仕掛けてきているのか見やぶらねば再び勝つのは難しそう。
…おそらくつるぎも知らないという常敏のスタンド能力によるものでしょうが…。
…定助は常敏の策を破って勝てるのか?…という所で今回はここまでです。
クワガタバトル終わるまで出番無しかと思われた康穂が別行動で動きだし、盛り上がってきた感じが。
そしてクワガタバトルはガチです。ガチの攻防が描かれてます。
どうなるのか次回も楽しみに待ちます。
※今週の常秀
やはりリアクション&解説要員。
そして定助にパシられたり、兄につまらない弟扱いやしたくもないであろう定助の応援をさせられたりしてる様は安定な扱いな気が。
パラワンの足が飛んだときに前回に続いて
「グロ注意ッ!グロ注意だッ!」…と言っていましたぜ。
どうも頭に残ります。常秀のグロ注意。
・ジョジョリオン8巻発売ッ!
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